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シント=トロイデンに加入した鈴木は今季7ゴールを記録 「ハードワークも惜しまなかった」
FW鈴木優磨は昨夏に鹿島アントラーズからシント=トロイデンに移籍し、ベルギーでの1シーズン目を終えようとしているが、現地メディア「Voetbalkrant」は「鈴木はストライカーとして申し分なかった」と、高い評価を与えている。
2015年に鹿島でプロデビューした鈴木は、1年目でリーグ戦2ゴールを奪うなど結果を残すと、2年目から主力として活躍。チームの得点源となると、18年には日本代表にも初選出された(負傷により辞退)。さらなる飛躍を期して昨夏にシント=トロイデンに移籍すると、加入1年目でリーグ戦24試合7ゴールを記録した。中断となるまでの直近18試合連続で先発出場を果たしており、欧州初挑戦ながらチーム内で確固たる地位を確立しつつある。
そんななかベルギーメディア「Voetbalkrant」は、日本人ストライカーについて言及。「ユウマ・スズキはストライカーとして申し分なかった。小さい体格だが、24歳の日本人は重要な存在になった。そして、彼はハードワークも惜しまなかった」と称賛している。
身長182センチの鈴木は欧州のストライカーと比べた場合、決して恵まれたサイズではないものの、前線での献身的な働きに現地メディアも高い評価を与えていた。シント=トロイデンには近年、多くの日本人選手が在籍し主力として活躍。昨夏には日本代表DF冨安健洋がボローニャへステップアップ移籍を果たすと、期限付き移籍中だった同MF鎌田大地はベルギーでの活躍が評価される形で保有元のフランクフルトへ復帰した。さらに同MF遠藤航も今季シュツットガルトに期限付き移籍し、先月末には完全移籍が正式発表されている。ベルギー1年目で一定の成果を残した鈴木も、ステップアップのルートに乗ることができるだろうか。
◆「ストライカーとして申し分ない」 鈴木優磨、現地メディアが高評価「日本人は重要な存在に」(FOOTBALLZONE)