日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年2月5日木曜日

◆ジョルジーニョ氏、レオナルド氏らも後任監督の候補に(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/04/kiji/K20150204009748840.html



 日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。2日深夜にスペイン時代の八百長疑惑の告発がバレンシア裁判所に受理されたことを確認。

 この日の技術委員会では候補者のリストも提示されたという。

 後任の有力候補には元鹿島監督のオズワルド・オリヴェイラ氏(64=現パルメイラス監督)、昨季まで甲府を率いた城福浩氏(53)らが候補に挙がっているが、関係者によれば、鹿島で監督、選手として実績があるジョルジーニョ氏(50)、鹿島でプレー経験を持ち、ACミランやインテル・ミラノの監督を務めた経験を持つレオナルド氏(45)、元C大阪監督で現在はブラジルのアトレチコ・ミネイロを率いるレヴィー・クルピ氏(61)らの名も早くから候補に挙がっているという。

◆アルシンドが監督として現場復帰。注目の行先はまさかの女子チーム(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150204/278028.html


写真/Christian Rizzi/Foz Cataratas/Divulgacao


鹿島アントラーズで活躍したアルシンド(47)元選手が、母国ブラジルの女子サッカーチーム、フォス・カタラタスの監督に就任したと、現地メディア(「グローボエスポルチ」2月2日づけなど)が伝えている。

 グレミオ、フラメンゴなど数々のチームで活躍、Jリーグの鹿島アントラーズ(1993~94)で人気を博したアルシンド元選手は2000年にサッカー選手のキャリアを閉じた後、パラナ州のサン・ミゲウ・ド・イグアスで農場を経営していた。

 しかし、サッカーの世界を忘れることはなかったよいうだ。アルシンドは監督として、女子サッカーの国内リーグ、コパ・ド・ブラジル2015でフォス・カタラタスを指揮する。

 コパ・ド・ブラジル2015は2月4日(木)から開幕するとのことで、フォス・カタラタスはサンタカタリーナ州のアレーナ・コンダで、同州のチーム、シャペコエンシと対戦する。

 フォス・カタラタスはブラジル南部のパラナ州フォス・ド・イグアス市を拠点とする女子サッカー・チーム。現在、チームの強化中とのことで、現時点でジジ(ザゲイラ)、マグリア(ボランチ)、ジオヴァーナ(アタッカンチ)、クリス(ボランチ)、カロウ・アフーダ(ザゲイラ)、カロウ・リンス(アタッカンチ)、サンドリーニャ(メイア)、ホベルト・コスタ(ゴレイロ)がチームを守る。

 チームはすでにサンタカタリーナに向かっている。

(記事/MEGA BRASIL、文/麻生雅人)

◆内田、ブンデス100試合目は採点伸びず「チャンスを作り出せなかった」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150204/277941.html


バイエルン戦に出場したシャルケのDF内田篤人(左)[写真]=Bongarts/Getty Images


 DF内田篤人が所属するシャルケは3日、ブンデスリーガ第19節でバイエルンと対戦し、1-1で引き分けた。

 地元メディアは同試合の採点と寸評を発表。この試合でブンデスリーガ100試合目の出場を果たした内田に、『Revier Sport』は「3-」(1が最高、6が最低)の採点をつけ、「(トーマス・)ミュラーが、内田からあらゆる落ち着きを奪い、43分には、それが手痛い結果になるところだった。攻撃では、(逆サイドのクリスティアン・)フクスよりは勇敢だったが、ハイライトをもたらすまでには至らなかった」と評価している。

 また『Westdeutsche Allgemeine』は、「強い闘争心を持って、右サイドを上下に走り、不意に相手陣内に顔を出すこともしばしばあった。もっとも、チャンスとなる攻撃シーンを作ることはできなかった」と評し、「4」とやや厳しめの採点をつけている。

◆対照的なハグ…内田はノイアーと祝福、ペップは第4審判に拒否される(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?156655-156655-fl



[2.3 ブンデスリーガ第19節 バイエルン1-1シャルケ]

 ブンデスリーガの第19節が3日に行われ、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは、首位バイエルンと敵地で対戦し、1-1で引き分けた。後半22分にFWアリエン・ロッベンに先制点を許したが、同27分にDFベネディクト・ヘーベデスのヘディング弾で同点に追いついた。なお、この試合で内田はブンデスリーガ通算100試合出場を達成している。

 試合後には微笑ましいシーンも見られた。前シャルケ所属で、普段から仲の良さが伝えられるドイツ代表GKマヌエル・ノイアーと内田。試合前から健闘を誓い合っていたが、試合後には内田の100試合出場を祝うかのように、二人で抱き合いながら会話をかわした。

 そしてもう1つ、ハグで注目を集めたシーンがあった。バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ロッベンの先制点の場面で、近くにいた第4審判にハグを求めに行ったのだ。しかし第4審判はこれを拒否。これは前半から退場者を出すなど、判定にイライラを募らせていた同監督の抵抗だったが、あえなく交わされた格好だ。

◆アギーレ監督解任に内田「協会の気持ちも監督の気持ちも分かる」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?156632-156632-fl



[2.3 ブンデスリーガ第19節 バイエルン1-1シャルケ]

 ブンデスリーガは3日、第19節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でバイエルンと対戦し、1-1で引き分けた。内田は先発フル出場でブンデスリーガ通算100試合出場を達成した。

 試合後、報道陣の取材に応じた内田は日本代表のハビエル・アギーレ監督が契約解除されたことについて「協会がそうやって決めたなら、俺らがどうこう言う問題じゃない」と言及。「解任したら次の監督がだれかというのが大事だと思う。一番悔しいのは監督だと思うよ。でも、協会の気持ちも分かるし、監督の気持ちも分かる」と、自身の思いを語った。

 内田は昨年11月の代表合宿でブラジルW杯以来の代表復帰を果たし、アギーレジャパンになって初招集された。しかし、今年1月のアジア杯は右膝の故障の影響で参加を辞退。「俺は1回しか行ってないし、リハビリで横から見ていただけだけど」としたうえで、「普段出られない選手もきびきび練習していた。紅白戦とか、ハーフコートのゲームをやっていたけど面白そうだった」と指摘した。

「(酒井)高徳とか乾とかね。ヤットさん(遠藤)とかも出る出ないに関係なく、俺が代表で見た中で一番、楽しそうで、がっつり練習をやっていた。良い練習をするんだなって、横でストレッチしながら見ていた」

 後任監督については「よく自分たちのサッカーと言うけど、そんなのは監督のサッカーだから。監督は大事。でも、俺らがどうこう言うことじゃないし、決まったらまた呼んでもらえるように」と話していた。

◆内田「一番悔しいのはアギーレ監督…日本協会の気持ちも分かる」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150204/jpn15020410380016-n1.html



 サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督が解任された3日、ドイツでプレーする代表選手たちは突然の知らせに、さまざまな感情を示した。

 アジア・カップで主将だったアイントラハト・フランクフルトの長谷部誠選手は「ファンやサポーターの方に、ご心配やご迷惑を掛けていることが一番心苦しい。そこの部分を一番思った」と話した。監督については「短い間だったが仲間として信頼してくれ、一緒に戦った。これからいい方に向かってくれることを願う」と思いやった。

 シャルケの内田篤人選手は右膝のけがでアジア杯を欠場したが、代表合宿が印象に残っているという。「自分が代表に入ってから、一番楽しそうに練習していた。いい練習をすると思っていた」と言い、解任には「一番悔しいのは監督だと思う。でも、日本協会の気持ちも分かる」と語った。

 ハノーバーの清武弘嗣選手はJ1鳥栖所属の弟、功暉選手からの連絡で知ったという。「自分たちの意見も尊重してくれるし、ピッチでやるのは選手自身だと常に言ってくれる監督だった。残念です」と惜しんだ。(共同)

◆アギーレ氏に感謝示す柴崎「日本代表の一歩を踏み出させてくれた」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150204/278049.html


UAE戦でゴールを決めた日本代表MF柴崎岳 [写真]=兼子愼一郎


 3日に行われた「Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ」で鹿島アントラーズがアビスパ福岡を2-0で破り、大分トリニータとの初戦に続く連勝で宮崎ラウンド優勝を決めた。

 AFCアジアカップ2015から帰国し、チームに合流した鹿島のMF柴崎岳はボランチでフル出場して優勝に貢献。

 試合後、日本代表を率いたハビエル・アギーレ氏の契約解除について「非常に残念です。僕にとっては日本代表の一歩を踏み出させてくれた監督なので、感謝の気持ちでいっぱい。さらにサッカーをシンプルに考えることができたし、人柄も接しやすい監督だったので、一緒にやっていけば成長できる部分は多かったんじゃないかと思います」と語った。

 アジアカップの敗退については、「現状は結果のとおりだと思いますし、まだ長く日本代表に関わっているわけではないですけど、個人としてはさらに成長できるとポジティブに考えていますし、さらに上にいけるとは思っている。ある程度、耐える時は耐えて、しっかり成長するために日々を過ごしていくところから取り組んでいきたい」と前向きな姿勢を見せた。

文=青山知雄

◆八百長疑惑に言及する昌子「絶対にやっていないと思えるくらい熱い監督」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150204/278059.html


日本代表としてアジア杯に臨んだDF昌子源 [写真]=兼子愼一郎


 3日に行われた「Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ」で鹿島アントラーズがアビスパ福岡を2-0で破り、大分トリニータとの初戦に続く連勝で宮崎ラウンド優勝を決めた。

 AFCアジアカップ2015から帰国し、チームに合流した鹿島のDF昌子源は、センターバックでフル出場して優勝に貢献。試合後、日本代表を率いたハビエル・アギーレ氏の契約解除について思いを明らかにした。

「正直、初めて聞いた時はショックで、すごく残念な気持ちになりました。サッカーにすごく熱い方でしたし、いろいろと八百長のことが言われていましたけど、自分としては絶対にそれはしてないと思えるくらい熱い監督でした。選手一人ひとりのことを見て、僕のことも高く評価してくださっていたので、もっと一緒に仕事がしたかったという気持ちはあります」

「初めて代表に選んでもらった監督なので、アギーレ監督に教えてもらったことを生かしながら、ずっと日本代表に選んでもらえるように頑張ります。次、誰が監督になるかは分からないですけど、ACLでいいところを見せることが代表にもつながると思うので、しっかりアピールできるように頑張っていきたいです」

文=青山知雄

◆柴崎「監督変わってもやり方変えない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20150204-1430124.html

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は3日、東京・JFAハウスで八百長疑惑の告発状がスペイン・バレンシア裁判所によって受理されたことが確認できたとして、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56=メキシコ)を解任することを発表した。

 代表監督の電撃解任にアギーレジャパン経験者は硬い表情を浮かべた。3日、宮崎市内で合宿中の鹿島の4人は午後の練習後に取材対応。昨年9月のベネズエラ戦で代表初出場初ゴールを決め、出番を増やしたMF柴崎岳(22)は、キャンプ視察中の元日本代表DF秋田豊氏(44=日刊スポーツ評論家)の取材に「代表の第1歩を踏み出させてくれた監督ですし、感謝の気持ちはあります」と神妙に話した。

 1月のアジア杯準々決勝UAE戦では同点ミドルを決めており、アギーレ体制で最後の得点者になった。今後は、新監督へのアピールを再び始めなければならなくなったが「監督によってやり方は変わっても、自分のやり方を変える気はないです」と冷静だった。

 昨年10、11月、アジア杯と3回連続で招集(10月は負傷で辞退)されたDF昌子も複雑な表情だった。大声で指示を出せる部分を評価されたことが最も印象に残っているといい「熱い人で自分は好きでした。『90分間しゃべり続けられる選手は少ない。引退するまで続けろ』と言ってもらった。守りたい」と振り返った。10月に呼ばれたDF西は「縁あって呼んでもらった監督だし、幸運を祈りたい」。追加招集でアジア杯に参加したDF植田は「何も言えません」とだけ話して練習場を後にした。【木下淳】

◆ニューイヤー杯は鹿島が2連勝!宮崎R優勝、賞金300万円(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?156657-156657-fl

[2.4 ニューイヤー杯 鹿島2-0福岡]

 ニューイヤー杯の宮崎ラウンド第2戦が行われ、鹿島アントラーズがアビスパ福岡を2-0で下した。1日の大分戦に続き2連勝の鹿島は、優勝を決めて、賞金300万円を手にした。

 中2日で迎える第2戦。MF柴崎岳がキャプテンマークを巻くなど若手中心のメンバーで臨んだ鹿島は、前半7分に新加入FW高崎寛之のゴールであっさり先制。同38分にはDF山本脩斗のCKを合わせたヘディング弾でリードを広げる。後半に入ると、開始と同時に5人を変更。追加点こそ奪えなかったが、福岡の反撃を許さなかった。

 宮崎ラウンドは7日に大分と福岡の対戦を残しているが、2連勝の鹿島が優勝。“今季初タイトル”を手にした。

以下、出場メンバー
▽鹿島
[先発]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
(46分→DF 24 伊東幸敏)
DF 23 植田直通
(62分→DF 14 ファン・ソッコ)
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
(46分→DF 17 鈴木隆雅)
MF 27 梅鉢貴秀
(62分→MF 40 小笠原満男)
MF 20 柴崎岳
MF 32 杉本太郎
(46分→MF 25 遠藤康)
MF 8 土居聖真
(46分→MF 10 本山雅志)
FW 19 豊川雄太
(58分→MF 13 中村充孝)
FW 15 高崎寛之
(46分→FW 18 赤崎秀平)
[控え]
GK 29 川俣慎一郎
[監督]
トニーニョ・セレーゾ

▽福岡
[先発]
GK 1 神山竜一
DF 4 イ・グァンソン
(46分→DF 3 阿部巧)
DF 2 濱田水輝
DF 19 堤俊輔
DF 17 亀川諒史
DF 22 中村北斗
(59分→DF 16 三島勇太)
MF 15 末吉隼也
MF 33 鈴木惇
(66分→MF 8 中原秀人)
FW 14 平井将生
(64分→MF 20 酒井宣福)
FW 10 城後寿
(71分→FW 9 中原貴之)
FW 11 坂田大輔
(46分→FW 7 金森健志)
[控え]
GK 25 笠川永太
DF 5 古賀正紘
MF 6 森村昂太
[監督]
井原正巳

◆鹿島、宮崎ラウンド初代王者に!高崎“移籍後初ゴール”(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/04/kiji/K20150204009750770.html



 Jリーグの新規大会「スカパー!ニューイヤー杯」の宮崎ラウンド最終戦が4日に宮崎県内で行われ、鹿島がJ2福岡を2―0で下し、同ラウンドの初代王者に輝いた。宮崎合宿に遅れて合流したMF柴崎岳(22)と昌子源(22)、植田直道(20)の両DFが先発に名を連ねた鹿島は前半に2得点を挙げて逃げ切った。

 今季、徳島から完全移籍したFW高崎寛之(28)は7分にMF土居聖真(22)のスルーパスに反応し、角度のない右サイドからニアのゴール右上を射抜いて先制弾。1日のJ2大分戦では決定機を何度も外しており、「今回は強引にでもいこうと思っていた。狙っていた」と話した。

 実戦2試合目で“移籍後初ゴール”を決めたが「いい部分と悪い時間帯があった。戦術練習で改善していければ」と慢心は全くない様子。「もっと縦パスを狙ってもいいと思う。しっかりコミュニケーションを取っていきたい」と修正点を挙げた。

 宮崎ラウンドを2戦2賞で制した鹿島には賞金300万円が贈られる。

◆鹿島、ニューイヤー杯2連勝で優勝!高崎&山本弾で決める(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150204/jle15020417500003-n1.html



 Jリーグのスカパー! ニューイヤー・カップ宮崎ラウンド第2日は4日、宮崎市のKIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行われ、J1鹿島がJ2福岡を2-0で下して2連勝の勝ち点6で優勝を決め、賞金300万円を獲得した。

 鹿島は前半7分に高崎が先制し、38分に山本が加点した。宮崎ラウンド最終日の7日は福岡とJ2大分が対戦する。(共同)

◆鹿島、柴崎&昌子&植田の代表勢先発で完勝(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150204/jle15020418000005-n1.html

 Jリーグ・スカパー!ニューイヤー・カップ宮崎ラウンド第2日(4日、鹿島2-0福岡、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場)鹿島は1日の大分戦を欠場したアジア・カップ日本代表の柴崎、昌子、植田がそろって先発し、完勝した。中盤から好パスを出した柴崎は「ある程度、ボールに触りながらリズムをつくることができた」と納得の様子だった。

 これで初代王者となった。プレシーズンの非公式大会ではあるが、土居は「うちは勝ちにこだわらなきゃいけないチーム。2連勝できてよかった」と強豪のプライドを口にした。(共同)

◆2015Jリーグプレシーズンマッチ 2015 Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51530

2015 Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ vs福岡

高崎が加入後初ゴール!山本がヘディング弾!完封勝利の鹿島、スカパー!ニューイヤーカップ優勝!

鹿島が今季2回目の対外試合、スカパー!ニューイヤーカップの福岡戦に臨んだ。勝てば優勝が決まる一戦で、鹿島は開始早々に高崎の得点で先制。38分には山本が追加点を挙げて2点リードでハーフタイムを迎える。後半は追加点こそ奪えなかったものの、日本代表帰りの昌子を中心とした守備陣が福岡に得点を許さず、2-0で完封勝利を収めた。2連勝を果たした鹿島は、スカパー!ニューイヤーカップの初代王者に輝いた。



3日前の大分戦を終えた後も、選手たちはハードなトレーニングをこなし続けた。連日の2部練習を乗り越え、ついにたどり着いたキャンプ最終日。福岡戦の先発メンバーは、大分戦から9選手が変更となった。GKに曽ヶ端、左右のサイドバックには山本と西、2列目には杉本と豊川が入り、1トップは高崎が務めた。そして、日本代表帰りの柴崎、昌子、植田も先発出場した。










午前中から降っていた雨は試合前に上がり、穏やかな曇り空の下でキックオフの笛が鳴った。鹿島は立ち上がりからボール支配率を高め、自陣でのパス交換からチャンスを窺っていく。先制点はファーストシュートで生まれた。7分、中盤でパスを受けた土居が、身体の向きを変えるフェイントで相手DFのマークを外し、前を向く。土居は右前方のスペースへスルーパスを通すと、反応した高崎がペナルティーエリア右側へ入り、豪快に右足を一閃。相手GKの頭上を越え、強烈なシュートがゴールに突き刺さった。大分戦では決定機でシュートをポストに当て、「次は点を取ること。それが課題」と話していた新戦力が、鹿島での初ゴールを有言実行で決めてみせた。





幸先よく先制した鹿島は、以降もボールをキープして主導権を握る。フィジカルトレーニング中心のキャンプ最終日、やはり選手の動きは重く、中盤で縦パスを奪われる場面も少なくなかったものの、最終ラインの背後を狙ったパスで福岡を押し込んでいった。27分には、中盤で杉本が落としたボールを柴崎がワンタッチで右サイドへ。最終ラインの背後へのスルーパスに西が反応してクロスを上げると、ファーサイドの高崎がヘディングシュートを放つ。惜しくも枠の上へ外れたが、流れるようなパス回しでチャンスを作ってみせた。




そして、追加点は38分に決まった。高崎が敵陣右サイド深くでボールを収め、後方の西へパスを出す。西がクロスを上げると、中央で競り合っていた豊川が潰れ役となり、ボールはファーサイドへ。走り込んでいた山本が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。鹿島が2点をリードしてハーフタイムを迎えた。










後半開始時から、トニーニョ セレーゾ監督は5選手を入れ替えた。最終ラインに伊東と鈴木隆雅を投入し、攻撃陣では遠藤と本山、赤崎をピッチへ送り込んだ。鹿島は後半立ち上がりから攻勢をかける。47分には伊東のクロスに赤崎が飛び込み、ニアサイドで相手DFよりも先にボールに触れてゴールを狙ったが、惜しくも枠の外へ。50分には柴崎の縦パスのコースを本山が変え、赤崎が狙ったものの、シュートまで持ち込めなかった。







以降は拮抗した展開となり、中盤でボールが落ち着かない時間が続いた。58分には中村、62分にはファン ソッコと小笠原がピッチに送り出され、各ポジションの組み合わせを変えて試合終盤を迎えた。後半最初の決定機は71分、最終ラインの背後でフィードを受けた鈴木隆雅が相手GKと1対1のチャンスを迎えたが、左足アウトサイドでのシュートは惜しくも枠の左へ。3点目とはならなかった。









鹿島は終了間際にも、曽ヶ端を起点とするカウンターから中村、本山とパスが渡って決定機を迎える。本山はペナルティーエリア内で鋭い切り返しを見せ、左足を一閃。丁寧にコースを狙ったシュートを放ったが、惜しくも左ポストに弾かれてしまった。





結局、後半はゴールネットを揺らすことができなかったが、鹿島は最後まで福岡に反撃を許さず、2-0で完封勝利。2連勝でスカパー!ニューイヤーカップ初代王者に輝いた。充実のトレーニングを経て、疲労が残る中で迎えた2試合でしっかりと勝ちきったことは収穫だ。宮崎キャンプ最終日を白星で飾り、選手たちは鹿嶋へと帰還する。



監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ

アビスパ福岡:井原 正巳

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
身体作りをメインとするキャンプの中での試合ということで、選手たち自身、今の状態を把握する良い機会になったのではないかと思う。まだ目指すべきところからはほど遠いが、自分が要求したことに対して、今与えられた状況の中で、一生懸命応えようとした選手たちに感謝したい。

アビスパ福岡:井原 正巳
選手コメント

[試合後]

【山本 脩斗】
トヨが中央で潰れてくれたので、フリーでシュートを打つことができた。今年の目標は勝つサッカーをすること。まずはこの2試合でしっかり勝つことができて、良い形でキャンプを終えることができて良かった。鹿嶋に帰ってから開幕までまだ時間があるので、もっと細かいところを詰めていきたい。

【高崎 寛之】
1点目は狙い通り。ニアサイドの上かファーサイドしかコースはなかった。ニアサイドの上をうまく抜くことができた。もう1タッチしていたらGKにコースを消されていたと思う。プレシーズンマッチではあるけど、ここで1ゴール取れたことは大きい。次につなげていきたい。

【土居 聖真】
鹿島は勝ちにこだわらなければいけないチーム。どんな試合でも勝つという部分では、この大会で2連勝できたのは良かったと思う。アシストの場面は、自分で行っても良かったけど(高崎選手が)良い動き出しをしていたのでパスを出した。思い切りの良いシュートを打って、決めてくれたので良かった。

豊川選手、昌子選手、柴崎選手のコメントは、アントラーズモバイルで!

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