日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年7月20日月曜日

◆昌子 アピールできず…前半に2失点「不安定で申し訳ない」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/07/20/kiji/K20150720010767440.html

J1第2S第3節  鹿島0―2松本 (7月19日  松本)

 東アジア杯に予備登録されている鹿島MF遠藤、DF昌子だったが、メンバー発表前最後の試合で、アピールすることができなかった。

 遠藤は前半42分にペナルティーエリア外の右サイドから左足でミドルシュートを放つなど、ゴールを狙ったが不発に終わった。試合後は「チームとして結果を残さないといけなかった」と声を落とした。

 守備陣も前半だけでまさかの2失点。昌子は「DFが不安定で申し訳ない」と責任をかぶった。

◆鹿島・小笠原、松本戦でJ1通算450試合出場達成(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150720/jle15072005000007-n1.html

 明治安田J1第2ステージ第3節(19日、松本2-0鹿島、松本)鹿島の元日本代表MF小笠原が松本戦で、J1通算450試合出場を達成。史上9人目。

◆鹿島完敗にセレーゾ監督「何言っても言い訳になる」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1509777.html

鹿島完敗にセレーゾ監督「何言っても言い訳になる」

<J1:松本2-0鹿島>◇第3節◇19日◇松本

 鹿島が、7連敗中だった松本に完敗した。前半17分に日本代表候補のMF遠藤康(27)バックパスをカットされ、先制点をプレゼント。28分には相手の右クロスをDFファン・ソッコ(26)がマークし切れず、追加点を奪われた。

 攻めては2試合連続の無得点。後半、勝負をかけFWダビ(31)、U-22日本代表FW豊川雄太(20)を投入したが、最後までゴールを割れなかった。

 相手の松本は前節広島戦で6失点。第2ステージ最下位に沈んでいたが、そこに完敗した。トニーニョ・セレーゾ監督(60)は「何を言っても言い訳になる」と多くを語らなかった。

◆松本が鹿島を下し連敗を7でストップ!工藤浩平が移籍後初弾(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167568-167568-fl

[7.19 J1第2ステージ第3節 松本2-0鹿島 松本]

 松本山雅FCが長いトンネルを抜け出した。ホームで鹿島アントラーズを2-0で下し、連敗を7でストップ。5月16日の神戸戦(2-0)以来、8試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 ナビスコ杯を含め、公式戦9連敗中だった松本が立ち上がりから攻勢に出た。前半1分、DF田中隼磨の右クロスにMF喜山康平が頭で合わせたが、GK佐藤昭大の好セーブに阻まれる。それでも前半17分、相手のバックパスを奪ったMF工藤浩平がドリブルでそのまま持ち込み、右足でゴールネットを揺らした。

 6月に広島から完全移籍で加入した工藤は第2ステージ開幕節から3試合連続の先発出場。移籍後初ゴールが京都時代の13年以来、2シーズンぶりの得点となった。松本は前半28分にもショートコーナーからMF岩上祐三の右クロスにDF飯田真輝が頭で合わせ、2-0と突き放した。

 鹿島は左足第5中足骨を痛めているMF柴崎岳が4試合連続の欠場。後半12分からFWダヴィが3試合連続の途中出場を果たしたが、最後まで1点が遠かった。2試合連続の無得点に終わり、第2ステージ初黒星。これで柴崎不在の間の成績は1勝1分2敗となった。

 工藤は試合後のヒーローインタビューで「最後は苦しい時間もあったけど、みんなで戦った勝利だと思う」と、移籍後初勝利を喜び、1万7625人の観衆が集まったアルウィンのゴール裏を背に「これだけの人と一緒に喜び合えるのはすごいうれしいです」と満面の笑みを浮かべていた。

◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第3節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51593

J1 2nd 第3節 vs松本山雅FC

鹿島、アウェイで完封負け。松本に屈する。



鹿島がアウェイで完封負けを喫した。J1 2nd 第3節、松本山雅FCと対戦すると、前半に喫した2失点を最後まで挽回できず、0-2で敗れた。リーグ戦は2試合勝ちなしとなった。



鹿島は4日前、J1 2nd 第2節で清水とスコアレスドローに終わり、勝ち点1を得るにとどまった。ホームで勝利を収められず、失意からの奮起を誓った選手たちは、厳しい暑さに見舞われる中、トレーニングを積んだ。中3日で迎える今節に向けて、トニーニョ セレーゾ監督は2日前の練習を非公開に変更。綿密な準備を施し、松本へと向かった。







鹿島としては、9年ぶりに踏む松本の地。前回、この地を訪れたのは2006年、FC東京とのリーグ戦だった。松本とのアウェイゲームは、今日が初めて。チケットは完売となり、スタンドは赤と緑に染まった。早くから待機列を成して開場を待っていたサポーターが、アウェイスタンドをアントラーズレッドで埋めた。



セレーゾ監督は、先発メンバーを1人入れ替え、左サイドハーフにカイオを起用。そのほかの10人は前節と同じメンバーで、GKに佐藤、最終ラインは右から西、昌子、ファン ソッコ、山本が並ぶ。ボランチは青木と小笠原のペア、そして2列目にはカイオの他、土居と遠藤が入った。1トップは赤崎が務めた。



強風が吹き、厚い雲が立ち込める松本平広域公園総合球技場。両チームのサポーターが大声を張り上げてボルテージを高める中、18時4分、キックオフを告げるホイッスルが鳴り響いた。開始早々の1分、鹿島は左サイドからクロスを上げられ、中央でフリーでのヘディングシュートを許したが、佐藤がファインセーブ。いきなりピンチを迎えたものの、事なきを得た。



鹿島の最初の決定機は9分、遠藤からのスルーパスに反応した赤崎がシュートを放ったが、飛び出してきた相手GKに阻まれてしまう。15分には、カイオが強引なドリブルでペナルティーエリアに入り、相手のタックルで倒れたが、笛は鳴らず。シュートまで持ち込めなかった。



すると17分、鹿島は思いがけない形で先制を許してしまう。最終ラインでのビルドアップでボールを奪われ、そのまま工藤にドリブルシュートを決められてしまった。ミスからビハインドを負い、なかなかチャンスを生み出せずにいると、次のゴールも松本のものだった。28分、左サイドからクロスを上げられ、飯田にヘディングシュートを決められてしまった。



アウェイで負った、2点のビハインド。鹿島は前半の残り15分、ボールポゼッション率を高めてゴールへと迫る。40分には、赤崎がペナルティーエリア左側を縦へ突破し、中央への折り返しに土居が合わせたが、相手DFにブロックされてしまう。さらに42分、遠藤がペナルティーエリア右手前、得意の位置から強烈なミドルシュート。枠を捉えたが、相手GKに弾き出されてしまった。0-2。前半のうちに反撃ならず、2点差でハーフタイムを迎えた。





2点を追う後半、自陣に引いて守備を固める松本に対し、鹿島はボールキープ率を高めて反撃を狙う。最大のチャンスは54分、浮き球に反応した土居が、飛び出してきた相手GKの頭上を越えるシュートを放ったが、わずかに枠の左へと逸れてしまった。





カウンター狙いを徹底してきた松本に対し、鹿島はピンチを迎える場面も少なくなかったが、佐藤のセーブとクロスバーにも助けられ、追加点は与えなかった。セレーゾ監督は57分にダヴィ、64分に豊川を投入し、攻撃陣を入れ替えてゴールを目指す。





鹿島は両サイド深くまでパス交換で攻め込み、クロスボールに活路を見出した。しかし、決定機を作るには至らない。72分に豊川が放ったシュートは、相手DFに当たってサイドネットへ。その後は、なかなかペナルティーエリア内でシュートを打てず、ミドルシュートが枠を逸れたり、クロスを跳ね返されたりする場面が続いてしまった。鹿島は最後まで、決定機を作り出せなかった。





試合は、0-2で終了。リーグ戦7連敗中だった松本に完封負けを喫し、鹿島は2ndステージ初黒星となった。アントラーズレッドのスタンドから鳴り響いたブーイングと、松本サポーターの歓喜の声を聞きながら、選手たちと監督は何を思っただろうか。次戦は1週間後、25日のJ1 2nd 第4節、FC東京戦だ。カシマスタジアムに戻り、這い上がっていくしかない。



【この試合のトピックス】
・松本を相手に、初黒星を喫した。
・小笠原が、J1通算450試合出場を達成した。リーグ歴代9人目の記録で、曽ヶ端と並び、チームトップとなった。
・カイオが2試合ぶりに先発出場した。
・豊川が途中出場。5月2日のJ1 1st 第9節甲府戦以来、今季リーグ戦3試合目の出場を果たした。
・山村が、6月27日に行われたJ1 1st 第17節の川崎F戦以来、3試合ぶりにピッチに立った。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・焦らず。まずは1点を取りにいこう。ビルドアップは丁寧に、的確に。
・ビハインドであることを意識して、全体を一つ前に押し上げよう。
・すべての試合がタイトルへのステップだ。魂を込めて戦え!

松本山雅FC:反町 康治
・風を考えて45分間、スキを作らず戦い続ける。
・1対1の対応をしっかりすること。
・ななめのボールに対応すること。
・カウンターが有効。狙っていこう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q.序盤、エンジンの掛かりが遅いという印象だったが、どのように思っているか?
A.0-2で負けた後、何を言ったとしても言い訳にしか聞こえないだろう。話をする内容は限られてくる。相手が強みとしている部分を出して、勝利を収めたことを称えたい。立ち上がりだけではなく、前半にはビルドアップの際に攻撃陣がボールを受けるために、下がってくることが多すぎた。そうすると、相手の圧力は強まってしまう。もう少し、相手の裏を狙ったり、相手のラインを下げさせてから、中盤の選手がボールを引き出しに来れば良かった。その話は、ハーフタイムで修正できた。それでうまく後半を迎えることができた。
A.相手の長所はセットプレーとロングスロー、そしてピッチを広く使ってからのクロスボールであるという中で、失点はセットプレーから喫しているし、もう1つの失点は個人のミスからのものだ。そこをなかなか改善できていないが、0-2という状況から、後半は盛り返していかないといけなかった。試合全体を振り返って、チャンスの数は少なかったが、もう少し慌てずに決めることができれば、違う状況に持っていくことができたかもしれない。ただ、相手は身体を張って必死にプレーしていた。誰が見てもそのように思える姿勢を、ピッチ上で示していた。敗戦という結果をしっかりと受け止めて、切り替えて改善していかなければならない。しっかりと取り組まなければならない。

Q.後半に攻撃的な交代カードを切っても同点に追いつけなかったが、何が足りなかったのか?
A.相手が2点をリードしている状況で、ブロックを作って守るということは、彼らがいつもやっていること。それを突破するために交代をした。ダヴィ選手は、最長で3、40分のプレー時間と考えていたので、展開によっては早めに投入しなければと思っていた。途中から遠藤選手をボランチの位置に下げたり、山村選手を入れて、高さを生かしてクロスを、と考えていた。遠藤選手やカイオ選手のクロスから、ダヴィ選手や山村選手、そして逆サイドハーフやサイドバックの進入を狙っていたが、なかなかクロスの精度が上がらなかった。狙ったポイントには入っていかなかった。また、クロスが入っても、逆サイドの選手が詰めていなかった。練習ではやっているのだが、うまくいかなかった。
A.とにかく、今日は何も言っても言い訳にしかならない。負けというのが現実。しっかりと受け止めないといけない。

松本山雅FC:反町 康治
1stステージの最後、2ndステージの序盤と、内容的には悪くないにも関わらず、なかなかうまくいかない試合が続いていた。結果重視のサッカー界では、非常に辛い時期だったが、こうしてアルウィンにたくさんの方が来て応援してくれて、本当に感謝している。こういう状況であれば、横断幕が出たり、無言での応援になったり、そういったことになってもおかしくないが、応援をしてくれて感謝している。このような試合を増やしていかなければいけない。これからもひたむきに取り組んで、勝ち点を伸ばしていきたい。


選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
相手の思い通りの形になってしまった。1人1人が、もっとボールに関わっていかないといけない。もっと何度も動き直して、パスの出し手に選択肢を与えないといけない。自分を含めて、反省点はたくさんある。

【西 大伍】
ミスから先制されてしまったので、それを帳消しにするためにも、点を決めて勝ちたかった。相手が得意としている形に持っていかれてしまったと思う。

【豊川 雄太】
シュートの場面については、あれが決まるかどうかが大きかった。決めきれず、悔しい。自分は結果を出さないと生き残っていけない。ウォーミングアップの時からコールをしてもらうのは、今までにあまり見たことがないし、サポーターの皆さんから期待されていたのに結果を残せなくて悔しい。申し訳ない。

昌子選手と青木選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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