攻撃の起点にもなるスーパーロングパス🚀
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) December 14, 2022
鈴木優磨 選手の精度の高いキックに注目です👀
今シーズンのJリーグで印象に残ったシーンをピックアップ🎥@atlrs_official pic.twitter.com/ffp1DegNIe
ゴールを奪うだけがエースの仕事ではない。鹿島アントラーズに所属するFW鈴木優磨がチームを攻撃に転じさせた1本のパスが脚光を浴びている。
■状況を打開する1本のパス
改めて注目された鈴木のロングパスが飛び出たのは、2022年7月16日に行われた2022明治安田生命J1リーグ第22節のホームでのヴィッセル神戸戦だ。
後半4分、鈴木はバウンドされたボールを左サイドで相手陣内から自陣に戻りながら受けると、前線を見るや、素早く右足を振り抜く。ボールが向かった先は右サイドにいた和泉竜司で、その和泉はこのパスを胸でやや前方へ落とす。そこにインナーラップしてきたのが常本佳吾だ。常本はペナルティエリア右に侵入すると、中央へクロスを供給。これは相手にヘディングでクリアされてしまうが、素早く攻撃へと転じた場面だった。
2022シーズンのリーグ戦では7ゴール10アシストを記録したが、鈴木がこのチームで果たした役割は広範囲にわたった。ゴールを奪うことだけではないことを証明したシーンともいえるものだった。
■サポーターからも反響
Jリーグの公式ツイッターが12月14日、このシーンの動画を「攻撃の起点にもなるスーパーロングパス」とのコメントとともに公開。この投稿には「さすがにベンゼマはここまで長いロングキックはしないよー」などのコメントがあがり、鈴木の判断の速さとキック精度が脚光を浴びている。
さらには、「この一連のプレー全部好きやわ」との声もあり、鈴木のパスだけでなく、鹿島の流れるような連携も注目されている。鹿島で来季もこのようなスーパープレーが見られることを期待したい。
◆「この一連のプレー全部好きやわ」鈴木優磨のチームを攻撃に転じさせる1本のパス! ゴールを奪うだけがエースではない…鹿島アントラーズの攻撃の起点になった「スーパーロングパス」に脚光(サッカー批評)