日刊鹿島アントラーズニュース
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2013年7月31日水曜日
◆【鹿島】大迫、課題の決定力向上へ「最低1戦1発」(報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130731-OHT1T00002.htm
鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)が30日、ザック・ジャパン生き残りへ「ゴール前でのトラップやシュートの質を良くする。落ち着いてやれれば」と決定力向上を課題に挙げた。
代表サバイバルのライバルとなるC大阪・FW柿谷は東アジア杯で、合計シュート3本で3点を決めたが、大迫は3本で2点。リーグ戦でも43本中10点の柿谷に対し、大迫は46本中7点。単純比較はできないが、決定率はわずかに劣る。
この日は名古屋戦を翌日に控え、茨城・鹿嶋市内で紅白戦などで調整。「(後半戦は)最低1試合1点」と気合を入れた。得点量産でアピールし続ける。
◆シャルケ内田、先制点演出 公式戦初戦へ「普通にね」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/07/31/kiji/K20130731006324520.html
プレシーズンマッチ シャルケ2―1ライプチヒ (7月29日)
シャルケの日本代表DF内田が29日、ドイツ4部ライプチヒとの練習試合に前半のみ出場した。
右サイドバックで先発し、前半4分に先制につながるカウンターの起点になるなど2―1の勝利に貢献。プレシーズンマッチ最終戦で順調な仕上がりを見せた。8月5日のドイツ杯が公式戦初戦となり、同11日のリーグ開幕戦でハンブルガーSVと激突。ドイツ4年目を迎える25歳は準備OKかと問われ「普通にね。普通が一番」と落ち着いた口ぶりで話した。
◆成長見せる!清水復帰の本田、ボランチで先発濃厚(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/07/31/kiji/K20130731006326150.html
J1第18節 清水―FC東京 (7月31日 アイスタ)
清水は31日、ホームでFC東京と対戦する。鹿島から2年半ぶりに清水へ復帰したMF本田拓也(28)は、ボランチでの先発出場が濃厚。10年12月4日のG大阪戦以来、970日ぶりの日本平のピッチでサポーターに成長した姿を見せつける。
後半戦初戦はDF吉田豊(23)、MF杉山浩太(28)が累積警告で欠場。守備の要・杉山の代役に指名されたのは、古巣に復帰したばかりの本田だった。非公開練習を終えた本田は「(久々に)オレンジのユニホームを着て日本平でできる。楽しみです」と意欲を口にした。
25日にチームに合流し、その日行われたマレーシア代表との練習試合に後半から出場。ボランチとして精度の高いパスを供給し、いきなり存在感を見せつけた。アフシン・ゴトビ監督(49)からは「(チームの)サッカーにうまく入り込んでいる。賢い選手」と早くも高評価を得ている。
復帰戦では、スタメン中最年長となる可能性が高い。サポーターからの注目はさらに高まるが「下手になったと思われたくない」とキッパリ。「いい守備をすれば、いい攻撃ができる。ゼロで抑えることが大事」と気を引き締めた。
◆大迫「ニキビできたしストレスあった」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20130730-1165142.html
東アジア杯で初優勝した日本代表は韓国戦から一夜明けた29日、帰国した。
日本代表FW大迫勇也(23=鹿島)が午後から鹿島の練習に参加した。紅白戦など約2時間動き回り、「体調は全然(問題ない)」と明日31日の名古屋戦(豊田ス)へ気を引き締めた。東アジア杯ではオーストラリア戦で決勝点を含む2得点を挙げた。だが本職のFWではなかったことから「前で出たかった。自分は(大会で)何もしていない」と納得はしていない。3試合中1試合の出場にとどまり、「ニキビもできたしストレスもあった。また選ばれるようにリーグでしっかり戦うだけ」と、FWでの代表定着を目指す。
◆J1第18節(7月31日)名古屋vs鹿島プレビュー&予想先発(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/399812_122679_fl
名古屋 19:30 鹿島 [豊田ス]
5月は悪夢の5連敗を喫した名古屋だが、コンフェデレーションズ杯による長期中断を挟み、7月に入ってからの4連戦は3勝1敗。対戦相手に恵まれた感もあったが、勝ち点9を積み上げた。再び中断を挟み、今度は内容面でも上積みを図れるか。
鹿島は中断前の4連戦で1勝1分2敗と完全に失速し、6位に順位を落として前半戦を終えた。東アジア杯で代表デビューを果たし、2ゴールを挙げたFW大迫勇也、体調不良により参加を辞退したMF柴崎岳。日本の将来を担う2人の若手がチームの苦境を救いたい。
▼過去の対戦成績:18勝2分27敗(ホームから見て)
▼名古屋グランパス
12位/勝ち点21
6勝3分8敗 23-26 -3
[最近の成績]全日程&結果
7.17 J1○2-1大分
7.13 J1○3-2鳥栖
7.10 J1●1-2大宮
7.6 J1○2-1清水
5.25 J1●1-2C大阪
[出場停止]
なし
[累積警告]
矢野、ダニエル、中村
ヤキモフスキー、本多、田中隼、小川、ケネディ、藤本、闘莉王
阿部、玉田、田口
ダニルソン、増川
[主な負傷者]
特になし
[予想先発]
玉田 ケネディ
小川 藤本
ダニルソン 中村
阿部 田中隼
増川 闘莉王
楢崎
▼鹿島アントラーズ
6位/勝ち点29
8勝5分4敗 28-25 +3
[最近の成績]全日程&結果
7.17 J1△1-1磐田
7.13 J1●1-2柏
7.10 J1○3-1清水
7.6 J1●2-4川崎F
6.30ナビ●1-3横浜FM
[出場停止]
なし
[累積警告]
岩政、小笠原
柴崎、前野、山村、ジュニーニョ、遠藤、本山、中田、大迫、本多
ダヴィ、西
[主な負傷者]
FW中川義貴(右第5中足骨骨折)
MF川島大地(右膝前十字靭帯損傷)
DF昌子源(右膝外側半月板損傷)
GK八木直生(心疾患)
[予想先発]
ダヴィ 大迫
ジュニーニョ 野沢
柴崎 小笠原
中田 西
山村 青木
曽ヶ端
J1日程&結果
J1順位表
J1得点ランキング
◆【J1:第18節 名古屋 vs 鹿島】プレビュー:浮上の兆しを見せる名古屋が鹿島へのリベンジを狙う。鍵は攻守が切り替わる瞬間。鹿島のカウンターの成否が、勝敗を左右する。(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00159128.html
7月31日(水)J1 第18節 名古屋 vs 鹿島(19:30KICK OFF/豊田ス)
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7月の4試合では3勝1敗。5月の5試合を全敗した名古屋は浮上の兆しを見せてきたように思える。しかし、まだ“完全復活”とは言い切れないのが現状だ。7月の3勝はいずれも自分たちと同じく下位に低迷するチームから挙げたものであり、対戦当時は首位だった大宮には先制しての逆転負けという今季の悪癖を露呈し敗れている。名古屋が真の強さを誇示するためには、上位陣からの勝利がまずは必要であり、その意味で今節迎える鹿島との一戦は、今後の方向性を決める重要な90分間となる。6月のミニキャンプで取り組んできたことは、下位にしか通用しないものなのか。それでも名古屋の選手たちは悪くない手応えをつかんでいるようではある。
現在の名古屋のキーワードは「攻撃をやり切ること」だ。攻撃時に前線に人数を割く今の戦い方は、攻撃の厚み自体は増すものの、カウンターを受けるリスクとその危険度も同時に増す。2枚のボランチにその見張り役を任じてはいるが、十分かといえばそうでもないのが実際のところだ。そこで考えられる対応策はふたつで、一つはボールを失った直後のボールへのプレッシングの徹底。少なくともそこで相手の攻撃を遅らせられれば、守備ブロックを形成し直せる。そしてもうひとつが、前述した攻撃をやり切ること、端的に言えばシュートで攻撃を終わらせることだ。「今季はそれなりに得点はできているので、攻撃をやり切って、無失点に抑えることが大事」とは現在チームトップの6得点を挙げる小川佳純。サイドバックの阿部翔平もまた「やり切ること、それが全て」と同意する。今節の相手はショートカウンターを最も得意とする鹿島であることも、その思いをさらに強くさせる要因だ。
その鹿島はといえば、7月は4戦1勝2敗1分と成績は芳しくないが、状態としてはそれほど悪くないように見える。ダヴィと大迫勇也の2トップはショートカウンターの担い手として非常に完成度が高く、それぞれ7得点ずつと結果もまずまず。加えて前節の磐田戦ではジュニーニョが躍動感あふれるプレーで攻守に貢献、コンディションの良さを見せつけた。小笠原満男、柴崎岳による老練なゲームメイクも巧みで、こと攻撃に関してはさしたる問題は見当たらない。気がかりなのは守備陣で、ここ4戦で8失点、シーズンを通しても無失点試合が4試合と鹿島にしては安定感を欠いている。最終ラインの顔である岩政大樹をベンチに置いて3試合を経過したが、失点は止まらない。そこから少しのブレイクを挟んだ今節、トニーニョ・セレーゾ監督がどのような判断を下すかは注目点のひとつだろう。名古屋のケネディが調子を上げてきていることを考えれば、なおさらに岩政の力は必要になってくるからだ。
名古屋は前節の大分戦、そして親善試合のアーセナル戦でケネディが上々のプレーを見せたことが追い風となっている。今の戦術が「前線でキープできることを前提にしている部分もある」(阿部)こともあり、ケネディが本来の動きを見せることで名古屋の攻撃および守備が好転する目算が立つ。大分戦では2得点の起点となる巧みなポストプレーも披露。「ジョシュア(ケネディ)の調子が上がってきたのは大きい」と、名古屋の攻撃的ポジションの選手たちは口を揃える。そのケネディに対して鹿島は誰にマークを担当させるのかは、ともすれば試合の情勢を決める一因にもなってくる。山村和也なのか、青木剛なのか、それとも岩政なのか。これまでの対戦を見る限り、岩政はケネディへの対応を苦にしていないどころか得意としている節すらある。いずれにしても、名古屋の背番号16の周辺が、この一戦のホットゾーンになりそうだ。
一方で田中マルクス闘莉王は「カウンターの上手いチームで、今のウチにとってはやりにくい相手だよ」と警戒心を緩めない。アウェイでの逆転負けに関しても「鹿島には変なやられ方をしたからね。アーセナル戦を経験したことでも、みんなの意識が変わってくれればいいんだけど」とピッチ内での高い集中力をチームメイトに求めた。攻撃がうまく回れば守備にも良い影響を及ぼすが、シンプルに守る意識を高めることもまた重要ということ。それに関しては「アーセナルは基本をシンプルに徹底していた。ウチは守備の声は後ろからしか出ないけど、前からもそういう声が出ていたし、守備の意識は高かった。攻撃も同じで、シンプルなことを徹底して、そこに個人でプラスアルファを乗っける。僕らもそれができれば」という阿部の言葉が力強い。そこにアウェイでの敗戦のリベンジと、喉から手が出るほど欲しい上位陣からの勝利というモチベーションが加わった名古屋のプレーぶりには期待感が膨らむ。鹿島もまたすっきりとした勝利が欲しいのは明らかで、相性的に良い名古屋との戦いを現状打破のきっかけにしたいことは間違いない。悩める現状を抱える両チームの激突の行方は、机上では魅力たっぷりに映るが、さて本番やいかに。
以上
2013.07.30 Reported by 今井雄一朗
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