日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年12月21日木曜日

◆鈴木隆行さん、引退試合へ 「愛される監督」目標に(茨城新聞)


ケーズスタで来月13日 鹿島、水戸での経験糧


来年1月13日にケーズデンキスタジアム水戸で引退試合を行う元サッカー日本代表FWの鈴木隆行さん。1995年にJ1鹿島でプロサッカー選手として歩みはじめ、J2水戸などを経て2015年にJ2千葉で現役引退した。21年間の現役生活や今後の人生について聞いた。 (報道部・岡田恭平)


-プロ生活を始めた鹿島で得たものは。

鹿島はとにかく練習から100パーセントの力を出し切り、一切手を抜くことがない。それをみんながやっていた。若い頃から鹿島でやっていたことで、その姿勢が身に付いた。

-一度はアメリカのクラブで現役引退を決めた2011年、東日本大震災で被害のあった水戸に加入した。

水戸は足りないことがたくさんあった。自分が少しでもプレーしたり、チームメートにアドバイスすることで成長させられればと思っていた。プレーするチャンスをもらうことができ、やはりプレーするのが一番楽しいと感じた。サポーターには最初から受け入れてもらい、ありがたい環境だった。地元チームに入って良かったと思った。

-現在の鹿島をどう見ているか。

サッカーだけでなく、しっかりとしたクラブ(運営)であることを継続して守っている。「昔は良かったけど…」ということがなく、一貫していいチームであり続けているのはうれしいこと。

-水戸については。

予算が少なく苦しい経営の中でも、しっかりとしたチーム運営をしている。これからも成長しないといけないし、J1に上がるクラブになってほしいと常に願っている。

-引退試合への思いは。

2年越しだが、これで選手として区切りを付ける。次はプロの監督という夢に向かって進んでいく。

-豪華なメンバーがそろう。

日本代表で一緒に戦った選手たちとはもう一度、最後にプレーできればと思っていた。水戸選抜も苦しい時期を一緒に戦った選手とまたサッカーをしたいので集まってもらった。

-どんな試合を見せたいか。

公式戦と同じように全力でプレーし、サッカーの楽しさを見せたい。(自身は)FWなので得点は取りたい。

-指導者として現在取り組んでいることは。

東京のチームで幼稚園生から中学1年生までを1日4時間、週5回指導している。中学生以下の選手にいかに理解させ、動かすかというのは非常に勉強になっている。

-理想の指導者像は。

時代に合ったサッカーを教えられること、そして選手に思いやりがある愛される監督になりたい。

■鈴木隆行(すずき・たかゆき)
1976年6月5日生まれ。日立市出身。日立・泉丘中-日立工高卒。1995年に鹿島に加入。以降CFZド・リオ(ブラジル)、市原(現千葉)、川崎、ゲンク(ベルギー)、ゾルダー(同)への期限付き移籍を経て、2006年にレッドスター(当時セルビア・モンテネグロ)に完全移籍。その後は横浜M-ポートランドティンバーズ(米国)-水戸-千葉でプレーした。日本代表では02年W杯日韓大会で初戦のベルギー戦で得点を挙げるなどし、16強入りに貢献した。国際Aマッチ55試合出場、11得点。J1通算108試合出場17得点、J2通算は128試合24得点。現役引退後はプロの監督を目指し、来年2月にJリーグで監督を務めるために必要な資格である公認S級コーチに認定される見込み。


鈴木隆行さん、引退試合へ 「愛される監督」目標に

◆元日本代表・鈴木隆行氏「感謝の気持ち込めプレーしたい」…1・13引退試合(報知)




 2015シーズンをもって現役を引退した元日本代表FW鈴木隆行氏(41)=スポーツ報知評論家=が、2018年1月13日にケーズデンキスタジアム水戸で引退試合を開催する。茨城・日立市出身で「お世話になった人たちに感謝の気持ちを込めてプレーしたい」と意気込みを明かした。自身がゴールを決めた2002年日韓W杯日本代表メンバーを中心としたチームと、所属した水戸の現役選手らで構成するチームが対戦。現在もトレーニングを続けており、「恥ずかしいプレーをしないように頑張りますよ」と、持ち味の体を張ったプレーを披露する。

 概要は以下の通り。チケットはチケットぴあなどで絶賛発売中。詳細、チケットなどは水戸ホーリーホック公式ホームページをご覧ください。

 ◆大会名称 茨城トヨペットpresents 鈴木隆行 引退試合

 ◆開催日程 2018年1月13日(土)13時キックオフ(予定)※11時開場予定

 ◆対戦 SUZUKI FRIENDS VS MITO SELECTIONS

 ◆チーム
 〈SUZUKI FRIENDS〉日韓W杯当時の日本代表メンバーを中心としたスペシャルチーム リーグ戦アウェー側(南側ベンチ)=市川大祐、小笠原満男、曽ケ端準、戸田和幸、中田浩二、中村俊輔、中山雅史、名波浩、服部年宏、波戸康広、柳沢敦(すべて予定)

 〈MITO SELECTIONS〉水戸の現役選手と鈴木氏在籍当時の水戸の選手で編成 リーグ戦ホーム側(北側ベンチ)=飯田優二、石神幸征、内田航平、岡本達也、尾本敬、樹森大介、島田祐輝、常盤聡、西村卓朗、細川淳矢、本間幸司、三島康平、村田翔、森直樹、山村佑樹、吉原宏太(すべて予定)

 ◆会場 ケーズデンキスタジアム水戸(茨城県水戸市小吹町2058の1)

 ◆主催 公益財団法人 日本サッカー協会/公益社団法人 日本プロサッカーリーグ

 ◆主管 公益財団法人 茨城県サッカー協会/株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック

 ◆チケット料金 隆行シート=5000円、SS指定席=4500円、S指定席(北/南)=4000円 ※前売・当日同価格

 鈴木隆行(すずき・たかゆき)1976年6月5日、茨城県日立市生まれ。41歳。日立工高から1995年に鹿島入り。その後CFZ・ド・リオ、市原(現千葉)、川崎、ゲンク(ベルギー)、ゾルダー(ベルギー)、レッドスター(セルビア)、横浜M、ポートランド(米国)、水戸、千葉でプレーし、2015年末に引退した。日本代表では2001年FIFAコンフェデレーションズ杯、2002年日韓W杯、2004年アジア杯、2005年コンフェデレーションズ杯などに出場。国際Aマッチ55試合11得点の成績を残した。182センチ、75キロ。


元日本代表・鈴木隆行氏「感謝の気持ち込めプレーしたい」…1・13引退試合

◆元鹿島のファン・ソッコ、清水へ完全移籍で加入…2年ぶりJ復帰(サッカーキング)




 清水エスパルスは20日、中国スーパーリーグの天津泰達に所属する韓国人DFファン・ソッコが完全移籍で加入することが決まったと発表した。

 ファン・ソッコは1989年生まれの28歳。韓国の大邱大学から2012年にサンフレッチェ広島へ加入した。同年夏のロンドン・オリンピック、2014年のブラジル・ワールドカップに出場。広島では2012年と2013年のJ1リーグ連覇に貢献し、2015年に鹿島へ移籍した。

 鹿島では1年目にヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)を制覇。ファン・ソッコは決勝のガンバ大阪戦で先制ゴールを挙げ、優勝に大きく貢献している。そして2016年は、明治安田生命J1リーグと天皇杯の2冠を達成。鹿島での2シーズンで3つの国内タイトルを獲得した。昨季限りで契約満了となり、今季は中国でプレーしていた。

 2年ぶりに日本でプレーすることとなるファン・ソッコ。加入にあたり、以下のようにコメントしている。

「伝統ある清水エスパルスに加入でき、とても光栄に思います。チームの選手、スタッフ、サポーターの皆様と一体となり、ACL出場を目指していけるよう、チームの勝利に貢献したいと思います。ぜひスタジアムに来て、たくさんの応援をよろしくお願いします」


元鹿島のファン・ソッコ、清水へ完全移籍で加入…2年ぶりJ復帰

◆熊本、GK佐藤昭大と来季の契約更新…今季“劇的同点弾”で1得点を記録(サッカーキング)




 ロアッソ熊本は20日、GK佐藤昭大と来季の契約を更新したことを発表した。

 現在31歳の同選手は三重県出身。サンフレッチェ広島の下部組織出身で、2005年にトップチームに昇格した。愛媛FC、鹿島アントラーズへの期限付き移籍を経て、2011年には鹿島に完全移籍。その後2016年に熊本に加入した。

 今季は明治安田生命J2リーグ10試合に出場。第3節のモンテディオ山形戦では、後半のアディショナルタイムに、MF上里一将が蹴った右CKにヘディングで合わせて初得点を記録。劇的な同点弾を挙げて、大きな注目を浴びた。

 熊本は9勝10分け23敗、降格圏の21位で今季のJ2を終えたが、J3で初優勝を果たしたブラウブリッツ秋田がJ2ライセンスを持たないため降格は免れていた。


熊本、GK佐藤昭大と来季の契約更新…今季“劇的同点弾”で1得点を記録

◆ロシアW杯へハリルが選ぶ23人は?“合格者ゼロ”のE-1を踏まえたポジション別通信簿(GOAL)




残り6カ月となったロシアW杯。果たしてハリルホジッチ監督はどんなメンバーで臨むのか。2017年末時点のメンバー23人を検証する。

EAFF E-1 サッカー選手権 2017(E-1)の韓国戦(16日・味の素スタジアム)で1-4の歴史的惨敗から2日後の18日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が2018年日本代表年間スケジュール発表記者会見に姿を現し、改めて2018年ロシアワールドカップ本大会への続投を宣言した。

「まずは3月に向けて、30~35人くらいのラージリストを作りたい。3月の試合に挑んだら、30人くらいのリストになる。そこから23人のリストが生まれていくという流れになると思う」と今後の日本代表メンバー選考について言及した。

指揮官としては今回のE-1で国内組の奮起を促していたが、結果的に韓国戦では「合格者ゼロ」と言ってもいい厳しい現実に直面した。そうなると、指揮官の欧州組至上主義にはより拍車がかかると見られる。国内組が滑り込めるのは手薄なポジション、あるいは来シーズン開幕直後に凄まじい活躍ぶりを示した選手だけかもしれない。そんな現状も踏まえ、2017年末時点でのロシア大会メンバー23人を検証してみることにしたい。


<GK=3人、川島◎、西川○、中村○、東口△>

まずGKだが、川島永嗣(メス)の3大会連続代表入りはほぼ確定に近い。もう2枠を最終予選5試合出場の西川周作(浦和)、足掛け7年間の代表帯同で4試合出場にとどまっている東口順昭(G大阪)、22歳の中村航輔(柏)の3人が争っている構図だ。

11月の欧州遠征(ブラジル&ベルギー)の時点では西川、東口という30代GKが揃ってメンバーに入りそうな雲行きだったが、E-1初戦の北朝鮮戦で中村が存在感を発揮。韓国戦の先発もつかんだことから、序列が上がったのは間違いない。このままだと東口が落選の憂き目に遭う可能性が高く、来季G大阪でのパフォーマンスがこれまで以上に大事になってくる。E-1で代表復帰した権田修一(鳥栖)やこれまで何度か呼ばれている林彰洋(FC東京)らも一縷の望みを賭けて来季に挑むしかない。

<CB=3~4人、吉田◎、槙野○、昌子△、森重△、植田△>

一方、センターバック(CB)だが、2014年ブラジル大会では吉田麻也(サウサンプトン)、森重真人(FC東京)、今野泰幸(G大阪)、伊野波雅彦(神戸)の4人が選ばれている。ただ、本職CBを中澤佑二(横浜)、田中マルクス闘莉王(京都)、岩政大樹(東京ユナイテッド)の3枚にして、阿部勇樹(浦和)や今野のようなユーティリティな選手で補った2010年南アフリカ大会の例もあり、3~4人と考えるのが打倒だろう。

現時点で当確なのは予選全試合にフル出場した吉田。そのパートナーとして槙野智章(浦和)が一歩リードしている。最終予選終盤は昌子源(鹿島)がピッチに立ったが、E-1の韓国戦でのキム・シンウク(全北現代)への対応などを見る限りでは、やや不安は拭えない。若い三浦弦太(G大阪)も経験不足を露呈しただけに厳しそうだ。ケガと不調で今季を棒に振った森重が来季トップフォームを取り戻せば代表復帰も十分あり得る。吉田、槙野、森重、昌子の4人を選ぶという考え方が無難ではあるが、本職CBを3枚にして、1枚は植田直通(鹿島)のような万能型にする手もある。特に植田はE-1で右サイドバックとしての可能性を垣間見せている。セネガル戦を想定し、日本人離れした身体能力を誇る男を入れた方がいいという意見もあるだけに、興味深い。

<SB=3~4人、酒井宏◎、長友◎、酒井高○、車屋△、植田△>

サイドバック(SB)に関しては、ブラジル大会は内田篤人(ウニオン・ベルリン)と長友佑都(インテル)、酒井宏樹(マルセイユ)、酒井高徳(ハンブルガーSV)の4人だったが、南アフリカでは内田、長友、駒野友一(福岡)の本職3人に、万能型の今野を加えた陣容となっていた。今回も本職4人とするなら、当確組の酒井宏、長友に、両SBをこなせる酒井高、左利きの車屋紳太郎(川崎F)を加えるのが、現状のベストではないだろうか。

ただ、CBとSBをこなせる植田や槙野を入れるいう考えもある。であれば本職は酒井宏、長友、酒井高の3人だけでいい。彼ら3人は欧州で傑出した実績があるだけに、ハリルホジッチ監督にとっても必要不可欠な人材。右ひざ負傷を機に代表から長期間離れている内田も戻ってこない限り、この3人の牙城を崩す選手は見当たらない。

<MF=6~7人、長谷部◎、山口蛍○、今野○、井手口○、香川○、長澤△、清武△、森岡△、小林祐△>

ハリルホジッチ監督は4-2-3-1と4-3-3のシステムを併用している。中盤はダブルボランチの前にトップ下を置く三角形型と、アンカーの前にインサイドハーフ2枚を置く逆三角形型がある。

このフォーメーションを想定した場合、ボランチとアンカーの両方をこなせる人材として、長谷部誠(フランクフルト)、山口蛍(C大阪)、今野の3人が候補者として挙がる。ドイツで11シーズン戦っている長谷部の卓越した国際経験値と統率力は今の日本代表に必要不可欠。右ひざの状態が不安定であっても当確は揺るがない。

ブラジル大会経験者の山口蛍も最終予選全試合出場と指揮官から絶大な信頼を得ている。ボール奪取後の展開力は課題だが、やはり当確と言っていい存在だ。今野もE-1で復調をアピール。守備で全てのポジションを担える万能性から選びたい人材ではある。同じ枠を争うのが遠藤航(浦和)だが、攻撃の組み立てやゴールに絡める迫力を考えると今野の方が上。守備的MFの3枠目に滑り込むのが妥当だ。

攻撃的MFの方は選択が非常に難しい。デュエルを武器とする井手口陽介(G大阪)、長澤和輝(浦和)のようなタイプがいる一方、トップ下として長年やってきた香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(C大阪)、柴崎岳(ヘタフェ)、森岡亮太(ワースラント・ベフェレン)、小林祐希(ヘーレンフェーン)のようなタイプもいて、どういうバランスがベストなのか指揮官も頭を悩ませているに違いない。

このうち「ハリルの秘蔵っ子」と位置付けられる井手口はロシア行きの確率が最も高いが、今冬に踏み切ると言われる欧州移籍の結果いかんでは、代表での位置づけが変わるかもしれない。長澤もまだ代表招集1回と未知数な選手で、香川、清武、柴崎、森岡、小林はハリルホジッチ監督が求めるデュエルの部分で物足さがある。とはいえ、本番を考えると攻撃のスイッチを入れる人間は絶対に必要。そういう意味でも復調傾向にある香川は必要ではないか。リスタートの部分でも清武が本調子を取り戻せば入れておきたい。今、オフェンシブの4枚を選ぶとしたら、井手口、長澤、香川、清武だろうか。

<サイドアタッカー=4~5人、原口◎、乾◎、浅野○、久保○、伊東△、本田△、小林悠△、倉田△>

サイドアタッカーも激戦ではあるが、すでにある程度のメドは立っている。まず右は最終予選終盤に決定的な仕事をした久保裕也(ヘント)と浅野拓磨(シュツットガルト)の2人がリード。そこにFIFAクラブワールドカップ(CWC)でキレを取り戻した本田圭佑(パチューカ)、E-1選手権で異彩を放った伊東純也(柏)、トップもできる小林悠(川崎)が絡む構図と言える。久保はヘントではトップ下、浅野も左右のサイドなど複数ポジションをこなしており、右のスペシャリストではないが、どちらもハリルホジッチ監督のサッカーには必要な駒だ。

そこに続くのがドリブル突破が売りの新スピードスター・伊東だろう。ただ、国際経験が皆無に近く、欧州組と共演した経験もない。そこは気がかりとなる。本田と小林は複数ポジションをこなせる存在だが、いざという時に頼れるのはやはり強靭なメンタルを誇る本田だ。インサイドハーフもできることを考えると、長く日本の看板に君臨した男もぜひ加えておきたいところだ。

左に関しては、原口元気(ヘルタ)と乾貴士(エイバル)が大きくリードしている。原口が冬の移籍市場で新天地を見出せなければ、コンディション的に厳しくなるが、最終予選4試合連続ゴールの実績は非常に大きな意味を持つ。彼のような運動量とスプリント力を備えた選手は日本人にはなかなかいない。その長所はやはり大きい。乾にしてもスピードと打開力を兼ね備えた数少ない選手。そこは特筆すべき点と言える。

ダイナミックさとインテンシティーを発揮できる倉田秋(G大阪)も今年10月以降、コンスタントに呼ばれており、攻撃的MFもこなせる万能型として一定の評価はある。しかし、他2人に比べると国際経験値が弱い。韓国戦でもその課題を露呈してしまっただけに、現時点での23人入りは厳しそうだ。

<トップ=2~3人、大迫◎、岡崎○、本田○、武藤・杉本・川又・小林悠△>

トップは大迫勇也(ケルン)が当確。最前線でタメを作れる彼の存在はハリルホジッチ監督の戦術の根幹をなす部分。「大迫ありきのロシア」といっても過言ではないほど重要度が高い。その大黒柱と異なる特性を持つ岡崎慎司(レスター)、武藤嘉紀(マインツ)、杉本健勇(C大阪)、川又堅碁(磐田)に、複数ポジションをこなせる本田、小林も加わり、残り1~2枠は大混戦。

国際経験を取るなら岡崎、高さなら杉本など何にポイントを置くかで選考結果は違ってくる。大迫のようにタメを作ることを重視するなら、2016年10月の最終予選・オーストラリア戦でその仕事をしっかりとこなした本田、E-1で成長ぶりを示した川又も視野に入ってくる。いずれにしても、良いコンディションを維持し、結果を残し続けなければ、すぐに候補者から外れる。それがFWだ。そこは全員がしっかりと認識しておくべきところだ。

◎=当確、○=有力、△=微妙

文=元川悦子

ロシアW杯へハリルが選ぶ23人は?“合格者ゼロ”のE-1を踏まえたポジション別通信簿

◆鹿島・昌子源が最多16完封、自身初フルタイム出場(ニッカン)




<2017ニッカン・フットボール・アウォーズ:J1守備編>

 「ニッカン・フットボール・アウォーズ」の第2回はJ1守備編。

 ◆完封王 フル出場してチームが無失点だった試合を完封とすると、フィールドプレーヤーでは鹿島アントラーズDF昌子が16完封で最多。今季はプロ7年目で初のフルタイム出場も達成。日本代表でも主力となり東アジアE-1選手権ではキャプテンマークを巻いた。

鹿島・昌子源が最多16完封、自身初フルタイム出場

◆【鹿島】強化責任者の鈴木常務、内田に期待「勝ち方を知る選手」(報知)




 鹿島で強化責任者を務める鈴木満常務(60)が19日、獲得オファーを出している元日本代表DF内田篤人(29)への期待を口にした。

 内田が所属するドイツ2部ウニオン・ベルリンに対し、レターを送ったことを認めた上で「戦力としてもそうだが、勝ち方を知る選手で、うちに来てくれればプラスになる」と説明。獲得にかかる費用は推定20万ユーロ(約2700万円)と判明し「(MF小笠原)満男らが受け継いできたもの(練習の緊張感など)を受け継げる選手だ」と期待を寄せた。

 また、この日自主トレでクラブハウスを訪れたGK曽ケ端準(38)も「3連覇を経験しているし勝ちを知る選手。来たらチームにとってもプラスになる」と明かした。鹿島は今後、相手クラブ、本人との交渉に臨むとみられる。


【鹿島】強化責任者の鈴木常務、内田に期待「勝ち方を知る選手」

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