日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年8月3日日曜日

★ANTLERS REPORT 61(LIXIL)


◆宮内選手 Jリーグ・アンダー22選抜メンバー選出のお知らせ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/44494



本日、J3第20節 vsブラウブリッツ秋田に向けて、Jリーグ・アンダー22選抜の招集メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、宮内龍汰選手が選出されました。

詳細はこちら(J3リーグ公式サイト)をご覧ください。

◆[総体]2-0から追いつかれた鹿島学園、PK戦で東邦を下す(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?144366-144366-fl



[8.2 全国高校総体1回戦 鹿島学園高2-2(PK6-5)東邦高 敷島総合公園多目的運動場]

 鹿島学園高(茨城)は1回戦で東邦高(愛知1)と対戦し、PK戦の末、初戦を突破した。2-0から試合終了間際に追いつかれたが、2-2のまま突入したPK戦を6-5で制した。3日の2回戦では尚志高(福島)と対戦する。

 鹿島学園は前半29分、MF室井佑斗(3年)からパスを受けたFW武花和真(2年)が右足で先制点。前半は東邦にシュートを1本も打たせることなく、1点リードで折り返した。

 後半8分にはFW清成俊太(3年)のFKにDF中村彰吾(3年)が頭で合わせ、追加点。2-0とリードを広げたが、ここから東邦の猛反撃を受けた。

 後半15分、途中出場のFW西村雄生(3年)のゴールで1点を返した東邦は試合終了間際の後半34分、FW鈴木大嗣(3年)のパスからMF長尾遼馬(3年)が左足ミドルで劇的な同点ゴール。土壇場で2-2の同点に追いつき、試合はPK戦に突入した。

 PK戦では両チームともに5人目まで全員が成功。迎えた6人目、先攻の鹿島学園はMF金子修羅(3年)が決めたのに対し、後攻の東邦は同点弾の長尾がまさかの失敗。PK6-5で鹿島学園が死闘を制し、2回戦に駒を進めた。

◆[総体]鹿島入り内定の久保田が意地の一発も…大阪桐蔭は初戦で仙台育英に敗れる(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?144345-144345-fl



[8.2 全国高校総体1回戦 大阪桐蔭高1-2仙台育英高 韮崎市営御勅使サッカー場]

 仙台育英高(宮城)は1回戦で大阪桐蔭高(大阪1)に2-1で競り勝った。3日の2回戦では向上高(神奈川2)と対戦する。

 仙台育英は前半22分、MF佐藤翔太(3年)の右クロスからDF安田邑成(2年)がヘディングシュートで先制点。後半立ち上がり早々の2分にも安田の左クロスからFW櫻井敬正(2年)が左足で追加点を奪い、2-0とリードを広げた。

 2点を追う展開となった大阪桐蔭。後半27分、DF西居壮太(3年)の右クロスからMF久保田和音(3年)が右足で意地の1点を返したが、反撃もここまでだった。

 2年前の全国高校総体で4強入りした大阪桐蔭。来季の鹿島アントラーズ入りが内定している久保田を擁し、大会前から大きな注目を集めていた強豪校が初戦で散った。

◆鹿島へ加入のジョルジワグネル来日!4日にメディカルチェック(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140803/jle14080305000005-n1.html

 柏などでプレーし、今年1月からボタフォゴ(ブラジル)に在籍していたMFジョルジワグネルが2日、来日し、鹿島-広島を観戦した。関係者によると、鹿島への加入で合意済み。4日にメディカルチェックを済ませ、正式にサインする見込みという。ジョルジワグネルは2011年から柏で3季プレーし、J1優勝などに貢献した。

◆森保監督 5失点完敗に脱帽「チャレンジャーだと教えられた」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/03/kiji/K20140803008679630.html

J1第18節 広島1―5鹿島 (8月2日 カシマ)



 1―5の大敗に広島・森保監督も「完敗だった」と脱帽した。昨季最終戦は2―0で鹿島に勝って2年連続優勝を決めたが、見事に借りを返された。

 「1―1になって流れがうちにあった時に追加点が取れなかった」。後半10分に追いついた後の攻撃を悔やみ「(王者ではなく)チャレンジャーだと教えられたのだと思う」と続けた。

◆鹿島DF西大伍が“名波ボレー”決める(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?144317-144317-fl

[8.2 J1第18節 鹿島5-1広島 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームでサンフレッチェ広島に5-1で勝利した。3戦連続引き分け中だった鹿島だが、うっ憤を晴らすかのような大勝劇だった。

 スーパーゴールも決まった。2-1と1点リードして迎えた後半25分、左サイドからのCKを獲得した鹿島は、MF小笠原満男がペナルティーアークより外にボールを上げるサインプレーを見せる。ここに走り込んだのはDF西大伍。右足ダイレクトで合わせると、シュートは一直線にゴールに突き刺さった。

 今季ここまでのNo.1ゴールと言っていいようなスーパーゴールだったが、このパターンのゴールは日本代表の伝説のゴールシーンと重った方も多いはずだ。2000年のアジア杯準々決勝のイラク戦で後半8分に中村俊輔のFKを現解説者の名波浩氏がダイレクト左足で合わせた場面。この完璧なボレーシュートは今でも語り草となっている。

 今回の西の見せたGKも全く触ることが出来なかったという点では、“名波ボレー”以上のゴール。今季は若手の台頭に苦しんでいた26歳が、存在感を今一度示す、意地の今季初ゴールを決めた。

◆天才22歳!鹿島・柴崎、2戦連発でアギレJ入りをアピール(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140803/jle14080305030010-n1.html



 J1第18節(2日、鹿島5-1広島、カシマ)鹿島が昨季王者の広島に5-1で大勝。MF柴崎岳(22)が初の2戦連発でアギレ・ジャパン入りをアピールし、4試合ぶりの白星を飾った。G大阪はブラジルW杯の日本代表MF遠藤保仁(34)が1ゴール1アシストの活躍で、横浜Mに2-0で快勝。ベテランも代表残留を印象づけた。鳥栖が名古屋を1-0で下して浦和と勝ち点37で並び、総得点で上回って5月の第13節以来の首位に立った。浦和は神戸と2-2で引き分け2位に後退。



 右足を思い切り伸ばしてゴールを奪った。後半38分だ。鹿島のMF柴崎は全速力でゴール前へ駆け上がると、FWダビの右クロスをスライディングでゴールへ沈めた。前節に浦和の連続無失点試合記録を7で止めた得点に続く、自身初の2戦連発。いつもはクールな22歳に笑みがこぼれた。

 「得点は押し込むだけだった。(2戦連発は)なかなかないことなので、うれしいです」

 定位置のボランチで先発して前半9分、MFカイオの先制点の起点に。1-1の後半18分には1列前のトップ下にポジションを移し、そこから怒涛(どとう)のゴールラッシュが始まった。同21分にMFルイスアルベルト、4分後にはDF西が決めた。

 同36分にはロングパスで柴崎がDF裏に抜け出し、ダビのゴールをアシストすると、その2分後に今度はダビからのパスで柴崎が決めた。「普段からいい関係を築けているし、お互いにプレゼントパスができたのでよかった」とうなずいた。



 日本代表の新監督がアギレ氏に決まり、12日に来日予定。ウルグアイ、ベネズエラと続く9月の2連戦に向け、招集選手の選考が始まる。4年後のロシアW杯出場を目指す柴崎にとって、いいアピールにもなった。

 「常々、代表という舞台に行きたいと言ってきた。もちろん飛び級で一気にいけるわけじゃない。1試合、1プレーを大事にしていきたい」

 中断明けから3戦連続で引き分けたチームは、4試合ぶりの勝利。昨季最終戦では目の前で優勝を決められた相手に雪辱を果たし、優勝戦線にも生き残った。鹿島にとって今季唯一残されたタイトルであるJ1制覇へ、常勝軍団の逆襲が始まった。 (伊藤昇)

柴崎 岳(しばさき・がく)

 1992(平成4)年5月28日生まれ、22歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権で準優勝。11年に鹿島入団。同年4月の福岡戦でリーグ戦初出場、12年10月のFC東京戦で同初得点。同年にナビスコ杯MVPとJリーグ・ベストヤングプレーヤー賞を受賞。同年2月にA代表に初選出(不出場)。昨年7月に代表復帰も体調不良で辞退。J1今季18試合4得点、同通算96試合7得点。1メートル75、64キロ。

◆【鹿島】柴崎は初2戦連発!5点大勝に「攻める形を見せられた」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140803-OHT1T50031.html



 ◆J1第18節 鹿島5―1広島(2日・カシマスタジアム)

 鹿島が反撃ののろしをあげた。MF柴崎の自身初の2戦連発、DF西のスーパーボレーなどで5得点大勝。首位・鳥栖との勝ち点差を7に縮めた。3得点に絡んだ柴崎は「(2戦連発は)個人的にはなかなかないことなんでね。チームとしては非常に良い戦いになった。(追いつかれた後)チームとしてもう一度、攻める、という形を見せられた」と振り返った。

 Jリーグ再開後、3分けと勝ちきれなかった。主将MF小笠原は「一体感」「献身」の欠如などを原因に挙げた。その中で今季開幕前、海外クラブへの練習参加で合流が遅れた西が「迷惑をかけた。結果でチームに貢献したかった」とボレーを決めれば、途中出場のMFルイス・アルベルトが決勝点。特定の誰かではなく、鹿島らしく5人で決めた5得点。上位争いに踏みとどまった。

◆鹿島が5発大勝でトンネル抜ける…1G1A柴崎「連勝できるように頑張る」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?144306-144306-fl

[8.2 J1第18節 鹿島5-1広島 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームでサンフレッチェ広島を5-1で下した。3戦連続引き分け中だった鹿島は、リーグ戦では中断前の5月17日の徳島戦以来の勝利となった。対する今季最多失点で敗れた広島は4戦ぶりの黒星となった。

 先制も鹿島だった。前半9分、MF中村充孝がエリア内で粘って右サイドにパス。MFカイオが走り込むと、ブロックに入ったDF水本裕貴の股を抜くシュートを通して、逆サイドネットに突き刺す。20歳の高卒ルーキーMFが、今季早くも4得点目を挙げて、先制に成功した。

 後半に入ると、広島はMFミキッチとFW皆川佑介を同時投入。流れを引き戻しにかかると、迎えた後半10分、DF塩谷司の縦パスを受けた皆川が粘って逆サイドに流す。これに左サイドから走り込んだMF柏好文が流し込んで、試合を振り出しに戻した。

 だが中断明け3戦連続ドローと波に乗り切れない鹿島だったが、この日は違いを見せた。まずは後半21分、MF土居聖真のスルーパスを受けたMFルイス・アルベルトが塩谷を股抜きでかわすと、右足でネットを揺らして勝ち越し点を奪う。同25分には左サイドからのCKを獲得すると、小笠原満男のクロスの中央走り込んだDF西大伍がダイレクト右足で合わせる。2000年のアジア杯で現解説者の名波浩氏が見せたようなスーパーゴールを突き刺し、勝利をグッと引き寄せた。

 ただこの日の鹿島はまだ止まらない。後半36分、DF昌子源のロングフィードでMF柴崎岳が抜け出す。FWダヴィのゴールをお膳立てすると、今度は38分、ダヴィが右サイドで粘ってグラウンダーのクロスを入れる。これにスライディングで飛び込んだ柴崎がゴールネットを揺らす。「大勝できてよかった。またこれから連勝できるように頑張りたい」。鹿島を引っ張る22歳は、巻き返しを誓っていた。

◆鹿島今季最多5発で広島下す/鹿-広18節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140802-1344288.html



<J1:鹿島5-1広島>◇第18節◇2日◇カシマ

 優勝争いに踏みとどまりたい4位鹿島と5位広島が直接対決した。先制はホームの鹿島。前半9分、MF柴崎岳(22)のパスを受けたMF中村充孝(23)が、中央から右サイドのMFカイオ(20)にパス。これを受けてすぐ右足を振り抜き、ゴール左に流し込んだ。4月26日の前回対戦でも先制点を挙げたカイオが、再び口火を切った。

 その後も鹿島が主導権を握る。ボール保持率を高めて敵陣に攻め込むが、MF土居聖真(22)がGKとの1対1を外したり、FWダビ(30)がシュートを決め切れないなど、惜しい場面はあっても追加点は奪えない展開が続く。対する広島は26分、CK崩れの右クロスにDF水本裕貴(28)が頭で合わせたが、GKに阻まれた。鹿島1点リードで前半は終了した。

 追いつきたい広島は、後半開始と同時にFW佐藤寿人(32)に代えてFW皆川佑介(22)、MF山岸智(31)に代えてMFミキッチ(34)を投入。勝負に出ると、10分に実を結ぶ。ミキッチの起用で右から左サイドに回ったMF柏好文(27)がゴール前に走り込み、中央のMF石原直樹(29)からのパスを蹴り込んで同点にした。

 リーグ再開後、勝ちがない鹿島は後半18分にMFルイスアルベルト(30)を投入。柴崎をトップ下に上げ、攻撃を活性化した。すると3分後、攻め上がったルイスアルベルトが右足で決勝弾。その後もDF西大伍(26)が左CKに直接ボレーで合わせるスーパーゴール、柴崎のラストパスを受けたダビ、お返しにダビのパスを受けた柴崎が決めるなど一挙4点。今季最多得点で4位を守った。

◆【J1:第18節 鹿島 vs 広島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00176417.html

8月2日(土) 2014 J1リーグ戦 第18節
鹿島 5 - 1 広島 (18:34/カシマ/16,632人)
得点者:9' カイオ(鹿島)、55' 柏好文(広島)、66' ルイスアルベルト(鹿島)、70' 西大伍(鹿島)、81' ダヴィ(鹿島)、83' 柴崎岳(鹿島)
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●中村充孝選手(鹿島)
「点を取りたいというのが一番ありましたけど、やらないといけないことは最低限できたと思います。1点目の斜めの動きは相手が弱いとわかっていました」

Q:柴崎選手から良いパスが出ましたが?
「あいつは見てるやろ、と。どんぴしゃのボールが来ました」

Q:出場時間が少し短かった?
「前半35分くらいにもも裏にピリッと来ていた。少し悔しいですね。アシストしても決めた奴が目立ってしまう。あの場面でもパスを出さないで自分が行く選択肢を持てるようにしたい」

●曽ヶ端準選手(鹿島)
「失点してしまったので残念。でも勝つことが大事だった。厳しい暑さでも最後まで走れたのはよかった」

●西大伍選手(鹿島)
「シーズンオフにチームに迷惑をかけた。前半戦もなかなか出場できず、とにかく貢献したい気持ちがあった。良いボールを出してくれて決めることができて良かった。正直、練習でも、あんなにきれいに決まることはないです。打った瞬間、入ったかなとは思いました」

●土居聖真選手(鹿島)
「3バックに慣れていた。みんな連動してたたけてたのが良かった」

Q:シュートを外したときは嫌な流れになったが?
「1-1になった瞬間、言われるな、と思いました。みんなに助けられました。でも、90分通してサイドに行っても起点になれたし、守備から入れました。2点入ってから一気に流れが傾いた。去年は広島に全部負けてきた。2勝できたのは大きい。大量得点できたのはよかった。きっかけにしていけたらと思います」

Q:イメージがあってきた?
「攻撃ではできてるかなと思います。守備ではちょっとずれている。柴崎(晃誠)選手をずっと見ていたんですけど逆サイドまで行かれたときにダヴィが見てくれなくて何本か危ないときがあった。後半は修正してくれた。そういう小さな積み重ねが点に繋がったと思います」

●柴崎岳選手(鹿島):
「チームとしては非常に良い戦いだと思いますし、失点シーンに関してはちょっと曖昧なプレーが多すぎたなと思いますし、クリアするところはしっかりクリアしてそのピンチをしのぐことをしなければならないですし、不運が重なって相手のところにこぼれたというのもあるんですけど、そこから良かったのはチームとしてもう1回攻めるという気持ちを見せれたこと。結果として2、3点目が入ったときに相手が裏にオープンなスペースを与えてくれたので、僕のゴールとダヴィのゴールはそういった状況もあってのことなので評価は難しいですけど、ルイス(アルベルト)のゴールとセットプレーからの(西)大伍くんのゴールはすばらしかったと思います」

Q:最後、サポーターに挨拶をしていましたが?
「拡声器を渡されたので、感謝の気持ちとこれからもお願いしますということを。鹿島というクラブ上、シャイな選手も多いですし、僕自身もそういった類いの選手ですけど、たまにはそういった部分も必要だと思いますし、(サポーターは)これから盛り上げていってくれると思うので僕たちもそれに反応してやっていければいいかな、と思います」

●柏好文選手(広島)
「前半は難しい戦いだった。ただ後半は同点になってからの10分?15分は、本当にいいサッカーができていた。テンポもよかったし、自分たちのサッカーもできていた。ただ、そこでトドメを刺すというか、相手に脅威を与えられる攻撃で逆転できればよかった。
個人としても、スプリントのところだったり、そういう部分がチームとしてのズレにででくる。そこをチームとして見つめて、やっていきたい。

●皆川佑介選手(広島)
「最低限の仕事はできたと思うが、チームとして勝ちきれなかったことは、非常に残念です。
自分は気持ちを大事にして戦う選手だし、常に100%以上の力を出し切っていこうと考えています。得点はできなかったけれど、形はつくれたのではとは思いますね。
自分がピッチに入って感じたのは、みんな足が止まっているし、1人1人の距離が遠い。普段できていることができていなかった。だからもっと連動するためにも自分が動いて引き出してあげれば、もっといい形はつくれたのではと考えます。縦パスも要求して簡単にはたいて、フィニッシュで終わる形は何度かできた。ただ、その質をあげていく必要はありますね」

以上

◇【J1:第18節 鹿島 vs 広島】森保一監督(広島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00176416.html

8月2日(土) 2014 J1リーグ戦 第18節
鹿島 5 - 1 広島 (18:34/カシマ/16,632人)
得点者:9' カイオ(鹿島)、55' 柏好文(広島)、66' ルイスアルベルト(鹿島)、70' 西大伍(鹿島)、81' ダヴィ(鹿島)、83' 柴崎岳(鹿島)
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●森保一監督(広島):
「完敗だったという風に思っています。鹿島はこの試合に臨むに当たって、去年、Jリーグの最終戦でここで我々が鹿島に勝ってJリーグの優勝を決めたその屈辱を晴らそうという思いで気持ちの部分を全面的にぶつけてきましたし、最初からアグレッシブに戦ってきて、そこら辺のところで我々は後手を踏んでしまったという感じになったと思っています。幸いにも前半、もっと失点していてもおかしくないようなピンチをつくられましたけど、0-1で折り返すことができて、それは後半に向けてまだまだやれるというチャンスをもらって、今度は我々がアグレッシブに行こうと後半に入って、アグレッシブにプレーできて1-1の同点に追いつくことができたと思います。そのあとも同点に追いついたあとの流れは我々にあったと思うんですけど、自分たちが攻め立てているときに追加点を奪えなかったというところが、結局相手に流れを渡してしまったことに繋がったのかな、と思っています。その後の失点については、さすが我々が前掛かりになったところを鹿島は見逃さず、したたかにゲームが進められると思いました。この試合で完敗してしまったこと、ここまでの中断期間明けの結果を踏まえて、我々がもう一度チャレンジャーであることを忘れずにやっていかなければいけないことを教えられた敗戦だと思います。まだまだ上を目指すことはできると思いますし、勝点を重ねていけば、また去年みたいになにかが起こるかもしれません。ただ、もっと足下を見つめて、我々がチャレンジャーであることひたむきに泥臭く、試合の入りからプレーできるように、またチーム一丸となってやっていきたいと思います。今日はほんと、我々の応援に多くの皆さんが駆けつけてくれましたけど、不甲斐ない試合と結果をサポーターにお見せしてしまったことは非常に申し訳なかったと思います。以上です。」

Q:後半の頭から二人の選手を交代した意図と、後半立ち上がりの20分内容についてお願いします。
「前節の試合でも皆川(佑介)が入ったこととミキッチが入って試合の流れを変えることができましたし、今日も後半、我々が追いつき逆転するためにはギアを上げていかなければいけないということで選手交代をして送り出しました」

以上

◆【J1:第18節 鹿島 vs 広島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00176415.html

8月2日(土) 2014 J1リーグ戦 第18節
鹿島 5 - 1 広島 (18:34/カシマ/16,632人)
得点者:9' カイオ(鹿島)、55' 柏好文(広島)、66' ルイスアルベルト(鹿島)、70' 西大伍(鹿島)、81' ダヴィ(鹿島)、83' 柴崎岳(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:決定力不足が解消されたと考えていいでしょうか?
「この3試合のなかでも、数多くのチャンスをつくりながらも決めきれなかったり、ラストパスの精度が悪かったり、あるいは得点をしたけどレフリーの判断としてはノーゴールであったり、サッカーをやる上ではいろんなことが起きるのでちゃんとサッカーを分析してもらえば勝ってもおかしくない内容でしたし、チャンスの数も相手を上回っていたという部分では、少しずつ競争力のあるチームになってきたということだと思います。
ただ、すべては戦術的な部分や戦法を考えるだけで、実行するのは選手たちなので、その選手たちが何かを成し遂げようという気持ちがある限り、あるいはその夢を持ち続けている限り、状況は変わっていくだろうと思っていました。だからといって、すべてが完璧ではなかったですし、3試合のうちセットプレーからの失点があって、それは以前も申し上げたとおり集中や注意力、声を出すという部分の足り無さであり、それはそんなに難しい部分ではありません。あとは正当な競り方があるわけなので、それをうまくやれれば状況は変わってきます。今日だけでなく、他の試合でもチャンスをものにしていれば状況は変わっていたのであって、なにか発破をかけるというよりは、『要因は?』と聞かれていたので『決定力不足』をあげていました。選手たちの取り組む意識が変わっていけば状況は変わるし、チームとしての約束事や機能性も競争意識を高めれば、こういうこともやらなければいけないんだ、とか、こういうことをやれば勝てるんだということもわかってきます。当然ながらプラスの結果が出ればそれが深まるし、選手もそのなかで機能や役割を消化できるようになります。なおかつ、『言われていたことはより良い状況を生み出すんだな』という確信に変わるので、良いことではないかな、と思います」

Q:柴崎(岳)選手が攻守に効いていたと思います。評価をお願いします。
「僕は通訳にずっとすごい選手がいるんだけれど彼は自分で自分で凄いことができるんだと自覚していないだけで、それをなんとかしなくちゃいけない。なんとか説得してくれと言ってきました。まず、彼は運動量がある。その運動能力は高いし、シュートは両足で打てるし、パスも両足で出せるし、それもなおかつ正確です。サッカーというのは難しいスポーツであり、頭で考えても一番遠い足で動作を行うわけで、それも走りながら足を使います。それはなかなか教え込んでもある程度まではたどり着きますけど、あとは才能の部分もありますので、僕はその才能をなんとか開花したいなと思っていました。だから、この前ちょっと宝箱という訳を使わせてもらったんですけど、足に宝箱があって、それをなんとか開ければすごい光を発するという意味で宝箱という表現をさせてもらいました。僕は彼が将来、代表に呼ばれることを確信しています。このまま成長し続けて欲しいなと思います。彼が成長しているスピードを止めずに、うまく流れに乗ってそのまま、僕がイメージしている以上の選手に育ってもらえればと思います。僕はチームを監督する立場であって、監督の仕事というのは観察することも含まれています。彼は非常に早めにクラブハウスに来て、自分が練習において必要な準備を進めています。自分のスパイクを磨いたり、練習に対しても今やるべきことをちゃんと整理して取り組んでいますし、また練習後も自分の課題やなにかの発見をして、またそれに向かって取り組もうとしています。クラブハウスにあんなにいる選手はいません。20歳から少し経っている選手で、普通はギリギリに行こうかな、と思うところを、1番手か2番手くらいで来ています。僕はクラブハウスにわざと早めに行ってそういうところも見たりしているし、一番遅く来る選手も見ています。選手たちがどういう行動を取っているのか見ています。興味や積極性を持っているときは列の先頭に立ったり、一番前の席に座ったり、僕らも子供のときは興味あるものは前に立つしのぞきに行くし、それと同じです。人間の行動というのは年齢問わず変わらないものであって、それを彼は示しているかな、と思います。そういった部分を僕はちゃんと見ているし、成長したいんだな、変わりたいんだな、という選手は、しっかりと見ていきたいと思います。シャイな正確で後ろに座っている選手はもちろんいますけど、その殻を破って前に進めるような指導も心がけています。最終的には個人の判断ですし、どの道を進むのか、出番がないから後ろの方で良いと思う人と、もうちょっと頑張って前に行こうと思う人とでは、それぞれが変わっていくので、アントラーズにいる間は厳しく接するし、厳しい指導をしながら彼らが変わることを願って指導し続けます」

Q:若い選手のメンタル面での成長、ファイティングスピリッツについての成長をどの程度感じていますか?
「僕がファイティングスピリットのような哲学をこのクラブに持ってきたわけではなく、このクラブに元々あるものなので、僕が言わずとも彼らがやり続けていることです。あとは若い選手なので調子が良い日もあれば悪い日もあるので、それは若さ故の不安定さだと思います。僕は多少目をつぶりながら、絞めるところだったり弛めるところの判断をしながら、彼らが成長するようにしています。元々あったものなので、僕は特別なことはしていませんし、あとは若手でも一生懸命やるのでそれだけで十分だと思います。一生懸命やれば必ず成長はあると思います。あと、大半の選手はそれぞれの高校や大学で王様だった選手なので、その気持ちのまま一回プロに入ってくるんですけど、壁にぶつかります。フィジカルの脆さから始まり、技術や判断というところでは高校レベルや大学レベルとJリーグとはまったく違う世界であり、スピードも違います。今日の試合もありましたけど、いろんな狡賢さであったり駆け引きだったり、ポルトガル語で言うマリーシアであったり、いろんなことをやっていきます。それを練習のなかで覚えさせ、言葉で説明しても覚えられないことですし、練習で叩き込まないといけないことです。でも、彼らに言ったのは、時代の流れが速くなったのに伴い自分たちの成長スピードも技術のスピードと合わせて成長するんだという気持ちでやらないと、次の人が来て自分のポジションがなくなってしまうことに繋がります。早く自分の気持ちを奮い立たせてやらないといけないぞ、とは何度も言っています」

以上

◆2014Jリーグ ディビジョン1 第18節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51198

J1 第18節 サンフレッチェ広島戦

今季最多の5得点!ゴールラッシュを見せた鹿島、ホームで広島を撃破!

先週末の浦和戦を1-1で引き分け、リーグ戦3試合連続ドローで前半戦を終えた鹿島が、重要な意味を持つホームゲームに臨んだ。J1後半戦初戦、第18節でサンフレッチェ広島と対戦すると、カイオのゴールで先制し、後半に一時は同点に追いつかれたものの、その後はゴールラッシュ。ルイス アルベルトと西、ダヴィ、柴崎がゴールネットを揺らし、今季最多の5得点で5-1と大勝した。

鹿島は前節の大宮戦から先発を1人変更し、中村が左サイドハーフに入った。リーグ戦4試合ぶりの勝利を目指す鹿島は立ち上がりから積極的な動きを見せる。開始2分、中村が左サイドに展開すると、山本がクロスを上げ、こぼれ球に小笠原が反応。ペナルティーエリア手前からボレーシュートを放ったが、枠の右へ外れた。

そして、2試合ぶりの先制点は9分に生まれた。柴崎が浮き球の縦パスを送ると、ペナルティーエリア手前まで走り込んでいた中村が胸トラップでボールを収める。相手を背負ったポストプレーから右側へパスを出すと、ペナルティーエリア右側からカイオが右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートが相手DFの股下を通り、ゴール左隅に突き刺さった。カイオのリーグ戦4得点目で、鹿島が1点をリードした。

1点リードとなった鹿島は、先制の勢いそのままに攻勢をかける。11分には、小笠原が蹴り込んだ左CKにダヴィが飛び込み、強烈なヘディングシュート。惜しくも枠の上に外れたが、広島ゴールを脅かした。17分には、相手のバックパスを奪った土居がペナルティーエリア内で相手GKと1対1となるチャンスを迎えたものの、シュートは阻まれてしまった。

ボールポゼッション率を高める鹿島は、35分にもカイオが強烈なミドルシュートを放つなど、チャンスを演出。広島に攻め込まれる場面もあったが、集中力を保って身体を張り、決定的なピンチを迎えることはなかった。38分には柏に自陣深くまで進入されてシュートを打たれたが、曽ヶ端がしっかりとセーブした。前半は鹿島の1点リードで終了した。

1-0で後半を迎えた鹿島だが、55分に同点に追いつかれる。パス交換から中央を割られると、皆川から柏にラストパスを通され、押し込まれてしまった。同点に追いつかれた鹿島は63分、中村に変えてルイス アルベルトを投入。柴崎が1列上がってトップ下の位置にスライドし、土居が右サイドハーフに入った。この交代策から、ゴールラッシュが始まった。

まずは66分、ルイス アルベルトが土居からのパスを受けると、ペナルティーエリア内で相手選手をかわし、右足シュートでゴールネットを揺らした。さらに70分には、小笠原がペナルティーエリアの手前へと蹴った左CKに西が反応。浮き球を右足ダイレクトで合わせると、鮮やかな軌道を描いたボレーシュートがサポーターの待つゴールへと突き刺さった。西の芸術的なゴールで、鹿島がリードを2点に広げた。

攻撃の手を緩めない鹿島は、終盤にカウンターから2点を追加する。81分、左サイドを抜け出した柴崎が中央へのラストパスを送り、ダヴィが詰めて4点目を挙げると、2分後には同じような形から、今度は逆に右サイドのダヴィからのパスを柴崎がスライディングで押し込んだ。

今季最多の5得点を奪った鹿島が、ホームで広島に大勝。リーグ戦4試合ぶりの勝利を挙げ、勝点を30に伸ばした。次戦は1週間後の第19節、9日に行われる名古屋グランパス戦だ。今節の結果、首位との勝点差は7に縮まった。次節はアウェイゲームだが、大勝の勢いに乗って勝利を収め、連勝街道を走り始めなければならない。苦しみを味わった7月を経て、迎えた8月の初戦でゴールラッシュ。鹿島の反撃が、始まった。



【この試合のトピックス】
・リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めた。
・1試合5ゴールでの勝利は、今季最多。
・今季のリーグ戦では広島相手に2連勝を果たした。
・柴崎が2試合連続得点を決め、今季のリーグ戦4得点目を記録。自己記録を更新した。
・西が今季初得点を挙げた。
・今季新加入の杉本が、公式戦初出場となった前節の浦和戦に続いて途中出場。カシマスタジアムで、初めて公式戦のピッチに立った。
・中村が今季のリーグ戦2試合目の先発出場。前回は3月29日の第5節横浜FM戦で、出場は今季リーグ戦3試合目だった。
・カイオが2試合ぶりの得点を決め、今季のリーグ戦4得点目を記録した。
・ダヴィも2試合ぶりの得点で、リーグ戦での得点数を7に伸ばした。
・途中出場のルイス アルベルトが決勝点。リーグ戦でのゴールは、4月29日の第10節、清水戦以来2得点目だった。なお、ルイス アルベルトが得点を決めた試合は、ヤマザキナビスコカップA組第2節の鳥栖戦を含め、3戦全勝となっている。



監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・得点後、消極的になっている。もっと積極的に攻撃すること。
・セットプレーで競り負けるな!互いに声を掛け合ってコミュニケーションを向上させろ。
・最後の笛が響くまで絶対に集中力を切らすな!


サンフレッチェ広島:森保 一
・あわてずにボールを動かすこと。
・シュート意識をしっかり持つこと。
・守備はねばり強くやること。


[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(5-1という勝利で決定力不足は解消されたか?)前半だけ見ても、もっと得点してもおかしくない内容だったと思う。(引き分けていた)3試合のなかでも数多くのチャンスを作っていたが、決めることができなかったり、ラストパスの精度が悪かったり、ノーゴールとジャッジされたりした。勝ってもおかしくない内容だったが、完璧ではないので、いろいろなことが起こる。そのなかで、少しずつ競争力があるチームになってきた。私は戦術や戦法は伝えるけど、何かを成し遂げるのは選手だから。
・これまでのセットプレーからの失点は、集中力や声を出すことが足りていなかったので、そこを改善することはそれほど難しいことではない。今日だけでなく、他も試合でもチャンスをものにしていれば、状況は変わったはず。プラスの結果が出たことで自信も高まり、よりよい状況が生まれるはずだ。
・(柴崎選手に関して)ずっと通訳には、すごい選手なのだから自覚するように説得してくれと言っている。運動量、能力、両足でシュートが打てるしパスも出せる。足に宝箱が入っていると表現したのだが、その箱を開けてほしい。将来、彼が日本代表に呼ばれるのは間違いないと思う。その成長を止めずに、私がイメージする以上の選手になってほしい。

サンフレッチェ広島:森保 一
完敗だと思っている。鹿島は昨年最終戦でJリーグ優勝を決められた屈辱感を、今日晴らそうと、気持ちを前面に出してぶつかってきた。前半は後手を踏んでしまい、もっと失点してもおかしくなかったが、0-1で折り返すことができて、チャンスをもらったというか、後半はうちがアグレッシブにやる番だと入って、1-1と同点にすることができた。その後もうちに流れがあったが、攻め立てているときに得点を奪うことができず、流れを渡してしまう結果となってしまった。こちらが前がかりになったところを見逃さず、したたかにゲームをすすめられてしまった。もう一度チャレンジャーとしてやっていかなくてはいけないと教えられた敗戦だった。


選手コメント

[試合後]

【柴崎 岳】
チームとしては非常に良い戦いだったと思う。失点の場面は曖昧なプレーが多すぎた。しっかりとクリアして、まずはピンチをしのがなければいけない。その後、チームとしてもう1回攻めるという気持ちを見せられた。2点目、3点目が入った後はオープンな展開になって、ダヴィと自分の得点はその中で生まれたものなので、評価は難しい。ルイスと大伍さんの得点はすばらしかった。内容は修正できてきているが、無失点の試合が少ないので、まだまだやることはある。攻撃についてはポジティブに捉えられるので、引き続きやっていきたい。

【西 大伍】
自分が精一杯できることをやろうと心がけている。前節は攻撃に絡めなかったので、今日は行きたいと思っていた。得点については、練習でもあんなにきれいに決まることはなかなかない。ボレーは自分でもうまいと思っていたけど、サイドバックの位置ではなかなか機会がないので。リラックスして、芯に当てることを考えていた。チームの目標に貢献すること、守備でも攻撃でも成長できているか、また継続できるかどうかが大事。

【カイオ】
良いトレーニングができていて、それを試合でも出せている。チームメートの個性がわかってきたし、チームとして良くなっているという手応えがある。チームと一緒に、サポーターのために血が出るまで戦いたい。

曽ヶ端選手、杉本選手、中村選手のコメントをアントラーズモバイルをご覧ください。

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