日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年5月9日月曜日

◆G大阪DF昌子源「嬉しかった」神戸FW大迫と初対決(スポニチ)






明治安田生命J1リーグ第12節   G大阪2-0神戸 ( 2022年5月8日    パナスタ )


 無失点に抑えたG大阪DF昌子源(29)は、神戸FW大迫勇也との公式戦初対決を「嬉しかった」と振り返った。前半から何度も空中戦や地上戦でやりあい、結果的にシュート1本に抑えたが「やっぱり強い。多少の当たりじゃビクともしない足腰の強さがある。胸でトラップすると見せかけてヘッドとか駆け引きしてくる」と3歳年上の先輩を称えた。

 昌子と大迫は11年から13年まで鹿島でチームメートだった。「当時は大迫&興梠の2トップ。紅白戦で僕はサブ組だったけど“Jリーグの試合に出なくても上手くなれるんじゃないか”と思わせてくれた。私生活でもお世話になったし、自然と気合は入りました」と当時を懐かしんだ。






◆G大阪DF昌子源「嬉しかった」神戸FW大迫と初対決(スポニチ)





◆J1鹿島の連勝止まった 2トップ抑え込まれ4戦ぶり黒星 FW上田「責任感じている」(デイリー)






 「明治安田生命J1、広島3-0鹿島」(7日、エディオンスタジアム広島)

 首位鹿島が広島に完敗し、1試合消化が少ない2位川崎に勝ち点2差と迫られた。広島は鹿島、横浜M、浦和、名古屋、G大阪、清水に続く史上7クラブ目のJ1通算400勝を達成した。

 鹿島の強力2トップは完全に抑え込まれた。攻撃は無得点で、前半に先制を許し、後半に2失点と計3失点。FW上田は「3失点はどうしようもない。僕は0(得点)に責任を感じている」。鈴木と2人でシュートは1本しか放てなかった。

 2トップに対する相手の5バックを最後まで攻略できなかった。鈴木は「崩しきるアイデアが出せていない」とシーズンが進むにつれて対策を施すチームが増えていることを痛感。「点を取るために工夫しないといけない」と課題を口にした。

 首位こそ維持しているが、連勝は止まり4試合ぶりの敗戦。「切り替えて次のホーム(7日の札幌戦)で勝てるようにしたい」と上田。6年ぶりの国内タイトル奪還のためにも打開策を見つけ出す。






◆J1鹿島の連勝止まった 2トップ抑え込まれ4戦ぶり黒星 FW上田「責任感じている」(デイリー)


◆【鹿島】クラブアドバイザーのジーコ氏、ブラジル戦は「非常にいいテスト」(ニッカン)






今季から鹿島アントラーズのクラブアドバイザーを務めるジーコ氏が8日、鹿嶋市内での全体練習後にオンライン取材に応じた。今季から1年に2度、来日し、マーケティングや下部組織、クラブの設備などピッチ外で意見を述べていく。

現在、首位のチーム状況も「優勝争いできる選手たちはそろっていると思う。いいスタートダッシュを切れたことはうれしい。あとは、これを全員が継続できるかが問われる。そこは、選手だけでなく、スタッフ、クラブ含めしっかり、1つずつの確実なことをやり続けることをしてもらえれば」と私見を述べた。

日本のサッカーについても話が及び、日本代表のW杯カタール大会出場祝福した。「プロ化してから日本代表が継続してW杯にいけているのは非常に喜ばしい」とプロ化の重要性をあらためて強調。

日本代表の森保一監督についても「選手の時から非常に、素晴らしい能力を持っていた。選手のチョイス、采配など、うまく経験から培った感性を生かしていると感じている」とたたえた。

現在の日本代表の多くは欧州でプレーしている。ジーコ氏は、ブラジル代表も大半の選手が欧州で活躍していることを挙げ、「日本代表もそうなっていったら強くなっていくのではないかと考えている」とさらなる日本の進化に期待を寄せた。

6月にはブラジル代表との強化試合が控える。

ジーコ氏は私用で、ブラジル戦の前に帰国するが「日本代表にとっては非常にいいテスト。強豪と試合をするのは、選手のメンタルを含めて姿勢や振る舞いを見ることが出来る。日本代表のグループにはドイツ、スペインがいる。そういう相手に対してもどういうプレーをするべきなのか、何らかの経験、経験値を上げる大事なチャンスではないかと思います」。

続けて「間違ってはいけないのは、今回ブラジルとの試合があるが、その結果が重要ではなく、W杯の出場にあたっての強化試合という位置づけは忘れてはいけない。その中で何をすべきか、評価もそのような見方をしないといけない」と述べた。






◆【鹿島】クラブアドバイザーのジーコ氏、ブラジル戦は「非常にいいテスト」(ニッカン)





◆来日中のジーコ氏、鹿島の方針転換に「一切関わっていない」、首位のチームには「やるべきことをやった順位」(超WORLDサッカー!)






8日、鹿島アントラーズのクラブアドバイザーであるジーコ氏がオンラインのメディア取材に応じた。

Jリーグの黎明期を鹿島の選手として支えたジーコ氏は、日本代表監督としても2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)に出場。2018年7月から就いていた鹿島のテクニカルディレクター(TD)を2021シーズン限りで勇退していた。

ブラジルへと帰国し、2月には右股関節の手術。そこからリハビリを行い歩けるまでに回復。そしてチームを見るため、5月6日にチームへと合流していた。

そのジーコ氏は5月末まで滞在する予定だが、8日にメディアのオンライン取材に応じ、現在の自身の状態や鹿島についてコメントした。

手術を受けたジーコ氏だが、現在のコンディションについては「自分にとって大事な手術を受けて、2カ月以上リハビリをしてきた中、移動もできたし、順調に来ている中で鹿島に来れて嬉しい。継続して、生活ができればと思う」とコメント。調子は良さそうだ。

7日のサンフレッチェ広島戦では3-0で完敗を喫した鹿島だが、暫定ながら首位をキープしている。

ここ数年は開幕からつまづいて苦しい戦いをしてきた中で、良いスタートを切っているチームについてもコメントした。

「選手は揃っているし、優勝争いできる選手が揃っていると思う。やるべきことをしっかりやった上での順位だと思う」

「ここ数年はスタートダッシュがうまくできず、最終的に影響していたわけで、良いスタートダッシュができたことは嬉しく思っている」

「常に優勝争いする選手のために投資してきて、選手を獲得してきた。ここ数年は1位と20ポイント差というのは、アントラーズというクラブとしてはあってはいけないことだ」

「今の状態をできるだけ継続できるかが問われるところで、選手たちだけでなく、周りのスタッフ、クラブを含めて1つずつ確実なことをやり続けることを意識してもらえればと思う」

ここ2シーズンはシーズン当初のつまづきから一気に盛り返すも、最初のビハインドが大きすぎて追いつけなかった中、良い位置につけている今季は続けてほしいと願うジーコ氏。その中で、実際に選手たちにも声をかけたという。

「今の順位、状況を称賛した。パンデミックの影響でACLが獲りやすい今年と去年に出場できていないことが残念。勝ち点がわずかのところで出られないことは残念だと言った」

先日までグループステージが行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)だが、鹿島はここ数年出場を逃しており、その点が残念であることを率直に伝えたようだ。

また、今シーズンはスイス人指揮官のレネ・ヴァイラー監督を招へい。鹿島として初めてブラジル人以外の外国籍監督を招へしたこととなった。

しかし、ジーコ氏はこの件には一切関与していないと否定。能力のある人物であれば、国籍などは関係ないと語った。

「私は一切決定権がなく、意見を求められてもいないので決定に関しては一切関わっていない」

「アントラーズはどういう人が来ようと、優秀で能力があれば仕事ができる環境がある。ヨーロッパ人であっても反対はなく、能力があれば仕事をすべきだと思うし、レネ監督は能力があって仕事をしている。全員がもっとやっていくべきということだけだ」

「クラブが決めたことで、決定権は私にはないことはハッキリさせておく。フットボールに関しては、一切関わっていない。契約や獲得についても知らないし、口も出していない。アドバイザーとして色々な方面で求められればアドバイスをしていく。フットボールディレクターと社長と何か関係があるという立場ではないことだけはハッキリしておく」

体制が変わった鹿島だが、ジーコ氏の範疇ではなかったとのこと。その中で、チームを支えるファン・サポーターへメッセージを残した。

「引き続き応援、声援をしてくれればと思う。チームをしっかりサポートしていくということは、創設の当時からサポーターとチームの関係を構築し、シーズン中に苦しい時、試合中のきつい時にサポーターの声援で選手たちがプラスアルファの力を発揮することを見てきた」

「ここ数年はパンデミックの影響で実際のサポートはできなかったが、それはサポーターの責任でもなく世の中の状況であり、1日でも早くアントラーズのサポーターとクラブの強い絆をもっと刻んでいければと思う」





◆来日中のジーコ氏、鹿島の方針転換に「一切関わっていない」、首位のチームには「やるべきことをやった順位」(超WORLDサッカー!)


◆【番記者の視点】3失点完敗の鹿島 大敗後に見えたチーム状況(報知)






◆明治安田生命J1リーグ ▽第12節 広島3―0鹿島(7日・エディオンスタジアム広島)

 鹿島の攻撃が封鎖された。5バックの広島の丁寧な守備に遭い、無得点。特にDFライン中央の3枚は持ち場を離れず、前線で勝負する上田綺世や、2列目から入ってくる選手を規制した。自由に動いて起点になる鈴木優磨も見逃されることはなかった。負傷者による交代もあり、反撃の糸口すらつかめず3失点大敗。レネ・バイラー監督は「システムうんぬんより、相手のほうがデュエルで競り勝っていた。相手の判断のスピード、動作のスピードも非常に速かった」と受け止めた。

 試合後、取材エリアに姿を見せた選手たちは、直面する課題から目をそむけなかった。まずは鈴木優磨。奪ってから素早く2トップを見る攻撃に対し、5バックで応戦してくるチームが増えた印象を持っていた。「こういうチームが増えている。(真ん中の)3バックが動かない。一番危険なエリアやらせない。自分たちが崩し切るアイデアが出し切れていない」。打開策として「自分が下りた時のスペースに誰が入っていくか」、「夏場を想定して、ボールを保持することをやるのか。これが今季一番の課題だと思っている」と一端を明かした。

 中3日。夏日を思わせる気温の中、バイラー監督は先発を据え置いた。悔しさを口にしたのは、ベンチの時間が増える広瀬陸斗だった。「今、こうして出る選手が決まってきている。脅かさないといけない。出ている選手に『このままじゃダメだ』と思ってもらわないと優勝できないと思う。(この状況に)悔しいと思わなかったら引退している」と強い言葉で心情を語った。サブ組の突き上げで先発組のパフォーマンスが向上する、または監督のメンバー入れ替えの決断を促す。2つの可能性を高めることができる。

 鹿島は首位にいる。他クラブからマークされる存在で、データがそろってきた今後はさらに対策されるだろう。日本の夏をやり過ごす策も必要だ。チームのベースを築くために、これまでは新監督の言葉に耳を傾け、合わせてプレーする比重が大きかった。方向性が定まった今、それぞれの立場で考え、沿った行動を取り始めている。敗戦はいつでも痛恨だが、敗戦後に見た姿勢は決して悪いものではなかった。(鹿島担当・内田知宏)






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