日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月10日土曜日

◆岡崎同僚のパク・チュホが韓国代表落選…けが再発の恐れと監督明言(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140509/188506.html


負傷でW杯も韓国代表から落選したマインツのパク・チュホ [写真]=Bongarts/Getty Images


 8日に、ブラジル・ワールドカップに臨む韓国代表メンバー23名が発表されたが、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツのDFパク・チュホは、選出されなかった。韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督は、同選手の落選理由を語っている。韓国紙『東亜日報』が伝えている。

 ホン・ミョンボ監督は、「まだ負傷した箇所が癒えていないし、抜糸もしていない。医療スタッフとコーチングスタッフは、彼の炎症が再発する恐れがあると判断し選出を見送った」と語っている。

 パク・チュホは、4月に右足小指に炎症を起こし、細菌性皮膚感染症の蜂窩織炎(ほうかしきえん)と診断されていた。

 韓国代表は12日に招集され、ワールドカップに向けた練習を開始。28日にソウルで国際親善試合のチュニジア戦行う。そして30日に練習地のあるアメリカへ発つ予定となっている。本大会ではグループHに属しており、ロシア代表、アルジェリア代表、ベルギー代表と対戦する。

◆前代未聞!?1860ミュンヘンのW杯日本メンバー流出騒動(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140510/jpn14051005040002-n1.html



 前代未聞のハプニング? FW大迫勇也(23)が所属するドイツ2部リーグの1860ミュンヘンは8日、公式サイトで、ブラジルW杯に臨む日本代表の予備登録メンバー30人の一部を“発表”した。日本協会は12日にW杯メンバー23人、13日に同予備登録30人を発表予定。同クラブは記事を削除したが、メンバー名簿が流出したとも受け取られかねない“フライング”。9日、日本協会は流出を完全否定、1860ミュンヘンも釈明を行うなどの騒動になった。



 12日に予定されている運命のW杯メンバー発表を前に、まさかの事態が起きた。FW大迫の所属する1860ミュンヘンが、大迫を含むドイツ組8人がW杯の日本代表予備登録メンバーに入ったとする記事を公式サイトに掲載したのだ。

 記事が掲載されたのは、日本時間8日午後11時30分ごろ。大迫のほか、MF長谷部誠、MF清武弘嗣(ともにニュルンベルク)、FW岡崎慎司(マインツ)、MF細貝萌(ヘルタ)、DF酒井高徳(シュツットガルト)、DF酒井宏樹(ハノーバー)、DF内田篤人(シャルケ)の名前が挙げられた。MF乾貴士(フランクフルト)の名前はなかった。掲載から約2時間後、記事は突然、削除された。

 2部とはいえ、れっきとしたブンデスリーガのクラブの、公式サイトでの“発表”だけに、コトは重大だ。メンバー名簿が事前に流出したとも受け取られる。たちまち騒動に発展した。

 まず、8日付ドイツ紙アーベントツァイトゥング(電子版)など日独の複数メディアが8人の予備登録メンバー入りを次々に報道。日本でもネットで情報が駆け巡った。

 一夜明けた9日、日本協会の原博実専務理事(55)は「メンバーは発表日の朝に決める。所属クラブにも本人にも伝えていない」と事前通達を否定。「スケジュールの確認で各クラブと連絡は取っているが、それは(名前がなかった)乾もやっている」と話した。

 前回の南アフリカW杯でGK川口能活(現J2岐阜)がサプライズ選出されたが、技術委員長を務める原氏も発表の数時間前まで知らなかったという。

 あるJリーグ関係者も「(W杯のメンバーは)協会からの事前通達はなく、われわれも公式発表を待つしかない。ドイツのクラブが知っているとは思えない」と首をひねる。真相は藪の中だが、ウソかマコトか-。すべては、後日明らかになる。

★代表選考に関する最近のザック発言

 日本代表のザッケローニ監督は4月10日に欧州視察へ出発する前にW杯メンバーの選考について、「発表の1、2日前まで悩みたい」と話している。候補を55人に絞ったといい、「半分まではいかないが、そのほとんどがFW」とも。同29日に帰国すると日本協会を通じ、「今日からはJリーグに目を移し、W杯に臨むメンバーを決める作業をしていきたい」とコメントを発表した。

代表招集の流れ

 各国のサッカー協会は国際Aマッチデーに行われる代表戦の2週間前までに、招集の可能性がある選手の所属クラブに協力を求める文書を送らなければならない。代表戦が公式戦の場合は4-5日前、親善試合の場合は48時間前までにクラブは選手を代表に派遣する義務がある。W杯本大会の場合は協会がクラブに文書を送る義務はない。日本協会は、通常の代表戦ではメンバー発表の数時間前に各クラブに招集選手を通知する。しかし、12日のW杯メンバー発表ではクラブ側や選手に事前に通知しない方針を固めている。

◆柴崎 ライバルを蹴散らす!居残りFKで代表入りへ静かな闘志(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/05/10/kiji/K20140510008128030.html

J1第13節 鹿島―川崎F (5月10日 等々力)


 鹿島の日本代表候補MF柴崎は静かなる闘志でラストアピールをする。敵地での川崎F戦を控え、約1時間の最終調整。報道陣の取材には無言を貫いたが、練習では居残りFKで汗を流すなど余念がなかった。

 川崎Fには同じく当落線上であるFW大久保やMF中村が所属。「(W杯メンバー選出は)10%の可能性」と話しているが、当面のライバルを蹴散らして運命の12日を待つ。

◆鹿島・柴崎、川崎戦に向け入念にケア!W杯へ最後のアピール(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140510/jle14051005010001-n1.html

 鹿島は9日、川崎戦(アウェー)に向け、約1時間の調整。W杯メンバー選出へ最後のアピールを狙うMF柴崎は取材に応じなかったが、入念に体のケアを行うなど準備を怠らなかった。チームは3位と上位につけるが、現在2連敗中で次戦は絶対に落とせない試合。ザッケローニ監督を「いい意味で悩ませたい」と話していた21歳の司令塔がチームを引っ張る。 (鹿嶋市)

◆鹿島昌子、やられた大久保にリベンジだ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20140509-1297964.html

 日本代表候補の鹿島DF昌子源(21)が成長を示す。10日に対戦する川崎FのFW大久保と高校時代にマッチアップした経験がある。U-19日本代表の一員として、当時の大久保が所属していた神戸と練習試合を行い「めっちゃうまくて、めっちゃ体が強かった。4人でボールを取りにいって全員抜かれた」と振り返る。あれから4年。「ゼロに抑えられたら自信になる」と力を試す。W杯メンバー発表前最後の試合だが「そっちは全く考えてない」と笑った。

◆大久保、憲剛、柴崎に期待/川-鹿13節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140510-1298484.html

<J1:川崎F-鹿島>◇第13節◇10日◇等々力

 15時キックオフ。

【川崎F】FW大久保嘉人(31)の3試合ぶりのゴールに期待がかかる。昨年7月の鹿島戦では2ゴール1アシストと大活躍。DF昌子、DF伊東と若手が守る鹿島の最終ラインに、大久保は「駆け引きしながら楽しみたいね」と不気味な笑みを浮かべている。

【鹿島】2連敗で首位から3位に転落した鹿島が、敵地の川崎F戦に再起をかける。昨年はアウェー戦が2-4で川崎F、ホーム戦が4-1で鹿島と荒れており、今回も激しい打ち合いとなる可能性がある。注目は日本代表候補のボランチ柴崎岳(21)。W杯メンバー入りを狙うFW大久保嘉人(31)中村憲剛(33)ら強力攻撃陣を抑え、持ち味の「3列目からの飛び出し」を見せられるか。柴崎の切り替えが勝敗の鍵を握る。

◆【J1第13節予想スタメン 川崎vs鹿島】鹿島の主軸を担う柴崎や昌子、代表入りに向けアピールなるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140509/188421.html


柴崎は4月の代表候補合宿に招集されるなど、W杯メンバー入りが注目される選手の一人 [写真]=Getty Images


■川崎フロンターレ メンバー構成に注目、フレッシュな金久保や山本らの活躍に期待

 7日に行われたACLのFCソウル戦は痛恨の逆転負けを喫した。相手が昨年のACL準優勝チームだったとはいえ、絶対の自信を誇るホーム等々力で終盤に競り負けたショックは小さくない。それでも試合はやってくる。それもすぐに。中二日で迎える強豪鹿島戦。やれることは多くないが、ポイントとなるのは守備面だ。

 FCソウル戦で3失点したが、これらはいずれも守備陣のミスによるもの。選手たちも「修正できる」と口々に述べた。実はリーグ戦では2試合連続無失点中。現在リーグ戦11試合(※ACLの関係で第12節は未消化)を終えて失点は11。つまり、1試合の平均失点数は1.0という計算になる。この数字は、柏、広島と並んでリーグ5番目に少ない失点数でもある。「これを0点台にしたい」と意気込んでいるのが、GK西部洋平だ。この鹿島戦で完封すれば、1試合平均の失点数は必然的に0点台となる。第一次セレーゾ体制時代の鹿島に在籍経験がある西部は、「鹿島は勝負強い」と十分な敬意を払った上で、この試合の無失点勝利に並々ならぬ気合いを入れている。

 他の注目点は選手の入れ替えがあるかどうかだろう。8日の時点では不透明だが、さすがに疲労の色が隠しきれなくなってきている主力組の何人かを入れ替える可能性はある。金久保順、山本真希、登里享平などの顔ぶれにはチャンスが巡ってくるかもしれない。フレッシュな彼らの活躍に期待したい。(いしかわごう)

■川崎予想スタメン

4-4-2

GK
21 西部洋平

DF
3 田中裕介
5 ジェシ
7 中澤聡太
15 谷口彰悟

MF
18 金久保順
16 大島僚太
14 中村憲剛
10 レナト

FW
11 小林悠
13 大久保嘉人


■鹿島アントラーズ 若手勢の活躍が連敗ストップのカギを握る

 柏、名古屋に連敗を喫し、勝ち点を伸ばすことができなかった鹿島は、ACLを戦った川崎とのアウェー戦に臨む。前節の名古屋戦は、先発3人を入れ替えて戦った。控えにまわった3人のうち、遠藤康は無理をするとハムストリングの肉離れになる恐れがあったため出場を回避。土居聖真は前半途中で緊急出場することになった。休みを与えた影響がどこまであるか分からないが、若い選手が再びチームに躍動感をもたらしてくれることに期待したい。

 その意味では、前節で途中出場した豊川雄太が攻守で持ち味の運動量を発揮し、チームに良いアクセントを与えていた。カイオのパフォーマンスが少し落ちてきている印象もあるだけに、豊川が先発復帰する可能性もあるだろう。

 ただ、連戦をこなす選手たちの疲労の色は濃い。若いCBコンビである昌子源と植田直通はラインの維持に務めているが、試合時間が進むにつれてコンパクトさを保てずにいる。中盤の選手たちの運動量を抑えるためにも、2人が連携を取りながらラインを高く保つことが重要だろう。

 ゴールデンウィークを挟んだ連戦もこれで終わる。チームの狙いを完璧に遂行できないコンディションの中で、どのように勝ち点を拾っていけばいいのか。先の2連敗は、痛みを伴う教訓として様々なことを与えてくれた。5連戦の最後に、その成果を見せたいところである。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
21 曽ヶ端準

DF
24 伊東幸敏
23 植田直通
15 昌子源
16 山本脩斗
MF
20 柴崎岳
40 小笠原満男
25 遠藤康
28 土居聖真
33 カイオ

FW
11 ダヴィ

◆【J1:第13節 川崎F vs 鹿島】プレビュー:ミスで負けても壊れない結束が武器の川崎F。若い鹿島をホームで攻略したい(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00172398.html

5月10日(土)J1 第13節 川崎F vs 鹿島(15:00KICK OFF/等々力)
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負けはしたが、ACLのFCソウル戦は内容のある試合を見せてくれた。川崎Fのパスワークに対抗すべく5バックで試合を進めたFCソウルに対しても、川崎Fは決定機を作り続け、小林悠の先制点を皮切りに2度のリードを奪う。しかし3つのミスを突かれて3失点。非常に惜しい敗戦となった。

負けはしたが、風間八宏監督は「結局あれで(攻撃して)防御してるわけだよ。しかもチャンス作れている。崩しているからね」と敗戦を気に病む様子もない。もちろん現実問題として、ホームで敗れているのだが「次(アウェイで)点を取ればいい」のだと話し、選手たちへの信頼感を示す。「あと3試合、全力でやるしかない。何点取られても、1点多く取ればいいんだから」と話している。

内容では上回れたという風間監督の評価もあり、負けはしたが、選手たちも気持ちを切り替えて練習に臨んでいる。チームの雰囲気を聞かれた大久保嘉人は「いや、もうかなりいいよ(笑)。かなり切り替わっている」と笑顔で話しつつ「ああいう負け方しても、雰囲気は悪くならない。普通だったらあまり良くないけど、すごくいいから」と述べている。

中2日という試合間隔で行われることもあり、選手たちはごく軽めの練習メニューをこなすのが精一杯。ただ、対戦相手の戦いを研究し、相手の良さを殺すような戦いを行っていない川崎Fにとってコンディション調整のみの練習で準備は十分だとも言える。

いずれにしてもワールドカップの中断期となる横浜FM戦まであと3試合。長かった戦いの日々もようやく一つの区切りを迎えようとしている。そんな川崎Fと対戦するのが鹿島である。今季の鹿島は大胆な若返りを実行し、序盤から快調に勝点を積み上げてきていた。しかし、ここにきて失速が目立つようになった。直近の柏、名古屋の2試合で2連敗を喫した鹿島にとってこれは第7節の新潟戦、第8節の神戸戦に続く連敗であり、これ以上負けられないという相当な意気込みで試合に臨むはず。

その鹿島の強みといえば、前線に位置する攻撃的な選手たちがコンスタントに得点を積み上げているという点。1トップのダヴィと並び、2列目の遠藤康が5得点。トップ下の土居聖真が4得点とゴールを積み重ねている。得点力のある選手を前線に並べたことにより、どこからでも点が取れる強みを見せており、リーグ2位の23得点という数字を残している。また、守備面では、ここまでのリーグ戦12試合すべてに先発フル出場している昌子源に植田直通を加えた若きCBコンビに率いられた最終ラインは、その12試合で12失点と結果を残している。鹿島の得失点差11という数字はリーグ首位だ。

この試合に臨む川崎Fは、ACL出場のため第12節が7月15日に振り返られており、広島、C大阪、横浜FMと共に試合数が1試合少ない。その中で、鹿島との勝点差はわずかに3。タイトル争いに生き残るためにもどうしても勝っておきたい試合である。ちなみに11試合を終えた川崎Fの得失点差は+9。共に攻守のバランスの取れたチーム同士の戦いとなることもあり、1点を争う緊迫感のある試合展開が予想される。

攻守のバランスの取れた鹿島は、若返っているとはいえ、「したたかなチーム」という典型的なイメージを着実に継承していると見ていい。だからこそ川崎Fはタフな戦いを覚悟せねばならない。ただ、相手がどのような戦いを仕掛けてきたとしても、それをかわせるだけの技術を川崎Fの選手たちは身に付けている。臆することなく戦えば、勝機は見いだせるはずだ。選手たちの奮起に期待したいと思う。

以上

2014.05.09 Reported by 江藤高志

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