日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年10月31日月曜日

◆日本人対決は大迫に軍配! ケルン、モデスト3発で酒井高フル出場のHSV下す(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20161031/509599.html?cx_cat=page1



 ブンデスリーガ第9節が30日に行われ、FW大迫勇也所属のケルンと日本代表DF酒井高徳所属のハンブルガーSVが対戦した。

 ケルンはここまで4勝3分け1敗と好調。対するハンブルガーSVは未だ白星がなく、2分け6敗で最下位に沈んでいる。大迫はリーグ戦8試合連続で先発に名を連ね、左サイドに入った。一方の酒井はボランチの位置でリーグ3試合ぶりに先発し、日本人対決が実現している。

 序盤はハンブルガーSVがやや押し気味に進めながらも、最後のところでパス精度を欠くなど、チャンスを活かすことができない。

 一方のケルンは34分、右サイドからの折り返しをエリア手前中央の大迫が右足ダイレクトで狙ったが、このシュートはDFにブロックされた。

 ケルンに最大のチャンスが訪れたのは41分。左サイド深くでボールを持った大迫がドリブルを仕掛けてエリア内に侵入すると、DFに倒されてPKを獲得。しかし、キッカーを務めたアントニー・モデストがこれを左ポストに当ててしまい、先制点とはならなかった。

 このまま0-0で前半を折り返す。

 後半に入り55分、ケルンはアルチョムス・ルドニェスフに代えてシモン・ツォラーを投入。ツォラーが左サイドに入り、大迫が最前線にポジションを移した。

 この交代直後の57分、ハンブルガーSVのボビー・ウッドがボールとは関係のないところでドミニク・ハインツに肘打ちを見舞い、一発退場となった。

 すると数的優位に立ったケルンが61分に試合を動かす。左サイドのツォラーが右足で低い弾道のクロスを入れると、走り込んだモデストがわずかに触れたボールがそのままゴール右隅に吸い込まれ、先制点となった。

 リードを得たケルンは72分、高い位置でルーズボールを拾った大迫がディフェンスラインの裏に絶妙な浮き球のパスを通す。抜け出したモデストが胸トラップから右足ボレーで狙ったが、シュートはわずかにゴール左へ逸れた。

 決定機を逃したケルンだったが82分、右サイドからマルセル・リッセが上げた鋭いクロスをニアサイドに走り込んだモデストがヘディングで合わせて貴重な追加点をマーク。さらに86分、浮き球のパスでエリア内に抜け出したモデストがGKの股下を抜くシュートを決めてハットトリック達成。ケルンのリードが3点に広がった。

 試合はこのまま3-0で終了。好調ケルンがエースのハットトリックでハンブルガーSVに快勝した。なお、大迫と酒井はともにフル出場している。

 11月5日に行われる次節、ケルンは敵地で日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルトと、ハンブルガーSVはホームで同MF香川真司所属のドルトムントと対戦する。

【スコア】
ケルン 3-0 ハンブルガーSV

【得点者】
1-0 61分 アントニー・モデスト(ケルン)
2-0 82分 アントニー・モデスト(ケルン)
3-0 86分 アントニー・モデスト(ケルン)

◆大迫、“一人三役”で勝利貢献!!ボランチ高徳のHSVは今季未勝利の苦境続く(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?202127-202127-fl

[10.30 ブンデスリーガ第9節 ケルン3-0ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは30日、第9節3日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでDF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦し、3-0で快勝した。大迫、酒井はともにフル出場。右ウイングで先発した大迫は左サイドハーフ、2トップの一角と“一人三役”をこなし、勝利に貢献した。

 今季は2トップを基本布陣としてきたケルンだが、この日は右から大迫、FWアントニー・モデスト、FWアルチョムス・ルドニェフスの3トップを採用。前線は流動的に動いたが、前半12分にDFドミニク・マローが負傷交代すると、4-4-2にシステムを変更し、モデストとルドニェフスの2トップで、大迫は左サイドハーフにポジションを下げた。

 リーグ戦3試合ぶりの先発となった酒井は25日のDFBポカール2回戦・ハレシャー戦(4-0)に続いてボランチでプレー。本職ではないポジションながら守備で体を張ると、前半24分には左CKのセカンドボールを右足ボレーで狙ったが、大きく枠を外れた。

 ケルンは前半40分、左サイドのスローインを受けた大迫が鋭いターンからドリブルでPA内に進入。DFアシュトン・ゲッツに倒され、PKを獲得した。ところが、モデストのキックは左ポストを直撃し、先制点とはならず。スコアレスのまま折り返した後半11分にはルドニェフスに代わってFWジモン・ツォラーが左サイドに入り、大迫とモデストの2トップに変わった。

 すると直後の後半13分、ハンブルガーSVはボールがないところのポジション争いでFWボビー・ウッドがDFドミニク・ハインツの腹部をひじ打ちしたとして一発退場。数的優位に立ったケルンは同16分にツォラーが左サイドから右足で入れたクロスがモデストの右足をかすめてゴール右隅に吸い込まれ、先制点を奪った。

 10人のハンブルガーSVに対し、試合を優位に進めるケルンは後半37分、MFマルセル・リッセの右クロスをモデストがヘディングで押し込み、追加点。同41分にもリッセのロングフィードに抜け出したモデストがGKとの1対1から冷静に右足で流し込み、3-0と勝利を決定づけた。

 前節のヘルタ・ベルリン戦(1-2)で今季初黒星を喫したケルンだが、2試合ぶりの白星で勝ち点を18に伸ばし、順位も4位に浮上。一方のハンブルガーSVは7試合連続の無得点で2連敗となり、開幕から2分7敗の未勝利が続いている。

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