日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年9月14日日曜日

◆【J1:第23節 大宮 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00178708.html

9月13日(土) 2014 J1リーグ戦 第23節
大宮 2 - 1 鹿島 (18:05/熊谷陸/14,182人)
得点者:34' ムルジャ(大宮)、69' 昌子源(鹿島)、74' 高橋祥平(大宮)
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●横山知伸選手(大宮)
「スタメンというのは昨日聞いた。最初を(ダヴィに)やられていたら展開はどうなったか分からないけど、そこを耐えれたのは大きい。みんなよくカバーしてくれた。守備で全体的には、もうちょっとボールホルダーに対して行ってほしかったけど、ラインも低かった。その中で、やられてはいたけど、最後は体を張れていて良かった。クロスの対応にもサイドハーフの選手が体を張ってくれていたし、ファウルかもしれないけど、そこはギリギリのところで。最後は結局、入ってくる人に対してどれだけ行けるかだから。みんながカバーし合えた。監督も、『自分(監督)に足りないところを選手が補ってくれてる』と言っていたし、それを含めてみんなでカバーできた。これを次につなげたい。次は徳島だし、他はみんな勝っているので」

Q:3日前の天皇杯からの進化は?
「人も変わっている中で、やろうとしていることをアグレッシブにというテーマで。今日はちょっと受け身になっている時間帯も多かったけど、その中でもアグレッシブに行けていた。以前は完璧に受け身だったから。一人一人の気持ちが違ったのかな。こういう状況になって、監督も代わって、一人一人の責任とか自覚が変わってきたと思う」

Q:守備の面では?
「どう変わったというのは難しいけど、積み上げていこうというのはある。やることがはっきりして、やりやすくなった。選手同士で要求しあえているのが大きいと思います」

●高橋祥平選手(大宮)
「たかがまだ1勝だし、天皇杯もまだベスト8だし、まだまだだと思う。選手が一体になれたと思うし、押されたときはみんなが下がってくれたし、上がったときも前にコンパクトにできたし、チームとして成長している。とにかく負けられない状況で、一回でも負けたら上との差が離れてしまうし、死にものぐるいでついていかないと勝てない。少し(順位を)上げるにも2勝しなければいけない。今日の勝ちは大きいと思う。(監督からは)コンパクトにするということを言われます。あとは、『選手のやることだから、監督が何か言っても選手が自分の考えでやってくれ』と。センターバックで出たので、得点よりも失点しないことを考えていたけど、またセットプレーからやられてしまったので、また切り替えて練習に取り組みたい」

●泉澤仁選手(大宮)
「後半はしかけるというよりも耐える時間だったので、ボールを大きく蹴ってリセットしたいという気持ちが強かった。こういう戦い方もしょうがないかなと。前半からみんなで我慢して、『絶対チャンスあるから』と言っていた。そこでムルジャが得点できたので、それがチームにとっては大きかった。今日の勝利はデカい。チームに勢いが出る。なかなか勝利がなかったので、乗っていって連勝していきたいと思います」

Q:チームの中で変わった部分は?
「モチベーションビデオも含めた映像を見て、いろいろな人の支えがあってこそと思った。それでみんな『戦おう』という気持ちになりました」

Q:得点に結び付いたシュートのときのイメージは?
「縦を警戒されているというのはあったので、中に切れ込もうと。ペナルティーエリア内だったので、シュートを打ちたいというのもあって中に切れ込んだ。前を向いたら行けるというのは(これまでも)あったので、それをうまく生かせるようになってきた。それを見せながらカットインやスルーパスとかもうまくやっていきたい。守備もみんな後ろが頑張ってくれていたし、やっぱり北野さんがああやって大声を出してくれていた影響はある。引き締まりましたね。キタさん(北野貴之)からいろいろ教えてもらっている。次も勝てるように、できることをやっていきたい。次が大事になる」

●北野貴之選手(大宮)
「雰囲気は良くなってきているし、この辺りから環境もよくなってくるんじゃないかとにらんでいたゲームだった。要所要所で危ないシーンもあったが、勝ちきることが大事。メンタル的に折れることなく前半、後半も戦えた。ここのピッチはハードピッチなので、難しいコンディションになるとは思った。ダヴィも調子が良いということだったし、そこはイメージしていた。何度か危ないシーンはあるだろうけど、それを自分が止めて雰囲気を作ろうと思っていて、上手くたぐりよせることができた。だから動揺はなかったです。守備は『一人一人が頑張った中で、あとは足りないところを周りが助ける』ということを話していた。自分のカバーにも来てくれていたし、助け合って、これが本当のチームになっていく90分だったかなと思う。ミスのスポーツで、それを助け合うことで結束力が高まる。みんなで助け合って勝ち取った勝点3だと思います」

●昌子源選手(鹿島)
「もったいないですね。良い流れで来ていた。セットプレーでやられたのはもったいない。言ったら大宮とは、前回の対戦でも2回ともセットプレーからのこぼれだった。2失点目は自分の足に当たったのですが、当たらなければソガさん(曽ヶ端準)の正面だったらしいです。とっさのことだったから仕方ないですが。僕たちが決めた点もこぼれからだった。チーム自体、もったいなかったんじゃと思います。(中田)浩二さんからも『こういうときにはあまり考えずに切り替えろ』と言われました。負けてしまったことは仕方がない。上とは(勝点)が7に離れましたけど、11試合あれば全然追いつけると思う。次のマリノス戦に向けてがんばります」

●土居聖真選手(鹿島)
「僕の出来が悪かった。相手がマンツーマン気味に来たのでボールを触れない状況で、サイドに開くしかなかった。自分の力不足だったと思います。逆にもっと成長できる状況を作ってもらえたと思います」

Q:シュートの場面は?
「ニアで触った人とかはボールがどこに行ったかわからないけど感触的には入ったと思っていました。今までゴール前で待っててボールが来ることはなかった。また練習してがんばります」

以上

◆大迫は途中出場も不発…ケルンとパーダーボルンの昇格組対決はドロー(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140914/231864.html?view=more


ベンチスタートで後半から出場したFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第3節が13日に行われ、パーダーボルンと、FW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンが対戦した。大迫はベンチスタートで、長澤は負傷欠場となった。

 ケルンは3シーズンぶり、パーダーボルンは初のブンデスリーガ(1部)と、両チームともに2部リーグからの昇格組。第2節までもともに1勝1分けと昇格組ながら好発進をしているチームの対戦となった。

 ケルンは27分に、マルセル・リッセからのパスに、DFの裏を抜け出したキャプテンのミショ・ブレチュコがGKとの1対1でシュートを放つもクロスバー上へと外してしまう。その後も両チーム、得点を挙げることができず、前半はスコアレスで折り返す。

 後半に入ると、55分にパーダーボルンは左サイドからモリッツ・シュトッペルカンプがクロスを上げると、中央にいたエリアス・カチュンガがゴールを背にしながらボレーで合わせるが、ケルンGKティモ・ホルンが好反応をみせて得点とは至らない。一方でケルンも59分に、右サイドからのクロスをファーにいたダニエル・ハルファーがボレー。しかしパーダーボルンDFが詰めていたため、ゴールは枠をとらえられなかった。

 ケルンは、77分にアンソニー・ウジャーとの交代で大迫を投入する。その大迫は直後の78分に、ペナルティエリア手前のゴール正面からミドルシュートを放つもゴール右上に逸れる。

 積極的に前線からボールを追いかける大迫だったが、得点に繋がるプレーもなく、試合終了。0-0でスコアレスドローに終わった。

 ケルンは次節、21日にホームでボルシアMGと対戦。パーダーボルンは、20日にホームでMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦する。

【スコア】
パーダーボルン 0-0 ケルン

◆ケルン大迫は今季初の途中出場で2戦連発ならず(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?147110-147110-fl



[9.13 ブンデスリーガ第3節 パダーボルン0-0ケルン]

 ブンデスリーガは13日、第3節2日目を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンは敵地でパダーボルンと対戦し、0-0で引き分けた。代表帰りの大迫は今季初のベンチスタートとなり、後半32分から途中出場。長澤は負傷欠場している。

 昇格組同士の対戦となった試合は両チームともに見せ場が少なく、スコアレスドローに終わった。日本代表として9日のベネズエラ戦に先発した大迫は移籍後初のベンチスタート。後半32分からピッチに入ったが、ブンデスリーガ1部初ゴールを決めた前節のシュツットガルト戦(2-0)に続く2戦連発はならなかった。

 勝ち点1獲得に終わったケルンだが、開幕から3試合連続無失点で3戦負けなし(1勝2分)となった。

◆【鹿島】柴崎不発「枠に行かない」10戦ぶり黒星(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140913-OHT1T50226.html

 ◆J1第23節 大宮2―1鹿島(13日・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 鹿島は10試合ぶりに黒星を喫し、首位の浦和との勝ち点差は7に開いた。0―1の後半24分にいったんは同点とするゴールを決めた昌子は「もったいない。いい流れだったから」と悔やんだ。

 大宮より11本多い18本のシュートを打ったが決定力を欠いた。9日のベネズエラ戦で日本代表での初得点を挙げた柴崎は「崩せてはいたがシュートが枠に行かない」と反省した。

◆【鹿島】10戦ぶり黒星!序盤の好機生かせず(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140914-OHT1T50001.html

 ◆J1第23節 大宮2―1鹿島(13日・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 鹿島は10試合ぶりの黒星を喫し、首位・浦和との勝ち点差は7に開いた。序盤に決定機を作ったが生かせず、大宮に数少ないチャンスをものにされた。9日まで日本代表の合宿に参加し、この日もチームを助ける動きをしていたMF柴崎は「運の話はしたくない。自分たちの実力。点が入らなかったことで、こういう試合になってしまった」と総括した。

◆鹿島10試合ぶり黒星 柴崎「これが実力」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140913-1366290.html



<J1:大宮2-1鹿島>◇第23節◇13日◇熊谷陸

 3位につけていた鹿島が、格下の17位大宮を相手にまさかの黒星を喫した。

 序盤からペースを握っていたが肝心のゴールを奪えずにいると、前半34分に先制点を献上。後半24分にCKのこぼれ球をDF昌子源(21)が押し込み同点に追いついたが、直後の同29分にFKから決勝点を奪われた。5月10日の川崎F戦以来、10試合ぶりのリーグ戦の黒星となった。

 1度は同点に追いつくゴールを決めた昌子は「もったいないですね。セットプレーでやられるのはもったいない」とうなだれた。日本代表から戻り中3日で試合に臨んだMF柴崎岳(22)は「結果? 残念ですね。運がなかったとは言いたくない。これが自分たちの実力だし、多くのチャンスはつくれていたし、うちらしいサッカーはできていたけど、ただ得点が入らなかった」と悔しがっていた。

◆柴崎ガックリ…鹿島 リーグ戦負けなし記録「9」でストップ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/09/14/kiji/K20140914008927160.html

J1第23節 鹿島1―2大宮 (9月13日 熊谷陸)

 鹿島が降格圏チームにまさかの敗戦で、リーグ戦負けなし記録が「9」でストップした。

 9日の親善試合ベネズエラ戦で代表初出場初得点を挙げた日本代表MF柴崎を中心に2倍以上となる18本のシュートを浴びせたが1点止まり。首位・浦和とは勝ち点差7に広がり、柴崎は「ウチらしい流れで試合を運べたけど、得点だけが入らなかったのが、こういう試合結果となった」と肩を落とした。

◆鹿島が10試合ぶりに黒星 浦和との勝ち点差は7に開く(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140913/jle14091321520006-n1.html



 J1第23節(13日、大宮2-1鹿島、埼玉)鹿島は10試合ぶりに黒星を喫し、首位の浦和との勝ち点差は7に開いた。0-1の後半24分にいったんは同点とするゴールを決めた昌子は、守備で粘り負けし「もったいない。いい流れだったから」と悔やんだ。

 大宮より11本多い18本のシュートを打ったが決定力を欠いた。9日のベネズエラ戦で日本代表での初得点を挙げた柴崎は「崩せてはいたがシュートが枠に行かない」と反省した。(共同)

◆鹿島・柴崎、フル出場もシュート1本のみ「もっと打ちたい」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140914/jle14091405010003-n1.html



 J1第23節(13日、大宮2-1鹿島、埼玉)MF柴崎はボランチでフル出場したが、大宮に足元をすくわれて10試合ぶりの黒星。首位の浦和との勝ち点差は7に開いた。9日のベネズエラ戦で日本代表デビューを果たし、ゴールも決めた。それから中3日。「体が重いとかは感じなかった」と言うが、シュートは後半4分の1本だけで「もっとシュートを打ちたいし、枠をとらえなければ」と反省を口にした。

◆鹿島10試合ぶり黒星 柴崎「これが実力」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140913-1366290.html



<J1:大宮2-1鹿島>◇第23節◇13日◇熊谷陸

 3位につけていた鹿島が、格下の17位大宮を相手にまさかの黒星を喫した。

 序盤からペースを握っていたが肝心のゴールを奪えずにいると、前半34分に先制点を献上。後半24分にCKのこぼれ球をDF昌子源(21)が押し込み同点に追いついたが、直後の同29分にFKから決勝点を奪われた。5月10日の川崎F戦以来、10試合ぶりのリーグ戦の黒星となった。

 1度は同点に追いつくゴールを決めた昌子は「もったいないですね。セットプレーでやられるのはもったいない」とうなだれた。日本代表から戻り中3日で試合に臨んだMF柴崎岳(22)は「結果? 残念ですね。運がなかったとは言いたくない。これが自分たちの実力だし、多くのチャンスはつくれていたし、うちらしいサッカーはできていたけど、ただ得点が入らなかった」と悔しがっていた。

◇【J1:第23節 大宮 vs 鹿島】渋谷洋樹監督(大宮)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00178706.html

9月13日(土) 2014 J1リーグ戦 第23節
大宮 2 - 1 鹿島 (18:05/熊谷陸/14,182人)
得点者:34' ムルジャ(大宮)、69' 昌子源(鹿島)、74' 高橋祥平(大宮)
☆クラブ対抗totoリーグ第3ターン投票受付中!
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●渋谷洋樹監督(大宮):
「今日はまず、いま現在17位という順位として低迷しているところで、今季ホーム最高であり、また熊谷スポーツ文化公園陸上競技場のホーム開催での過去最高となる14,182人の、これだけのたくさんのサポーターの方に来てもらえるんだなということに感謝しています。選手にもそれを伝えた。また、鹿島アントラーズさんのサポーターの方もこれだけ集まって雰囲気を上げてくれた。それが良いゲームになった理由だと感じています。
ゲームに関しては、向こうは前半からすごく圧力を掛けてくるのが分かっていたので、それをどれだけ耐えられるか。われわれの守備のオーガナイズを崩さないで、いかに守備をしてカウンターに行くか。個の能力で言えば、僕はダヴィはよく知っているので、そこに最初は対応が遅れたりもしていたが、最後のところで選手たちは体を張って粘り強く守ってくれていた。ただ、ボールを持ったときにはトレーニング不足を露呈してしまった。それは私の責任。ボールを持ったときに、まだタイミングを取ったり、ボールを受けるポジションを取ったりというのが、ちょっと伝わらずにゲームが進んでしまった。ただ、後半にセットプレーで取られたが、守備のオーガナイズで言えばあまり崩れている感じはなかった。個人のところでは持っていかれている感じはしたが、ボールの軌道は私がピッチの横から見ていてあまり悪い感じではなかった。なので、そのまま対応していればチャンスはあるかなと思っていた。
セットプレーもセカンドボールにチャンスがあると、GKにキャッチされなければとはずっと思っていた。こういう形で結果としてピンチはすごくあったけど、勝つためには体を張ることや、タフな戦いというのを選手にも伝えているけれど、そこができたことが勝利に結び付いたというのが私の印象です。今週の天皇杯のメンバー、今日のメンバー。ほぼ(全員)出ている。今日の勝利は選手全員の力で勝ち取ったモノです。クラブは今日に向けていろいろとビデオを作ってくれて、選手のモチベーションを上げてくれた。今日の勝利はクラブ全体の1勝だと思っている。ただ、この前の天皇杯でも言ったが、ここはリスタートだと思っている。あと11試合あります。まだわれわれは何もつかんでいない。今日の勝利を次に生かさなければ、何もない。また良い準備をしてゲームに臨みたいというのが、私の希望です。ありがとうございました」

Q:ボールの軌道が良かったというのは具体的には?
「ストライカーからサイドに持っていくと、例えば相手の右SBに高い位置を取られたときに、左サイドの泉澤(仁)と中村(北斗)でローテーションがうまくいかなかった。本来ならそこまで動かなくてもいいと思うが、相手が怖いという心理でああいうふうに人に付いていったりする。本来そこは良くないが、前半の最初に右サイドでは、今井(智基)のところとかでダヴィが横に這われて縦に行ったけど、だんだんそれができなくなって斜めにボールが入るようになった。それをボランチがカットしたりしていたので、それができていると。後半も思ったより向こうからあまりそういうボールが出てこなくて、だいたいカルリーニョスと(金澤)慎がカットしたり、プレスバックしてボールを奪ったり、そういうところで軌道がしっかりしていた。家長(昭博)も後半に中に斜めにボールが入ったときにも外からカットしたりとか、そういうところでボールの軌道がハッキリしていたので、ああやってインターセプトができたんじゃないかと見ていました」

Q:終盤にマンツーマン気味の守備になったが、そこは修正したい部分になるのか?
「いえ、相手がリスクを背負ってくるときにゾーンは非常に難しいと思うので、選手にも伝えているが、ピンチだと思っているときには人に付く。オーガナイズが崩れているときは人を意識するというのは絶対なので。ただし、ボールがないときに4-4-2を作る。ボールをしっかりと保持されているときには4-4-2を作って相手に惑わされないという、そこだけなので。深い位置になったときには、特に大外で人がフリーになるので、そこはサイドハーフとかが危険を感じて、というところ。そこはもう個人の戦術とかコミュニケーションのところで、マンツーマンになっていたと思う。ただ、取ったあとは逆にカウンターになる。この間話をしたけれど(マンツーマンだと奪ったときにマーカーを置き去りにできるという話を試合2日前にしていた)」

Q:天皇杯から先発を7人変えましたが?
「鹿島さんがパワーを溜めているということで、我々もパワーを溜めた選手を使って、ある程度攻撃的にできる選手を配置しました」

Q:ボランチコンビにカルリーニョス選手と金澤慎選手を選んだ狙いは?
「和田(拓也)も金澤も、彼らは守備を頭を使ってできる選手なので、和田と金澤を並べても守備のところは良いと思うが、相手が2バックでやっているところで、ボールを持たせなければいけないし、攻撃もできなければいけないというところでカルリーニョスを入れようと決断しました」

Q:カルリーニョスのボランチでの守備がかなり改善されていましたが?
「この2日間で特に何をしたというわけではない。たぶん全体のプレッシャーの掛け方とかがしっかりしていたので、彼自身でなくて周りとの連携(が改善したということ)だったと思う」

Q:気持ちや戦う部分を感じたのですが、選手たちにはどんな働きかけを?
「その通り、そのことを話しました。最後まで粘り強く、まあ忍耐力ですね。前半から忍耐強くやらなければおそらくやられていたと思います。ピンチがたくさんありました。でも耐えていれば必ず自分たちのところにボールが来ると思っているし、あそこで体を張ったことが、前半の戦いが勝利に結びついたと感じています」

以上

◆【J1:第23節 大宮 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00178707.html

9月13日(土) 2014 J1リーグ戦 第23節
大宮 2 - 1 鹿島 (18:05/熊谷陸/14,182人)
得点者:34' ムルジャ(大宮)、69' 昌子源(鹿島)、74' 高橋祥平(大宮)
☆クラブ対抗totoリーグ第3ターン投票受付中!
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「鹿島の記者会見ルームみたいですね。人が一杯で(※カシマスタジアムでの会見場はいつも人がまばらです)。悲しいときに泣かないためには、冗談を言わないと笑って生きていけないですから」

Q:熊谷のピッチに少しやりづらさを感じたところはありましたか?
「先週かその前にずっと競技があったようですが、僕はそれほど違和感を感じなかったですし、両チームとも個の技術的なものをしっかり発揮できたと思います。もしかしたらどこかの状況でそういったことが見受けられたかもしれませんし、試合前に散水をしたりいろいろあったかもしれませんが、基本的違和感を感じるような、グランドが悪いという印象は持ちませんでした」

以上

◆2014Jリーグ ディビジョン1 第23節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50876

J1 第23節 大宮アルディージャ戦

鹿島、リーグ10試合ぶりの敗戦。大宮を相手にアウェイで痛恨の黒星。

J1第22節のFC東京戦を2-2で終え、8月の5試合を4勝1分で乗り切った鹿島が、2週間のインターバルを経て9月の初戦に臨んだ。アウェイで迎えた第23節で大宮アルディージャと対戦すると、前半に先制を許し、後半に昌子の得点で一時は同点に追いついたものの、セットプレーから決勝点を許して1-2で敗れた。

鹿島は出場停止明けの小笠原がボランチで先発復帰し、山村がセンターバックに、ジョルジ ワグネルが2列目に入った。鹿島は立ち上がりから積極的な動きを見せ、圧倒的にボールをポゼッションして攻勢をかける。開始早々の2分には、左サイドから粘ってカットインしたダヴィが右サイドへ流し、最後は西がグラウンダーのシュートでゴールを脅かす。6分には、ダヴィが強引に左サイドを縦に突破し、中央へ折り返す。カイオが飛び込んだがわずかに合わず、得点は生まれなかった。9分にも西が敵陣深くまで攻め上がり、中央へグラウンダーのラストパスを送ったものの、土居のシュートはGKに阻まれてしまった。

攻勢をかけながら均衡を破れずにいた鹿島は、34分に先制点を奪われてしまう。右サイドから泉澤に突破を許し、シュートのこぼれ球がムルジャのもとに転がると、左足でゴールネットを揺らされてしまった。

鹿島は前半を1点ビハインドで終え、後半に逆転を目指す。49分に柴崎、50分には小笠原がミドルシュートで大宮ゴールを脅かし、少しずつ圧力を高めていった。トニーニョ セレーゾ監督は、54分に中村、56分に遠藤を投入し、攻撃陣を活性化して打開を図る。58分には出場間もない遠藤がペナルティーエリア内で粘りを見せ、得意の左足でシュートを放ったが、GKに弾き出されてしまった。

待望の同点弾は、70分に生まれた。小笠原が蹴った左CKを山本が頭で合わせると、軌道の先にいた中村が味方へ落とす格好となり、最後は昌子が反応。右足シュートを突き刺し、スコアを1-1とした。

同点に追いついた勢いで逆転まで到達したい鹿島。しかし、次の1点は大宮のものだった。74分、左サイドからのFKをゴール前に入れられると、一時はクリアしたものの、こぼれ球に反応した高橋にシュートを打たれ、昌子に当たったボールがゴールへ吸い込まれてしまった。

再びリードを許した鹿島は、人数をかけて守備を固める大宮に対してサイドを広く使った細かいパス回しで応戦し、同点弾を目指した。小笠原のFKに合わせた昌子のヘディングシュートや、ダヴィに代わって投入された赤崎が最終ラインの背後に抜け出したチャンスなど惜しい場面を作り出したものの、2点目を奪うことはできなかった。

試合は1-2で終了。鹿島は18本ものシュートを放ちながら1得点に終わり、リーグ戦10試合ぶりの黒星を喫した。次節は1週間後、第24節の横浜F・マリノス戦だ。9月唯一のホームゲームで、チャンピオンズシリーズの幕開けでもある一戦。首位の浦和との勝点差は7に開き、これ以上落とすことは許されない。ここから再び這い上がっていくために、勝点3を獲得しなければならない。



【この試合のトピックス】
・昌子が今季のリーグ戦2得点目を決めた。3月1日に行われた甲府との開幕戦以来の得点だった。
・8月5日に加入したジョルジ ワグネルが、2試合連続の先発出場を果たした。
・赤崎が途中出場。リーグ戦では5月17日に行われた第14節の徳島戦以来、約4か月ぶりの出場だった。
・途中出場の中村は、リーグ戦2試合ぶりの出場だった。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・後半はギアを1つ上げて、全ての面で前半の自分たちを上回れ。
・プレス、サポート、カバーリングなど、基本的なところをしっかりやっていこう。
・自分たちのサッカーを信じて、最後まで走り抜くこと。

大宮アルディージャ:渋谷 洋樹
・ディフェンスラインを下げすぎないこと。
・前線からボールに対して、しっかりとアプローチすること。
・後半もアグレッシブにハードワークすること。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・悲しい時に泣かないようにするためには、冗談を言わないと生きていけない。

・芝には違和感を感じなかった。両チームとも、技術的なところではそれぞれの個の技術をしっかり発揮していたと思う。もしかしたら、どこかで芝の影響が見受けられたかもしれないし、試合前に散水をしたりというようなことがあったのかもしれないが、グラウンドが悪そうな印象は持たなかった。

大宮アルディージャ:渋谷 洋樹
今日はまず熊谷のホーム開催ということで17位に低迷している中で、これだけたくさんのサポーターの方に来てくれるんだなと感謝しましたし、選手にもそれを伝えた。鹿島のサポーターの皆さんもこれだけ多く集まって雰囲気を盛り上げてくれて、良い試合になったと思う。向こうが前半から圧力をかけてくるということはわかっていた。そこをどれだけ耐えられるか、守備のオーガナイズを崩さずにいかに守備をしてカウンターに行けるか、というところで、ダヴィの個の能力への対応が遅れた部分はあったが、最後のところで身体を張って良く守ってくれていたと思う。


選手コメント

[試合後]

【昌子 源】
もったいない試合だった。良い流れの中、セットプレーでやられてしまった。大宮は前回もこぼれ球でやられているので注意していたが、今回も2回ともこぼれ球だった。2失点目は自分の足に当ってしまったが、足を出していなければソガさんの正面だった。自分のゴールもこぼれ球だったから、セットプレーは大事。同点に追いついた直後だったし、チームとしてもったいなかった。

【遠藤 康】
追いかけている段階で失点してしてしまい苦しくなった。逆転しようと頑張っていたしチャンスも作れていた。前半はチャンスが多く作れていたけど、決めるとことで決める事が出来なかった。失点はDFだけでなく、チーム全体で踏ん張りが足りないと思う。次の試合に向けて切り換えるしかない。

【山村 和也】
こぼれたボールやクリアが中央へ入ってしまったところがあった。そこへしっかり反応できるようにならないといけない。チームとしてボールは持っていたが、もっと自分たちのペースでやれれば良かった。決定機はあったし1点は決めているわけで、2失点したことをしっかり反省しなければならない。無失点で試合を終えられるようにしないといけない。

赤崎選手、土居選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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