日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年2月12日金曜日

◇リヴァプール、チケット料金値上げプランを訂正…サポーターには謝罪(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20160211/400435.html



 来シーズンから本拠地アンフィールドの観戦チケットの値上げが決まっていたリヴァプールが、ファンの抗議に応じる形で料金プランの改正と謝罪の声明を発表した。10日、クラブ公式サイトが伝えている。

 リヴァプールは現在同スタジアムの改修工事を行っており、それに伴いこれまで59ポンド(約9500円)だったメインスタンドのチケット料金を来シーズンから77ポンド(約1万2000円)に値上げすると発表。ところがこれに抗議したサポーターが、6日に行われたサンダーランド戦の77分に「もうたくさんだ」とチャントを歌い、席を後にするという事態が起こっていた。

 サポーターの抗議を受け、オーナーのジョン・W・ヘンリー氏、トム・ワーナー会長、マイク・ゴードン社長の3名は公式サイトで「我々は、チケット料金プランによって引き起こされる苦悩をお詫びしたいと思います」と謝罪の意を示した。

 続けて、「我々は貪欲でサポーターのことを考えず、個人的な利益を得ようとしていると思われているが、真実はその逆です。我々はクラブの利益を個人的に使ったことは一度もありません。リヴァプールをサッカー界のトップに戻すという目的のためだけに働いています」と説明。

 そしてチケット料金の値上げについては、「(サポーターの)反対により、我々の計画が間違っていたことが明確になりました」とコメント。協議の結果、来シーズンも1番高額のチケットは59ポンドのままに。また、1番高額のシーズンチケットも値上げはしないことに。その他、リーグ戦全試合で9ポンド(1500円)の席を用意するなど、新たなプランが発表された。

◇G大阪・遠藤、新ホームで10冠宣言「ビッグクラブにしていかないと」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160212/jle16021205020001-n1.html

セレモニーでテープカットする遠藤(右)と宮本

 10冠目で花を添える!! G大阪は11日、新本拠地の市立吹田サッカースタジアムに併設するオフィシャルグッズショップ「Blu SPAZIO」と、新たにオープンするミュージアム「Blu STORIA」の開場セレモニーをおこなった。主将のMF遠藤保仁(36)は今季終了後に新たなタイトルを捧げることを誓った。

 「より多くのタイトルを、とみんな思っている。よりビッグクラブにしていかないといけない。そのためにはタイトルが必要になる」

 ここまで獲得したタイトルは9つ。今季は鹿島に次いで2クラブ目となる10冠獲得を目指す。過去の栄光が展示された場で、力強く宣言した。

 まずは14日にこけら落としで名古屋と対戦。開幕に向けた調整となるが、チケットはほぼ完売しており約4万人が来場する見込み。「モチベーションは自然と上がる。その中でいい結果を見せられたら」と必勝で挑むつもりだ。ショップとミュージアムは12日に本格的にオープンする。

市立吹田サッカースタジアム
 昨年9月に竣工し、今年からG大阪が本拠地として使用するサッカー専用スタジアム。収容人数は3万9694人。G大阪のクラブハウスも併設されている。最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅。

◆神戸伊野波が復帰即U23岩波へ“愛のイジリ”(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1603425.html

神戸伊野波が復帰即U23岩波へ“愛のイジリ”

 磐田から神戸へ4季ぶりに復帰したDF伊野波雅彦(30)が11日、神戸市内でのチーム練習に合流し、U-23日本代表DF岩波拓也(21)へ“愛のイジリ”を披露した。

 約2時間の練習に部分参加すると「自分ではトレーニングをやっていたけれど、キャンプをやらなかったのは(プロ入り後)10年間ない。今まで通りだとケガをするので、コンディションだけには気をつけたい」とすがすがしい表情で語った。

 伊野波は磐田から戦力外通告を受け、今月9日に神戸移籍が発表されたばかり。12年以来の古巣復帰にあたり、チームの変化を感じているという。その中でも当時高校生だった岩波は、同じセンターバックとして多くの助言を送ってきた存在。当時からの変化について問われると、開口一番に「ちょっと調子に乗っている。1発かまさないと」とちゃめっ気たっぷりに笑った。リオデジャネイロ五輪世代の柱に成長した後輩へ、まずは1発ジャブを見舞った。

 一方の岩波は伊野波の変化について「髪形が変わっていないな~と思いました」とイジリに“応戦”。2人は伊野波の移籍後も頻繁に連絡を取り、神戸復帰の連絡も「最初に知っていました。誰にも漏らさなかったですけれど」(岩波)という仲だ。岩波は真剣な表情に戻ると「伊野波さんは全てにおいて能力が高いし、早く一緒にやりたい」。伊野波も「彼(岩波)がこのチームを将来背負わないといけない。やるだけの器はある。僕自身を含めて、育てていく必要がある」と相思相愛ぶりを示した。

 伊野波が前回神戸に在籍した12年はJ2降格。翌シーズンから磐田に移籍した経緯があり「ああいう形で出てしまったので払拭(ふっしょく)したかったのと、ネルシーニョという名将の下で指導を受けたかった」という2点が移籍の決め手になった。新天地での覚悟は決まっている。

◆【仙台】プロ17年目、チーム最年長・野沢がFW転向に挑戦(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160211-OHT1T50135.html


 J1ベガルタ仙台MF野沢拓也(34)はプロ17年目となる今季、FW転向に挑戦する。チーム一と言われる野沢の技術とセンスの高さを、よりゴールの近くで発揮して得点へつなげるための配置転換で、渡辺晋監督(42)もすでに、野沢をFW一本で起用することを明言。12日に行われるJ1甲府との練習試合にも、FWとしての出場が見込まれる。

 「(トップは)ボールが多く来るし、そこで気を使ったプレーというのを求められていると思う」。11日、延岡キャンプ8日目を迎え、約1時間15分のトレーニングを行ったベガルタ。野沢は改めて意欲を口にした。渡辺監督も「我々の想像もできないようなイマジネーションあふれるプレーを期待している。彼のストロングポイントはそういう部分」と、得点力不足解消の切り札へ、日本屈指のファンタジスタに期待をかけている。

 1日の東海大熊本戦、8日のJ2群馬戦でも、野沢は2トップの一角として練習試合に出場。いずれもノーゴールだったが「もっとシュートを打つことを意識しないといけない。FWは仕事が多くて楽しい。キツいけどね」と、充実の表情を浮かべていた。

 8月に35歳となるベテランは今季、ベガルタの最年長選手となった。「チームの調子が悪い時に、自分がどういうプレーができるか。そういう事を考えながらやる年」と、精神的支柱としての自覚も十分だ。

 鹿島時代にFW起用自体は経験しているが、仙台では主にサイドMFとして出場してきた。昨季は29試合に出場して4得点だった。最前列でも、がむしゃらにゴールだけを狙うのではなく「サッカーは個人じゃなく団体競技。(2トップの)相方を生かすことを考えたり、チームが勝つために何をしたらいいのか」と、『フォア・ザ・チーム』の精神で新境地に挑む。(鈴木 文人)

 ◆野沢 拓也(のざわ・たくや)1981年8月12日、茨城・笠間市生まれ。34歳。ジュニアユースから鹿島ひと筋で、ユース時代の99年4月10日、京都戦でJリーグ初出場。2000年にトップ昇格。足の舟状骨炎症で血行障害を起こすケーラー病などで伸び悩んだが、05年から主力に定着。06年には日本代表に初選出された。12年に神戸へ移籍も、13年に再び鹿島へ復帰。14年8月に仙台入りした。J1通算363試合66得点。176センチ、70キロ。

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