森保ジャパンが来年1月に開催されるアジアカップに向けて、最後の強化試合に臨む。今回招集された23名のデビュー当時はどんな姿だったのか? 写真とともに振り返る。
写真=J.LEAGUE PHOTOS、Getty Images
■GK
東口順昭(ガンバ大阪)
生年月日:1986年5月12日(32歳)
代表デビュー:2015年8月9日 EAFF東アジアカップ2015決勝大会 vs中国(1-1)
2009年にアルビレックス新潟に入団。2010年にAFCアジアカップ2011予備登録メンバーに選出され、翌年3月に国際Aマッチではないが「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」に出場した。
生年月日:1989年3月3日(29歳)
代表デビュー:2010年1月6日 AFCアジアカップ2011カタール予選 vsイエメン(3-2)
国士舘高校在学時の2007年にFC東京のトップチームに昇格。2010年1月に行われたAFCアジアカップ2011カタール予選のイエメン戦でA代表に初招集され、初出場も果たした。2012年にはU-23日本代表としてロンドン五輪に出場。4試合連続無失点を記録し、ベスト4入りに貢献した。
生年月日:1992年2月3日(26歳)
197センチの長身GKは、森保一監督の初陣を戦うメンバーに選出された。それ以降も継続的に招集されているが、ここまで出番はなし。森保監督は10月シリーズのメンバーを発表した際に「代表では練習する時間が少ない。試合にどう使うかは断言できないが、我々のコンセプトの中でプレーしてもらう時間を長く持ってもらいたい」と話していた。
生年月日:1987年5月11日(31歳)
代表デビュー:2010年1月6日 AFCアジアカップ2011カタール予選 vsイエメン(3-2)
2009年5月、A代表に初招集されるも出番なし。権田と同様に、2010年1月に行われたイエメン戦でデビューを飾った。同年の南アフリカW杯、14年のブラジルW杯ではメンバー入りの可能性があったが、最後の23人には入れず。今年、31歳にして初のW杯を経験した。
生年月日:1988年8月24日(30歳)
代表デビュー:2010年1月6日 AFCアジアカップ2011カタール予選 vsイエメン(3-2)
名古屋グランパスの下部組織出身で、2007年にトップチームに昇格。2010年1月のイエメン戦でA代表に初招集され、同時に初出場を果たした。優勝した2011年のアジアカップからレギュラーに定着。2012年にはオーバーエイジとしてロンドン五輪にも出場した。森保ジャパンではキャプテンを務める。
生年月日:1989年10月2日(29歳)
代表デビュー:2018年9月11 キリンチャレンジカップ2018 vsコスタリカ(3-0)
森保チルドレンとして今年8月に初招集された。コスタリカ戦でのヘディングシュートはオウンゴールの判定で、デビュー戦ゴールが幻となり、試合後に「何とかならないですかね、今からでも」と冗談交じりに話していた。
生年月日:1990年4月12日(28歳)
代表デビュー:2012年5月23日 キリンチャレンジカップ2012 vsアゼルバイジャン(2-0)
2011年10月に初招集されると、翌年5月のアゼルバイジャン戦でデビューを飾った。2014年のブラジルW杯は出場機会に恵まれなかったが、今年のロシアW杯は4試合すべてにフル出場。チームのベスト16進出に貢献した。
生年月日:1993年4月20日(25歳)
柏レイソルの下部組織出身で、2012年にトップチームに昇格。2016年に横浜F・マリノスに完全移籍する。今回の11月シリーズでA代表に初招集され、森保監督は「マリノスで年間を通して継続して試合に出ている」と評価。「攻撃的な左利きであることを生かしてのプレー、クロスや攻撃に絡むところが今回の招集につながった」と選出理由を語っている。
生年月日:1994年4月5日(24歳)
代表デビュー:2017年12月9日 EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会 vs朝鮮民主主義人民共和国(1-0)
2016年のリオ五輪に出場し、右サイドバックとして全3試合にフル出場した。2017年12月に開催されたE-1選手権に追加招集され、12月9日の北朝鮮戦でA代表デビューを飾った。
生年月日:1995年3月1日(23歳)
代表デビュー:2017年12月12日 EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会 vs中国(2-1)
2013年に清水エスパルスに入団し、2017年にガンバ大阪へ完全移籍した。代表初選出から半年後の2017年12月、E-1選手権の中国戦で代表デビューを果たした。
生年月日:1998年11月5日(20歳)
代表デビュー:2018年10月12日 キリンチャレンジカップ2018 vsパナマ(3-0)
19歳341日で国際Aマッチ出場。センターバックでは1993年のJリーグ創設以来初めてとなる10代デビューを果たした。2020年の東京五輪経由でカタールW杯出場を目指す。
生年月日:1991年5月9日(27歳)
代表デビュー:2011年10月7日 キリンチャレンジカップ2011 vsベトナム(1-0)
2011年10月7日のベトナム戦でA代表デビュー。2015年6月のイラク戦で2年ぶりの代表復帰を果たすと、いきなり代表初ゴールを決める。ロシアW杯アジア最終予選では4試合連続ゴールの活躍を記録し、日本代表に定着した。
生年月日:1992年5月28日(26歳)
代表デビュー:2014年9月9日 キリンチャレンジカップ2014 vsベネズエラ(3-0)
A代表に初選出されたのは2012年2月。それから2年半後の2014年9月のベネズエラ戦で代表デビューを果たし、初得点も決めた。ロシアW杯は全4試合に先発出場し、攻守に欠かせない働きを見せた。
生年月日:1993年2月9日(25歳)
代表デビュー:2015年8月2日 EAFF東アジアカップ2015決勝大会 朝鮮民主主義人民共和国(1-2)
2015年8月、東アジアカップに臨むメンバーに招集され、北朝鮮戦で代表デビュー。リオ五輪はキャプテンとして出場した。ボランチ、センターバック、サイドバックと複数のポジションをこなす。
生年月日:1993年3月9日(25歳)
代表デビュー:2017年12月9日 EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会 vs朝鮮民主主義人民共和国(1-0)
J屈指の快速ドリブラーは2017年12月のE-1選手権でA代表に初招集。北朝鮮戦で初出場を果たす。森保ジャパンの初陣で代表初ゴールを決め、10月のパナマ戦で2試合連続得点を挙げた。
生年月日:1994年8月23日(24歳)
代表デビュー:2018年3月23日 国際親善試合 vsマリ(1-1)
リオ五輪世代の背番号10がA代表に初招集されたのは2018年3月のこと。マリ戦で代表デビューを飾ると、初ゴールを記録し、ロシアW杯メンバー入りも期待されたが、結果は落選。そのW杯の主力組も招集された10月シリーズでは2得点に絡む活躍を見せ、長友佑都に「ドリブルお化けでしょ」と言わしめた。
生年月日:1995年1月16日(23歳)
代表デビュー:2015年10月13日 国際親善試合 vsイラン(1-1)
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督に初招集され、2015年10月に代表デビューを飾るも定着はできず。リオ五輪経由ロシア行きは夢に終わった。森保ジャパンの初陣で代表初ゴールを決めると、そこから3試合連続で得点を記録。日本史上6人目の偉業を成し遂げた。
生年月日:1996年4月16日(22歳)
代表デビュー:2017年12月16日 EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会 vs韓国(1-4)
2017年12月のE-1選手権で初招集、初出場を飾る。2018年3月のマリ戦で、中島の代表初ゴールをアシストした。今夏のW杯は予備登録枠に含まれたが、本メンバー入りは逃した。
生年月日:1998年6月16日(20歳)
代表デビュー:2018年9月11日 キリンチャレンジカップ2018 vsコスタリカ(3-0)
2017年のU-20W杯に出場し、4試合で3得点を記録。イタリア戦で4人抜きゴールを決めたことで、FIFA公式ツイッターやイタリア紙に「日本のメッシ」と称賛された。森保体制下になり、A代表に選出。9月のコスタリカ戦でデビューを飾り、10月のウルグアイ戦で代表初ゴールを決めた。
生年月日:1995年5月10日(23歳)
代表デビュー:2018年9月11日 キリンチャレンジカップ2018 vsコスタリカ(3-0)
今年9月、負傷した大島僚太と山口蛍に代わって追加招集された大卒ルーキー。森保ジャパンの初陣となるコスタリカ戦に途中出場し、代表デビューを果たした。
生年月日:1990年5月18日(28歳)
代表デビュー:2013年7月21日 EAFF 東アジアカップ2013 決勝大会 vs中国(3-3)
ロンドン五輪出場は逃したものの、2013年7月の中国戦でA代表デビュー。その後もコンスタントに招集され、ブラジルW杯のメンバー入りを果たす。ロシアW杯初戦のコロンビア戦で決勝ゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。
生年月日:1996年4月26日(22歳)
常勝軍団のエースに成長した鈴木が、今回の11月シリーズでA代表初選出。AFCアジアチャンピオンズリーグのMVPに輝き、アジア制覇に大きく貢献した。森保監督は「前線で存在感を発揮している」と評価する。
生年月日:1996年7月26日(22歳)
代表デビュー:2018年10月12日 キリンチャレンジカップ2018 vsパナマ(3-0)
追加招集で呼ばれた10月に続いて、今回が2度目の招集。今季、調子が悪い時は清水エスパルスのOBであり、憧れの存在である岡崎慎司に相談していたという。
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