【ウォルフスブルク(ドイツ)7日=岡崎悠利】欧州遠征し、国際親善試合キリンチャレンジ杯ドイツ戦(9日=日本時間10日)に向けて活動中の日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)が、FIFAワールドカップ(W杯)の再戦となる相手とのアウェー戦へ「相当、難しいゲームになると思う」と緊張感を高めた。
カタールの地で金星を挙げた強国との再戦。両国で注目されている。連勝を期待されるが「相手はいろんな意気込みを持っていて、特に強度は高くなると思うし、W杯と同じような展開になればすごく苦しくなる」と、ドイツの意地に警戒感を強めている。
異例の2部練習を行うなど本気モードのドイツ。7日に非公開で行われた実戦形式の練習では、最終ラインに左からシュローターベック、リュディガー、ズーレ、キミヒが入ったという。センターバックはともに190センチを超える世界屈指のDFだ。上田は「トップトップのCBを相手に100%ボールを収めるのは簡単ではない」と冷静に相手を分析。「練習通りにいかないことの方が多いので、実際にピッチでどう意思疎通して、(戦い方を)変えていけるかが大事になる」と、臨機応変に屈強な相手との駆け引きしてチャンスをうかがう。
◆【日本代表】FW上田綺世、ドイツの世界屈指DF陣を警戒「相当難しいゲームになる」(ニッカン)