日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年11月11日金曜日
◆NIKE MOST WANTED“日本代表”が鹿島の練習に特別参加…プロの厳しさを体感(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20161110/513218.html?cx_cat=page1
世界で勝つために、特別強化トレーニングを続ける「NIKE MOST WANTED」の“日本代表”であるMF白川恵士朗(無所属)とMF西尾翼(東海大学)が8日、鹿島アントラーズのトレーニングに参加。本物のプロフットボーラーたちと汗を流し、プロの厳しさを体感した。
「NIKE MOST WANTED」とは、若き才能を発掘することを目的とした世界規模のスカウトプロジェクト。「ジャパンファイナル」を勝ち抜いた両選手は、11月25日からイングランドのセント・ジョージズ・パークで行われる「グローバルファイナル」に日本代表として参加する。
茨城県出身で、幼い頃から鹿島の試合を家族で観戦していた西尾は、「めっちゃ緊張していますけど、楽しみです」とソワソワした様子でピッチに姿を現した。一方の白川は「自分の長所は左足。それがプロの選手に通用すれば、自信にもつながると思うので、思い切ってやりたい」と気合十分。そんな2人を待ち受けていたのは、これまでに体験したことのないハードなトレーニングだった。
ランニングやボール回し、スプリントなど1時間程度のアップメニューが終わると、メインのトレーニングに移る。始まったのは5対5のミニゲームだ。ハーフコートよりやや小さいエリアで、攻撃側と守備側が目まぐるしく入れ替わる。練習の目的は、ゴール前の連係を強化し、フィニッシュを狙うこと。攻撃側は素早くボールを動かしながらゴールに迫り、守備側はそれを防ぐために前からプレスを掛け続ける。石井正忠監督からは「FWの動きを意識して、ボールを持ったらまず前を見ること。サイドからの攻撃も意識しよう」との指示が出る中、5対5のミニゲームは1時間にわたって延々と繰り返された。
フィジカルの強さ、スピード、寄せの速さ……2人にとって、ハイレベルなプレーを「グローバルファイナル」前に経験できたのは非常に大きい。例えば、ブラジル人DFブエノとの対峙は、本番でライバルとなる外国人選手のパワーとスピードをシミュレーションするいい機会になったはずだ。「あのタックルはヤバいです。最初に当たった時、交通事故かと思いました(笑)。でも、これを経験して(グローバルファイナルに)行くのと、行かないとでは全然違うと思います」(西尾)。質の高いトレーニングが2人の成長を加速させていく。
「得点につながるパスを出せました。同じチームだった赤崎(秀平)選手や杉本(太郎)選手のプレーを近くで見れたので、参考にしたいです。杉本選手をはじめ、身長が高くない選手が『小さくてもやれる』と言ってくれて、大きな自信になりました」(西尾)
「自分が出したかったプレーを半分は出せました。見つかった課題がたくさんあるので、そこを修正して、本番はいい状態でできるように頑張りたい」(白川)
彼らのプレーを目にしたDF昌子源は、「2人に共通しているのは、1人で局面を打開することもできれば、ゲームを作ることもできる点。本当にレベルが高い」と絶賛。西尾に対しては、「太郎みたいに一瞬で懐に入ってくるような、どちらかと言うと僕が苦手なタイプかも(苦笑)。サッカーは一瞬で決まることが多い。特にゴール前はそう。だから、一瞬のスピード、動きを磨くといい」と、小柄な体格を生かした俊敏さを鍛えるようアドバイスを送った。白川については、「ファンタジスタ」と表現する。冷静沈着な19歳のレフティに、「試合中は無口で黙々とプレーしていて、(いい意味で)“見下す感”がある。そこが、僕の勝手なファンタジスタ像に当てはまっているんですけど(笑)。相手を誘って、誘って、ターンしたり、鋭いパスを入れている場面が何度かあった。格下に合わせるのではなく、自分のパスに(受け手を)ついてこさせるような、常に上のレベルを意識したプレーをしたらいい」と指南した。
25日から行われる「グローバルファイナル」を勝ち抜くと「NIKE ACADEMY」に入る資格が与えられ、世界最高峰のトレーニング環境で指導を受けるチャンスを得られる。2人の若き“日本代表”は、今日の貴重な経験を世界での戦いにつなげるつもりだ。
◆内田、3月最終予選「やれます」(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20161111-OHT1T50037.html
オフを利用して一時帰国中のDF内田篤人(28)=シャルケ04=が10日、茨城県内で合宿を行う日本代表の宿舎を訪れた。現在は昨夏に手術を受けた右ひざのリハビリ中。実戦は昨年3月から遠ざかっているが、最近はクラブの実戦練習に参加するなど復帰も近い。日本サッカー協会関係者によると、面会したバヒド・ハリルホジッチ監督(64)に「やれます(復帰できる)」と伝え、来年3月の最終予選、UAE戦での代表復帰へ向け、意欲を伝えたという。その後、古巣の鹿島クラブハウスにもあいさつに訪れた。
◆内田、私的理由で一時帰国 順調なら12・8プレーの可能性も(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/11/kiji/K20161111013699740.html
右膝負傷からの復帰を目指すシャルケのDF内田が私的な理由で一時帰国した。地元誌キッカーなどが報じた。
先月のMRI(磁気共鳴画像装置)検査結果は良好で、当初は9日にもチーム練習に合流する予定だったが、先送り。もっとも代表期間中の帰国はヴァインツィール監督と合意の上でケガの心配はない。ビルト紙によればシュースターSDが既に内田を欧州リーグのメンバーに登録、順調なら12月8日のザルツブルク戦でプレーする可能性も示唆している。
◆内田「いける」 J1鹿島訪問(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14787875216758
右膝のけがで長期離脱しているドイツ1部リーグ、シャルケの内田が10日、J1鹿島クラブハウスを訪れた。6月に約1カ月、リハビリに協力してもらった古巣に膝の回復具合などを報告したといい、内田は「全体練習もしているし、あとは監督次第。90分は無理だけど、もういける」と実戦復帰に意欲を見せた。
今回は私的な帰国で、同日は県内で合宿中の日本代表の宿舎も訪れ、ワールドカップ最終予選に臨む選手らを激励。代表のチームドクターにも膝を見せ、復帰への最終確認も済ませたという。
◆岡崎、代表50発へ!後輩・金崎がエール「オカちゃんならやれる」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161111/jpn16111105010003-n1.html
サッカー・日本代表合宿(10日、カシマスタジアム)FW岡崎が節目のゴールを狙う。現在、日本代表通算49得点。大台を前に6月3日のブルガリア戦から足踏み状態が続いている。そんな中で10日、滝川二高の後輩・FW金崎(鹿島)が「オカちゃんならやれる。頑張って」と先輩にエール。それを伝え聞くと「どの目線から言っているんですか」と笑いながらも「いまはプレーに迷いはない。必ず決められる」と自信を見せた。
◆ハリル監督大胆テスト 大迫、斎藤、永木、丸山の4人が初先発へ(デイリー)
http://www.daily.co.jp/soccer/2016/11/11/0009655658.shtml
「サッカー・国際親善試合、日本-オマーン」(11日、カシマサッカースタジアム)
国際親善試合・オマーン戦に臨むサッカー日本代表は10日、試合会場で冒頭15分間を除いた非公開練習で調整した。公式会見でバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は、新戦力を積極的に起用すると明言。W杯アジア最終予選・サウジアラビア戦へ「誰が使えるのか」を見極める意向を示した。FW大迫勇也(26)=ケルン、斎藤学(26)=横浜M、MF永木亮太(28)=鹿島、DF丸山祐市(27)=FC東京=の4人が、現体制では初めて先発に起用される見込みだ。
負けられないサウジアラビア戦を前に、ハリルホジッチ監督が大胆テストに出る。会見で、オマーン戦の位置づけについて「もちろん、明日も勝つための準備をするが、目的は次の火曜日。私の頭の中で考えているのは、サウジアラビア戦で誰が使えるかということ」と断言した。
狙いは2つ。仮想サウジと見立てる相手に対し、新戦力の力量の把握と、欧州で出場機会の少ない主力のコンディションを整えることだ。代表関係者によれば、非公開の最終調整で、ハリル体制で先発がない大迫、斎藤、丸山に加え、出場すればA代表デビューの永木が主力組でプレー。所属クラブでの出場時間が少ないFW本田とMF清武も主力組に入ったという。
「全員が、サウジアラビア戦にいい状態で臨んでほしい。その目的は間違えてはいけない」と語るように、ドラスチックなまでにオマーン戦は割り切る。欧州でコンスタントに出場しているMF長谷部や、最終予選で得点源となっているFW原口、右足首に不安を抱えるMF香川はベンチスタートが決定的。すべてはサウジアラビア戦の勝利のために、オマーン戦はハリルホジッチ監督にとっての“実験場”となる。
「優先順位はサウジアラビア戦で、より良いパフォーマンスを出すこと。まず1試合目の準備をし、(オマーン戦後に)最も大事な試合の話をしたい」。収穫と手応えをつかめるか。
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