
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年6月2日日曜日
◆森保ジャパン、浦和DF山中亮輔を代替招集 DF植田直通がクラブ事情で不参加(FOOTBALLZONE)

濃縮フリテンくん (バンブーコミックス) [ 植田まさし ]
2018年9月以来となる招集を受けたなか、セルクル・ブルージュの事情で不参加が決定
日本サッカー協会は1日、6月のキリンチャレンジカップの日本代表メンバーだったDF植田直通(セルクル・ブルージュ)がクラブ事情で不参加となり、代わりに浦和レッズのDF山中亮輔を招集したことを発表した。
植田は今季、鹿島アントラーズからベルギー1部のセルクル・ブルージュへ移籍。1年目はリーグ戦21試合に出場、プレーオフでは初ゴールを含む5試合1得点の成績を残した。
6月5日のトリニダード・トバゴ戦(豊田スタジアム)、9日のエルサルバドル戦(ひとめぼれスタジアム宮城)に臨む日本代表メンバーに、2018年9月以来となる招集を受けていたが、1日に日本サッカー協会からクラブ事情のため不参加となったことが発表された。なお、代わりに浦和のDF山中が代替招集されている。
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◆森保ジャパン、浦和DF山中亮輔を代替招集 DF植田直通がクラブ事情で不参加(FOOTBALLZONE)
◆柴崎発案の“交流サイト”も誕生へ! 香川、原口ら『UDN Foundation』設立(ゲキサカ)

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トップアスリートのマネジメント業務を行う株式会社UDN SPORTSは30日、都内のホテルで基金事業団体『UDN Foundation』の設立発表会を開いた。日本代表MF香川真司(ベシクタシュ)らが出席し、「一人ではできないものもあり、協力して活動していきたい」(香川)などと決意を表明。終了後には子どもたちとのスポーツ教室で汗を流した。
UDN SPORTS(旧UNDマーケティング)は香川をはじめとしたアスリートをチーム、競技・生活、スポンサーなど幅広い方面でサポートしてきたマネジメント企業。『UDN Foundation』では既存のマネジメント業務に加えて、競技の盛り上げや地域活性化のチャリティ活動、アスリートの意見を反映した商品を開発するコマース事業に乗り出す。
香川の他にMF清武弘嗣(C大阪)、MF山口蛍(神戸)、MF原口元気(ハノーファー)、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、MF井手口陽介(グロイター・フュルト)、DF冨安健洋(シントトロイデン)といった代表選手が参加。さらに女子W杯に参戦するMF長谷川唯(日テレ)、東京五輪金メダル候補として注目されるバドミントン選手の桃田賢斗も名を連ねる。
香川は発表会の壇上で「自分自身も21歳から海外に行き、代表も含めていろんな国を周り、サッカーを通してたくさんの人種のチームメートと出会い、たくさんの活動を間近で見ていた。学ぶものが非常に多く、サッカー選手としてもそうだけど、一人の人間として何ができるかを日々考えてきた」と想いを明かした。
さらに「一人でできないものもあるが、協力してこうした活動をしていけたらいいし、発展させていけたらいい」と決意を表明。自身がこれまで続けてきた『Health for Tomorrow』も含め、「寄付したお金でどういうことが起きているかを、このオフで作った時間で学んでいきたい」と意欲を示した。
また原口は難病に苦しむ子どもたちとの交流を続けてきたことでも知られており、「僕がSNSで拡散することで批判があった中、諦めず続けたことで治ったし、今でもサッカーができるくらい元気になった」と活動の重要性を指摘。「サッカー選手として、スポーツ選手として、何ができるかを発信していければ」と述べた。
柴崎は、選手と子どもたちが直接交流できるオンラインサービスに取り組む意向。「自身が成長するだけでなく、自分たちより下の年代へのアドバイスや、成長の機会になる声がけをすることが大事になる」と動機を明かし、「サッカーだけに限らずスポーツ全体という視点で、日常的に話を聞ける場として良いシステムになる」とアピールした。
発表会の後には隣接施設のピッチで子どもたちとのサッカー教室も開催。選手たちは「ガチで行きます!」(香川)と宣言し、華麗なボールタッチで子どもたちを沸かせていた。終了後、囲み取材に応じた香川は「楽しいですし、僕たちも心からサッカーを楽しめる瞬間。そういったものを感じられているので、僕にとって大事な場所」と充実した表情で振り返った。
また基金事業についても「非常に新しい試み。まだまだ何をするのかは固まっていないことは多いので、今後いろんな形で子どもたちと触れ合ったり、個人であったり時にはみんなで、今日みたいにイベントをしながらこういう活動を継続していけたらと思っている」(香川)とあらためて意気込みを口にした。
『UDN Foundation』の詳細は公式サイト(https://udnsports.com)へ。無料の「サポーター登録」をすることで、今後の展開をいち早く知ることができるようだ。
(取材・文 竹内達也)
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◆柴崎発案の“交流サイト”も誕生へ! 香川、原口ら『UDN Foundation』設立(ゲキサカ)

◆J1鹿島選手と児童交流 ホームタウン訪問スタート ドッジやPK戦 行方・麻生東小(茨城新聞)

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J1鹿島アントラーズの選手ホームタウン小学校訪問が5月28日、行方市蔵川の市立麻生東小(花ケ崎圭一郎校長)で実施され、本年度の取り組みのスタートを切った。訪問した犬飼智也選手と関川郁万選手は、6年生計36人と一緒に体を動かし、笑顔で交流した。
鹿島アントラーズのホームタウンの一員であることを実感し、地域への愛着を高めてもらう狙いがある。選手との交流は校庭で行われ、選手が登場すると児童らは歓声を上げて出迎えた。
児童らは、選手らと一緒にボールを奪い合うゲームやドッジボールなどをし、憧れの選手を前に、恥ずかしがりながも選手とハイタッチするなど、交流を深めた。児童10人対アントラーズチーム3人でのサッカーゲームでは、選手を一生懸命追い掛ける児童に「いけいけ」「頑張れ」と同級生から声援が飛んでいた。ゲーム後のPK戦で、ゴールキーパーになってプロのシュートを受けた辺田楓我君(11)は「背が高くてかっこいい。楽しかった」と目を輝かせた。
初めて小学校を訪問した関川選手は「小学生のパワーをもらった。これからも頑張ります」と話した。犬飼選手は「僕たちも楽しかった。ぜひスタジアムに応援にきてください」と笑顔で話した。
アントラーズによる小学校訪問は、アントラーズホームタウン協議会の主催で、2007年から実施している。本年度は同校を含む16校への訪問を予定している。(松浦かえで)
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◆J1鹿島選手と児童交流 ホームタウン訪問スタート ドッジやPK戦 行方・麻生東小(茨城新聞)

◆J1鹿島、G大阪とドロー(茨城新聞)

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明治安田J1第14節最終日の鹿島は1日、大阪府のパナソニックスタジアム吹田でG大阪と1-1で引き分けた。通算成績は7勝3分け4敗、勝ち点24で順位を5位に上げた。
鹿島は序盤に失点したが、折り返す前にしぶとく同点に追い付いた。前半43分、ドリブルで仕掛けたDF安西からパスを受けたFW土居が相手DFをかわし、右足でゴール左下隅に蹴り込んだ。後半は優位に試合を進めたが、ゴールを奪うことはできなかった。
■鹿島・大岩監督 後半守備コンパクトに
前半は相手のボールの動かし方に対し、こちらが先に動いてスペースを与えていた。後半はそういうことをなくし、コンパクトに守備ができていい攻撃につなげられた。
■鹿島・土居
(得点)時間帯と流れとしてあそこで取れて良かった。勝ちにつながらずに残念だった。あとはチーム一丸となって上がっていく。
▽パナスタ(観衆30,495人)
G大阪 3勝7敗4分け(13) 1-1 鹿島 7勝4敗3分け(24)
1-1
0-0
▽得点経過 G 鹿
前13分
【G】 1-0 食野亮
前43分
【鹿】 1-1 土居
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◆J1鹿島、G大阪とドロー(茨城新聞)

◆【鹿島】採点&寸評 土居同点弾も痛恨ドロー…5位浮上も首位との勝ち点差は9に広がる(報知)

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◆明治安田生命J1リーグ第14節 G大阪1―1鹿島(1日・パナソニックスタジアム吹田)
鹿島はG大阪と1―1でドロー。順位こそ5位に上がったが、首位・F東京との勝ち点差は9に開いた。前半13分に先制点を献上。同43分にFW土居のゴールで同点に追いついたが、後半の猛攻実らず最後まで決勝点を奪えなかった。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【5・5】相手は17位のクオリティーではなかったが、鹿島も優勝を語れるクオリティーではなかった。次戦まで13日間、修正点をどこに置くか
GKクォンスンテ【6・0】前半7分のニアシュートのストップは見事。失点場面はノーチャンス
DF山本脩斗【5・0】隠しきれぬ本職外感。使った側の責任もあるが、同情はできない
DF犬飼智也【5・0】失点時はPA内で笛をアピールしながら座っていた。勝利より笛が好きならどうぞヤマハ音楽教室へ
DFチョンスンヒョン【6・0】警告後でもプレー変わらずガツガツ。求められる役割はこなした
DF安西幸輝【6・0】土居弾アシスト。だが組み立て時のパスはほぼ左ボランチか左MFの2択。もっと視野を広く
MF三竿健斗【5・0】闘志と戦術眼がフラストレーションで台無しに。「心を整える」(著・長谷部誠)必読
MF永木亮太【5・5】リード&同点時は全てにおいて頼りになるが、ビハインド時は空回り目立つ
MF中村充孝【5・5】65分間、常に1―0リードと勘違いしているような動き。最も守備で計算が立つSHだが、枠からはみ出たプレーも必要
MF白崎凌兵【6・0】センスの出し惜しみ。試合後に「各駅停車」と自ら表現した鈍行パス回しは彼1人の工夫で変えられたはず
FW土居聖真【7・0】鮮やかというより艶やかな同点弾。彼の体がキレてた試合で勝ち点1止まりはつくづく痛い
FWセルジーニョ【5・5】ポストも裏抜けもサイド流れも守備もできる長所が仇に。もっとシンプルにゴール前で恐怖を
MF安部裕葵【6・0】後半20分IN。30番なら「流れを変えた」で6・5、10番なので「流れは変えたが得点絡めず」で6・0
DF町田浩樹【6・0】後半29分IN。190センチSBの利点生かしたヘッドは惜しくもバー直撃
MFレアンドロ【―】後半38分IN。出場時間短く採点なし
岡部拓人主審【5・0】何度選手に囲まれても表情変えずブレなかったが、ジャッジ基準はずっとブレていた
※平均は5・5~6・0点。
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◆【鹿島】採点&寸評 土居同点弾も痛恨ドロー…5位浮上も首位との勝ち点差は9に広がる(報知)

◆鹿島連敗止める “メモリアル男”土居が同点ゴール J1最速のアウェー通算700点目(スポニチ)

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明治安田生命J1第14節 鹿島1―1G大阪 ( 2019年6月1日 パナスタ )
鹿島のMF土居がJ1最速のアウェー通算700点目となる同点ゴールを挙げた。
0―1の前半43分、DF安西から中央でパスを受け、ワントラップから右足を振り抜いた。J1通算1300得点目も1500得点目も、令和1号も決めた“メモリアル男”。前半は「ボールを動かして(G大阪を)走らせる」と描いた展開とは異なり、守備で後手に回る苦しい内容となったが、貴重な一撃が連敗阻止につながった。
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◆鹿島連敗止める “メモリアル男”土居が同点ゴール J1最速のアウェー通算700点目(スポニチ)

◆鹿島・大岩監督、しぶとく引き分けも「勝ちきれなかったのが反省点」(サンスポ)

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明治安田J1第14節最終日(1日、G大阪1-1鹿島、パナスタ)鹿島がしぶとく引き分けた。大岩監督が「相手のペースに合わせてしまった」という前半は先制点を奪われたが、43分に土居が同点ゴール。
修正した後半はボールを保持して試合を優勢に進めた。「いい形で攻撃も守備もできたが、最後に勝ちきれなかったのが反省点」と語った。
鹿島・永木
「後半はチャンスを決めきれず、悔しい引き分けでした」
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◆鹿島・大岩監督、しぶとく引き分けも「勝ちきれなかったのが反省点」(サンスポ)
◆G大阪は20歳FW食野の鮮烈ゴール守り切れず…土居に決められて鹿島とドロー(ゲキサカ)

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[6.1 J1第14節 G大阪1-1鹿島 パナスタ]
J1第14節が1日に行われ、暫定17位のガンバ大阪はホームで6位鹿島アントラーズと1-1で引き分けた。前半13分に20歳FW食野亮太郎の豪快なシュートで先制したが、同43分に鹿島のFW土居聖真に同点ゴールを献上。2試合連続ドローで3戦負けなし(1勝2分)となった。
試合は鮮烈なゴールで幕を開ける。前半13分、PA内のこぼれ球をFWアデミウソンが拾って落とすと、PA手前中央の食野が右足を一閃。強烈な弾道でゴール右隅に突き刺さり、3試合ぶりとなる今季2得点目を挙げた。
しかし、鹿島は前半43分に追いつく。左サイドでロングボールを受けたDF安西幸輝がMF小野瀬康介と入れ替わり、PA内左に進入。マイナスにパスを出し、土居が巧みなファーストタッチでMF矢島慎也をかわすと、右足で低いシュートを放つ。これがゴール左に決まり、土居の4戦ぶりとなる今季3点目で1-1とした。
後半も一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。後半17分、G大阪の小野瀬のパスを食野が受けると、DF犬飼智也を抜き去ってPA内右に持ち込み、右足でシュートを放つが、ゴール左に外れる。
後半39分には鹿島のDF安西幸輝が右サイドの高い位置から右足でクロスを供給。ファーの途中出場DF町田浩樹が頭で合わせるも、クロスバーに嫌われた。試合はそのまま1-1でタイムアップ。鹿島は連敗こそ免れたが、2試合未勝利(1分1敗)となった。
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◆G大阪は20歳FW食野の鮮烈ゴール守り切れず…土居に決められて鹿島とドロー(ゲキサカ)
◆2019明治安田生命J1リーグ 第14節(オフィシャル)

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2019年06月01日(土) 19:03キックオフ パナソニック スタジアム 吹田
【入場者数】30,495人 【天候】晴、弱風、 気温23.4度、 湿度32.0% 【ピッチ】全面良芝、水含み
【主審】岡部 拓人 【副審】唐紙 学志 【副審】間島 宗一 【第4の審判員】大坪 博和
明治安田J1 第14節
土居の同点弾で1-1のドロー。後半、怒涛の攻撃も追加点は奪えず。
アントラーズは、明治安田J1第14節でガンバ大阪と対戦した。前半早々に先制される苦しい展開となったが、43分に相手の一瞬の隙を突いて、土居が見事な同点弾を奪取。後半に入ると、アントラーズが怒涛の攻撃で相手を圧倒したものの、追加点は奪えず。中断前、最後の試合を勝利で飾ることは出来なかった。
▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼
6日前の鳥栖戦。リーグ3連勝中と勢いに乗るアントラーズは立ち上がりから積極的にプレスをかけ、ボールの出所を抑えに行った。しかし、鳥栖のロングボールを多用したスタイルに苦しみ、アントラーズの前線からのプレスはほとんど機能しなかった。拮抗した展開のまま迎えた後半アディショナルタイム、カウンターから痛恨の失点。降格圏に沈んでいた鳥栖を相手に、まさかの敗北を喫してしまった。
内容では負けていなかったが、掴みきれなかった勝ち点。攻撃陣を牽引した土居は、「良くも悪くも相手に合わせてしまったと思う。それだと難しい試合になってしまう。90分間頑張っていたのに、最後にやられてしまったのはもったいなかった。チームとして止めないといけないところだった 」と悔しさを滲ませた。
だが、落ち込む暇はない。中断期間前の最後の試合が待ち受けている。指揮官も「この暑さの中で、選手たちも非常によく戦ってくれた。ただ、自分たちが最後に非常に受け入れられない失点をしてしまったというところは、しっかり改善して、前進していきたい」と、選手たちを労い、すぐに次戦へと意識を切り替えていた。
1日のオフを経て、心身のリフレッシュを図ったチームは、5月28日にクラブハウスに再集合した。練習再開の前にミーティングを実施し、中断期間前の最後の試合に向けて集中力を高めた。絶対にアウェイで勝ち点3を持ち帰る。その覚悟を持って、G大阪戦への準備を進めた。29日には午前と午後の2部練習を実施。鳥栖戦で出来ていたこと、出来ていなかったことを振り返り、攻守両面で課題改善を目指したトレーニングを行った。試合前日はセットプレーの確認などを行い、調整を終えた。
そして、迎えた6月1日。キックオフ2時間前に注目の先発メンバーが発表された。GKはクォンスンテ、最終ラインは前節と変わらず、右から山本、チョン スンヒョン、犬飼、安西が入った。ボランチは久々に三竿と永木のコンビ。サイドハーフは右に今季リーグ戦初先発となる中村、左に白崎が入り、前線は土居とセルジーニョが2トップを組んだ。ベンチには曽ケ端、町田、レアンドロ、遠藤、名古、安部、金森が座る。
一方、G大阪は予想通り、前節と同じ3-1-4-2の布陣で臨んできた。しかし、出場が予想されたファン ウィジョ、菅沼駿哉はベンチとなり、代わりに食野亮太郎、キム ヨングォンが先発出場した。
背番号12がパナソニックスタジアム吹田へ続々と駆けつけた。ビジタースタンドをアントラーズレッドに埋め尽くし、試合開始時刻が迫るにつれて、ボルテージが高まっていく。選手たちがウォーミングアップで登場すると、青黒を凌駕する熱量がピッチへと降り注がれた。アントラーズファミリーの期待に応える勝利を。決意と覚悟を持ってこの一戦に臨んだ。
そして、19時3分。キックオフのホイッスルが鳴った。
立ち上がり、アントラーズは両サイドを広く使ったG大阪の攻撃に苦しむ。4-4-2の守備ブロックを敷いたものの、選手間のスペースでボールを引き出され、効果的なプレスをかけられず。フルパワーで試合に入ったG大阪の圧力に押され、主導権を握ることが出来なかった。
すると、13分。アントラーズが恐れていた事態が起こる。左サイドから突破を許すと、ゴール前で混戦を生み出され、最後は食野にゴールネットを揺らされてしまった。0-1。アントラーズは、欲しかった先制点を奪われ、早い時間でビハインドを負うこととなった。
反撃に転じたいアントラーズだったが、失点後もなかなか主導権を握れない展開が続く。G大阪の素早いプレスと正確なボール回しに苦しみ、思い通りのプレーが出来ない。ほとんどチャンスをつくれないまま、時計の針が進んでいった。
それでも、苦しい時間帯を耐え抜いたアントラーズに決定機が訪れる。43分、永木からのサイドチェンジで相手DFと入れ替わった安西は、左サイド深くまでドリブルで進入し、土居へラストパス。ボールを流しながらトラップし、見事に相手DFを交わした土居は、相手に寄せられながらも、右足でシュート。鋭く低い弾道のシュートは、見事にゴールネットを揺らした。1-1。数少ないチャンスをものにして、アントラーズが同点に追いついた。
前半はこのまま1-1で終了。ハーフタイムに指揮官は、「相手のプレーにあわせず、ピッチで自分たちのプレーを表現しよう」、「連係して相手を追い込み、ボールを奪おう」、「立ち上がりからギアを上げ、相手を圧倒しよう」と、選手たちへ自分たちのスタイルを貫くことを求めた。逆転勝利へ。決意と覚悟を持って後半に臨む。
指揮官の指示通り、後半は立ち上がりから積極的なプレスと果敢な攻め上がりでG大阪を圧倒していく。攻撃は先制点を奪った好調の土居を中心に組み立て、G大阪のゴールへと迫っていった。
65分、指揮官が一人目の交代カードを切る。中村に代えて安部を投入。中央を固めるG大阪の守備陣を崩すべく、サイドからの圧力を強めた。
完全に試合の主導権を掌握したアントラーズは、ここから怒涛の攻撃を仕掛けていく。70分にはセルジーニョが枠をかすめるミドルシュート、71分には安部がペナルティエリア内へドリブルで進入してからシュートを放つ。どちらも枠を捉えられなかったが、追加点への機運が高まった。
しかし、G大阪を自陣に押し込み、ゴール前で立て続けにチャンスをつくっていくアントラーズだったが、あと一歩のところでゴールを奪えない。
74分、指揮官が再び動く。山本に代えて町田を投入。町田が左サイドバックに入り、安西が右サイドへポジションを移した。
この交代によって右サイドがさらに活性化する。右サイドバックにポジションを移した安西、途中出場の安部、前線の土居らがボールに絡み、流動的な動きでG大阪の守備陣を翻弄した。
だが、攻撃の勢いはさらに増したものの、G大阪の粘り強い守備をなかなか攻略出来ない。
83分、指揮官が最後のカードを切る。永木に代えてレアンドロを投入。両サイドにドリブラーを配し、サイドからの圧力を強めた。
すると84分、アントラーズに決定機が訪れる。右サイドで高い位置を取った安西がクロスを入れると、ファーサイドで町田が飛び込み、高い打点でヘディングシュートを放った。しかし、これは惜しくもゴールバーに阻まれ、追加点には至らなかった。
猛攻を仕掛けるアントラーズ。90分には、カウンターからレアンドロが左サイドを駆け上がり、数的優位をつくってゴール前でラストパス。土居、セルジーニョが中央で待っていたが、パスは通らず、ゴールを奪うことは出来なかった。
怒涛の攻撃も実らず、このまま試合終了のホイッスルが吹かれた。1-1。中断前、最後のゲームで勝ち点3を奪うことは出来なかった。
次戦は6月14日、ホームで迎えるC大阪戦だ。準備期間は2週間残されている。現実と向き合いながら、課題を一つ一つ修正していかなくてはいけない。次なる戦いで必ず勝利を掴み取るために、中断期間で最善の準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・中村が今季リーグ戦初先発
・土居が公式戦6試合ぶりの得点
・土居の得点でアントラーズはアウェイ通算700ゴールを達成
監督コメント[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・相手のプレーにあわせるな。ピッチで自分たちのプレーを表現しよう。
・連係して相手を追い込み、ボールを奪うこと。
・立ち上がりからギアを上げ、相手を圧倒しよう。
ガンバ大阪:宮本 恒靖
・シュートをもっと増やそう。
・前線のサポートを早く。
・カウンターの準備をしっかりしておく。
[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
前半は先制されたこともあり、自分たちが相手のペースに合わせてしまったところが若干あった。後半は、そこを修正しながら非常にいい形で、攻撃と守備がともにできていた。ただ最後に勝ち切れなかったというところが、次の試合に向けての反省点だと思う。
Q.立て直した後半は、どのような部分がよかったか?
A.前半は、相手のボールの動かし方に対して、自分たちが同じように動いてしまい、相手にスペースを与えてしまっている場面が多々あった。後半は、コンパクトに守備ができていたし、しっかり攻撃につなげることができていた。
ガンバ大阪:宮本 恒靖
現在若い選手がたくさん出ている中で、前への推進力を持っていくところはこれからも活かしていきたいと思っている。ただ、ゴール近くまでボールを運んだ時のクオリティがまだ足りない。シュートまで行ききれていないシーンがあるので、そこはこれからのトレーニングで改善していかなければいけない。
選手コメント[試合後]
【犬飼 智也】
立ち上がりの失点の場面は、反省しないといけない。ボランチがどこまでプレスをかけに行くのかというのが、はっきりしなかった。話しながらやっていたが、少し戸惑った部分もあった。行くところと行かないところの判断がうまくできてからは、そこまで危ないシーンがなくできた。
【永木 亮太】
前半は前線からプレスをかけに行くと話していたが、なかなかそれがハマらなかった。しかも、失点をしてしまう展開だった。そのあとは、バイタルエリアでボールを回す回数も増えたし、そこでサイドチェンジも入れながら、いい流れで1点を取れたのはよかった。
【山本 脩斗】
前半の最初に失点してしまったが、そのあと焦れずに1点を返して後半を迎えることができた。相手は、後半に体力が落ち、自分たちのペースになると思っていた。ただ、最後まで2点目を取ることができなかった。勝ちたい試合だった。
【安西 幸輝】
前半の最初はポゼッションのところでミスが増えて、なかなかボールか来なかった。すごく難しい展開だったが、1点返して相手がアグレッシブに来られなくなったところでボールを回せるようになった。ただ、もう少し早く対処しなければいけなかったと思う。
【三竿 健斗】
前半は、相手のシステムにうまく対応できなかった。ハーフタイムにそこを修正して、後半はうまく守れていた。次回、今日のようなシステムの相手と対戦した時はしっかり対応していけると思う。
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