日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年5月13日土曜日

◆鹿島とFC東京が航空機墜落事故のシャペコエンセへ支援募金(サンスポ)


 J1鹿島とFC東京は12日、本拠地開催のリーグ戦で、昨年11月の航空機墜落事故で多くの犠牲者が出たシャペコエンセ(ブラジル)を支援するための募金活動を行うと発表した。

 鹿島は14日の神戸戦から8月5日の仙台戦まで6試合、FC東京は今月14日の柏戦から7月30日の新潟戦まで5試合で実施。カシマスタジアムの2階に2カ所あるファンクラブブースと、味の素スタジアム内の2カ所にある総合案内所で、いずれも開門から試合終了後30分まで受け付ける。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170512/jle17051218190013-n1.html

◆【動画】中村俊輔、「ワールドクラス」のミドル弾が受…4月の月間ベストゴール発表(GOAL.com)

4月度の月間ベストゴールを受賞した中村俊輔 (C) Getty Images for DAZN

Jリーグは4月度の「月間ベストゴール」を発表した。受賞ゴールは明治安田生命J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvsジュビロ磐田戦で、21分に中村俊輔(磐田)が決めたゴールに決まった。



Jリーグ選考委員会は中村俊のゴールについて「世界のベストキーパーでも触れない、蹴った瞬間に入ったことが確信できるようなワールドクラスのゴールと言える。スピード、美しさ、精度の高さ、ダイナミックさといった、ゴールのあらゆる魅力を表現したようなゴールだった。左利きでは打ちにくいシチュエーションでありながら、抑えを効かせてシュートが打てる中村俊輔選手ならではの技術によって生まれたゴールでもあり、アウェイの地でチームを勝利に導く流れを引き寄せたゴールとしても評価を得た」と評価している。

また、中村俊は受賞に際し、以下のようにコメントしている。

「数々の素晴らしいゴールがある中で、自分のゴールを評価して頂いたことは嬉しく思います。観ている方に楽しんで頂けるようなプレーを心掛け、Jリーグを盛り上げていけるように日々精進し、この賞に恥じないようにこれからもプレーしていきたいと思います。ありがとうございました」

なお、受賞した中村俊のゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる「年間最優秀ゴール賞」候補にノミネートされる。「年間最優秀ゴール賞」は12 月に行われる2017 Jリーグアウォーズにて表彰される。

http://www.goal.com/jp/news/3861/%E6%97%A5%E6%9C%AC/2017/05/12/35443962/%E5%8B%95%E7%94%BB%E4%B8%AD%E6%9D%91%E4%BF%8A%E8%BC%94%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%83%89%E3%83%AB%E5%BC%BE%E3%81%8C%E5%8F%97%E8%B3%9E4%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%9C%88%E9%96%93%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%99%BA%E8%A1%A8

◆4月のJ1月間MVPにFW興梠慎三が選出…浦和から2カ月連続の受賞(サッカーキング)


興梠慎三

 Jリーグは12日、4月の「明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP」受賞選手を発表。明治安田生命J1リーグから浦和レッズFW興梠慎三が選出された。

 興梠は、4月中に明治安田生命J1リーグで5試合出場5得点という好成績を残し、現在7得点で得点ランキングのトップに立っている。

 Jリーグ選考委員会は、「得点、アシスト、チームの攻撃に貢献するプレーに加え、チームの好成績に貢献したことが評価され、文句なしの選出となった」と選出理由を説明した。

 興梠はJリーグ公式HPを通じて「4月は公式戦7試合で6得点とゴールを多く取ることができましたし、チームとしても、ある程度は、よい結果が出ていたと思います」とコメントを残した。

 2・3月の月間MVPにはFWラファエル・シルバが受賞しており、2カ月連続で浦和レッズの選手が選出されている。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170512/586627.html?cx_cat=page2

◆ACL決勝トーナメントで鹿島と対戦する広州恒大、中国主要メディアの論調は?(サッカーキング)




2017.05.23 13:00
天河体育中心体育場
広州恒大 - 試合前 - 鹿島アントラーズ

 ACL(AFCチャンピオンズリーグ)グループステージの日程を終え、中国の主要メディアは、グループステージを突破した中国スーパーリーグ勢の戦いぶりと、ノックアウトステージへの展望を一斉に報じている。

「人民体育」は、この大会に出場している広州恒大、上海上港、江蘇蘇寧のすべてがノックアウトステージに駒を進めたことを受け、この大会における中国勢の躍進を「歴史的な偉業」と賞賛している。

 かつて、この大会での中国勢はグループステージでの敗退を繰り返していたが、今やアジア有数の戦力を整え、多彩な攻撃で大会を席巻、日本勢や韓国勢とも互角以上に渡り合い、中国人民の心を鷲づかみすることに成功したとしている。

 H組1位の江蘇蘇寧とF組2位の上海上港は、ノックアウトステージで直接対決。いずれか一方が敗退を免れないことを遺憾としながらも、中国勢による「国内内戦」と銘打って、この大会での新たな歴史を刻むと論じている。

 G組を2勝4分の2位で通過した広州恒大は、E組1位の鹿島アントラーズと8強進出を懸けて戦う。日中両国の王者が早くも対戦するとあって、鹿島アントラーズに関する記事が増えている。

「新狼体育」の記者は、グループステージ最終節の総括記事の中で、この大会でゴールを量産する鈴木優磨を警戒すべきことを中心に、鹿島アントラーズのE組最終節ムアントン・ユナイテッド戦の戦評を述べている。

 また記者は、広州恒大のこの大会における日本勢との対戦(好成績)を振り返り、対日本勢のパイオニアとして、近年やや陰りが見えつつあるその称号を、自ら証明することができるか? と括っている。

「騰訊体育」と「捜狐体育」は、広州恒大と対戦する鹿島アントラーズの石井正忠監督と鈴木優磨の、ムアントン・ユナイテッド戦後の勝利インタビューの内容を紹介している。

 石井正忠監督のコメントとして、「16強に駒を進めたクラブはどこも強敵であり、我々は良い準備をする必要がある。今季の広州恒大は、依然として鋭い攻撃力を発揮している反面、守備に明らかな抜け穴を見出している。彼らの実力は相対的に下降傾向にあり、彼らを破る自信がある」としている。

 また、鈴木優磨は「過去2度に渡りこの大会を制している広州恒大を警戒している。しかし対戦相手がどこかは関係なく、目標は撃ち勝つこと。我々はこの大会を制して、アジア王者としてクラブワールドカップに出場する」としている。

 ノックアウトステージに臨む、広州恒大の日程は以下のとおり。

5月14日(日)長春亜泰(A)
5月19日(金)江蘇蘇寧(H)
5月23日(火)鹿島アントラーズ(H)
5月27日(土)重慶力帆(H)
5月30日(火)鹿島アントラーズ(A)

文・池田宣雄
協力=アジアサッカー研究所

https://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20170512/586560.html?cx_cat=page2

◆ACL、日本勢3クラブがGS首位通過の意義。“潰し合い”は回避、「J」の出場枠維持へ(フットボールチャンネル)


Jリーグの開幕前から行われてきたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、決勝トーナメントに臨む16チームが出そろった。4チームが出場した日本勢では、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、川崎フロンターレがグループリーグをそれぞれ1位で突破する好調ぶりを見せている。12月にUAE(アラブ首長国連邦)で開催されるFIFAクラブワールドカップへの出場権を争うだけでなく、2019シーズン以降のACL出場枠確保がかかっている今シーズンの熱き戦いを中間総括する。(取材・文・藤江直人)

「アジアの大会で日本勢同士が潰し合うのはもったいない」(中村憲剛)

中村憲剛

 4試合連続ドローからの2連勝で、決勝トーナメント進出を決めた。しかも、同時間帯に行われていた“裏カード”が引き分けたため、広州恒大(中国)を抜いてグループGの1位までもが転がり込んでくる。

 イースタンSC(香港)に4‐0で快勝した9日のACLグループリーグ最終節。等々力陸上競技場の取材エリアに姿を現した川崎フロンターレの大黒柱、36歳のMF中村憲剛が声を弾ませた。

「僕たちが決められることではないので、決まった相手と全力で戦うだけだと思っています。ただ、ACLだからね。アジアの大会で日本勢同士が潰し合うのはちょっともったいないと思うし、だからといってタイに行くのも、それはそれで大変だと思うので」

 この時点でフロンターレは、16チームが進出する決勝トーナメント1回戦・ラウンド16の第1戦を23日にアウェイで、第2戦を30日にホームで戦うことだけが決まっていた。

 相手はグループEの2位チーム。果たして、翌10日の一戦で鹿島アントラーズが、キックオフの時点で首位だったムアントン・ユナイテッドFC(タイ)に2‐1で勝利。グループEの1位突破を決めた。

 敵地でFCソウル(韓国)に苦杯をなめた浦和レッズも、勝ち点で並んでいた上海上港(中国)が試合終了間際に喫した失点で敗れたことでグループFの1位を決めた。

 グループHの最下位でガンバ大阪が姿を消したものの、3つのJクラブが決勝トーナメント進出を果たすのは3シーズンぶり。1位突破が3つを数えるのは2009シーズン以来、実に8年ぶりとなる。

ACL出場枠の決定要素は、ACLの成績のみに

 現行の32チーム制がスタートした2009シーズンは名古屋グランパス、ガンバ、アントラーズが1位となっている。中村が「ちょっともったいない」と言ったのは、このときに起因しているのかもしれない。

 実はフロンターレもグループHの2位で決勝トーナメント進出を果たし、当時は一発勝負だったラウンド16で前年覇者のガンバを撃破。準々決勝ではグランパスに、2戦合計3‐4のスコアで敗れている。

 準々決勝以降の同国勢対決は、避けられない部分がある。それでも、ラウンド16で“潰し合い”が実現しなかったことは9年ぶりのアジア制覇だけでなく、未来へ向けた視界をも良好にしていると言っていい。

 アジアサッカー連盟(AFC)は昨年12月1日に開催した理事会で、2017および2018シーズンにおける加盟国のACL出場枠を決定。日本はこれまで通り、最大枠となる『3+1』を確保している。

 これはグループリーグからの出場が3チーム、プレーオフステージからの出場が1チームを意味する。ここには2013‐16シーズンにおける、ACLと代表チームの成績が『7対3』の割合で反映されている。

 ACLの舞台でJクラブが続けてきた低空飛行を、ザックジャパン以降の日本代表が補ってきたかたちだ。しかし、件の理事会では日本にとってある意味で衝撃的な決定もなされている。

 ACLと代表チームの成績比率が見直され、2019および2020シーズンの出場枠決定では『9対1』に、2021および2022シーズンのそれに至ってはACLのみが100パーセント反映されることになった。

 しかも、2019および2020シーズンの出場枠は、2015‐18シーズンの成績が対象となる。すでに半分を消化しているわけで、ACLで不振が続く日本が置かれた状況は一気に厳しいものになった。

 2015シーズンは広州恒大が、2016シーズンは全北現代(韓国)がACLを制している。しかも後者では準決勝でFCソウルとの韓国対決が実現し、上海上港と山東魯能の中国勢もベスト8入りしている。

 翻って日本勢は2015シーズンにベスト4入りしたガンバが最高位。このときは柏レイソルもベスト8入りしたが、2016シーズンはレッズとFC東京がラウンド16で敗退した時点で全滅している。

村井チェアマンの危機感。中国と豪州の追い上げ

村井満

 ACL出場枠はACLと各国代表チームの成績をポイント化して、合算した数字の多寡で決まる。今シーズンを前にして、東アジアにおいて日本は韓国に大差をつけられ、中国とオーストラリアに肉迫されていた。

 つまり、2018シーズンを終えた段階で3位に転落すればACL出場枠が『2+2』に、4位ならば『2+1』と大きく後退する状況に直面する。Jリーグの村井満チェアマンは、こうした状況に危機感を訴えていた。

「2017シーズンと2018シーズンのACLで、Jクラブがどれだけ上位につけられるか。特に2017シーズンは、絶対に譲れない戦いになる」

 ACLは2014シーズン以降、準決勝までは東西のブロックにわかれて開催されている。今シーズンのベスト16の顔ぶれを見ると、東アジアは日本と中国が3、韓国とタイが1という内訳になっている。

 しかもラウンド16では、上海上港と江蘇蘇寧の中国勢が潰し合う。あくまでも可能性となるが、準々決勝の東アジア勢の内訳は日本が3、中国が1となることもありうる。村井チェアマンはこうも話していた。

「目指すのはもちろんACL制覇ですけれども、その前提として東アジア側の決勝、つまり大会の準決勝を日本勢同士で戦う、あるいは東アジアのベスト4を日本勢で独占したい、というのはあります」

 後者の夢はかなわないが、現状ではランキング首位の韓国との差を縮め、グループリーグで全滅したオースラリアを突き放した。中国との差を広げるチャンスも生まれているが、だからこそ生きるか死ぬかの戦いとなる、ラウンド16以降の戦いが言うまでもなく重要になる。

アウェイ戦についての情報共有。JリーグとJFAのサポート

 アントラーズは広州恒大、フロンターレはムアントン・ユナイテッドFC、レッズはグループHを2位で通過した済州ユナイテッドFC(韓国)とそれぞれ対峙。初戦をいずれもアウェイで戦う。

 180分間での戦いをにらみ、ここから先はアウェイゴールも重要になる。もうひとつ、ラウンド16で日本勢対決を回避できたことで生じるメリットを、フロンターレの中村はユニークな視点から説明する。

「Jリーグだと僕たちに対してやり方を変えてくるチームが多いなかで、アジアとの戦いとなると、僕たちのことを知らない分、相手は相手のスタイルで戦いたがる。広州恒大も水原三星もそうでしたし、その意味ではやりやすさというものも多少は感じていました。もちろんスピードや身体能力、パワーというものを前線の選手たちはもっていたし、本当にやるか、やられるかの世界ではありましたけど」

 広州恒大とのアウェイ戦で試合終了間際に追いつくなど、引き分けを重ねながらも首の皮一枚で可能性を紡ぎ続け、チーム力があがってくるのを待った中村の言葉だからこそ説得力がある。

 加えて、グループリーグで広州恒大、ムアントン・ユナイテッドFC、済州ユナイテッドFCと対戦したときのデータが、アウェイの環境などのハード面を含めて、これからの戦いで共有されることになる。

 日本勢が準々決勝に進み、どちらかが必ず勝ち上がってくる中国勢と対峙するときも然り。こうした点はJリーグと日本サッカー協会がサポートチームを組み、しっかりとフォローしている。

クラブW杯での鹿島躍進。高められたモチベーション

クラブW杯決勝でレアル・マドリーと好ゲームを演じた鹿島アントラーズ

 昨年末のFIFAクラブワールドカップ決勝で、ヨーロッパの強豪レアル・マドリードとアントラーズが延長戦にもつれ込む死闘を展開。日本中を熱狂させたことで、ACLの立ち位置が変わった。

 もちろん、これまでも重要な大会と認識されていた。それでも、頂点に立った先にFIFAクラブワールドカップがあり、アジア代表として世界の強豪との真剣勝負に臨める事実が選手たちを奮い立たせる。

「正直なところ、悔しさとうらやましさが半々の心境で決勝戦を見ていた。鹿島がJリーグの力というものを見せてくれたし、来シーズン以降は世界の目がさらにJリーグへ向けられてくるとも思う。お互いにしのぎを削り合って、Jリーグそのもののレベルをあげていきたい」

 MVPを受賞した昨年末のJリーグアウォーズで中村が明かした、プロ選手ならば誰でも抱く偽らざる思いがJリーグ全体を刺激し、長くはね返されてきたアジアの壁を越える力になると村井チェアマンも言う。

「年間勝ち点で鹿島よりも上位にいた浦和と川崎の選手たちも、おそらくは『自分たちがあの場にいるべきだった』という思いを重ねながら、クラブワールドカップを見ていたはずです。クラブワールドカップにおける鹿島の頑張りで、リーグ全体がかなり強くモチベートされると認識しています」

 今シーズンからはUAE(アラブ首長国連邦)を舞台に開催されるFIFAクラブワールドカップへ通じ、2019シーズン以降のACL出場枠をもかけたアジアでの苛酷な戦いが、いよいよ佳境を迎える。

(取材・文:藤江直人)

【了】

https://www.footballchannel.jp/2017/05/12/post210669/


◆【セルジオ越後】森脇の“侮辱的発言”問題で、僕が一番問題視しているのは…(サッカーダイジェストWeb)


レフェリーは何をしていたのかということ。


 5月4日のレッズ対アントラーズの試合で、選手の不適切な発言を巡る問題が起こったね。
 
 70分過ぎの両チームの小競り合いのなかで、レッズの森脇の「臭い」という趣旨の発言が取り沙汰された。このセリフは、アントラーズの小笠原に対して発せられたのか、ブラジル人のレオ・シルバに向けられたものなのか。両者の言い分は食い違いを見せ、Jリーグの規律委員会の選手への聞き取り調査の末、森脇に2試合の出場停止処分が科された。
 
 問題の核心が見えにくい部分があるけど、ただこうした小競り合いはサッカーではよくあることとも言える。ビッグクラブ同士の対戦で、激しいゲームだったし、お互いに熱くなっていたんだろうね。子どもの口喧嘩でも、もっとひどい言葉が飛び出してくるよ。
 
 もちろん、差別的な発言がOKと言っているわけではない。それは絶対に言ってはダメ。そんなことは、あえてここで僕が言うまでもない。
 
 ただし、疑われるような言動があったから、ここまで大きな問題になったとは思うけど、小競り合いの時、あれだけ多くの選手がいたんだから、誰かが真相を知っていてもおかしくないよね。
 
 僕が一番、問題視しているのは、レフェリーは何をしていたのかということ。件のシーンで、ボールをキープする土居を突き飛ばした興梠にはイエローカードが出されていると思うけど、それ以外の“お咎め”はなし。主審も副審もすぐ近くにいたはずなのに、いったい何をしていたのかな。
 
 ピッチ上で起こったことを裁くのがレフェリーの仕事だ。それなのに、後日に処分が下されるような事態があって、それを目の前で見ていたはずの彼らの仕事ぶりに、僕は納得できないね。規律委員会には、審判員からの報告書も提出されたという。そこに何て書いてあるのか興味深いよ。
 
 2試合の出場停止という処分も、釈然としないね。処分の理由は、Jリーグの公式HPに「他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱」と記されてはいるけど、曖昧な部分が少なくないよ。何を根拠にしているのか。どんな証拠があったのか。そこが明らかにされていない気がするんだ。

レッズにもブラジル人選手がいるのに…


 ジダンが頭突きをしたとか、スアレスが嚙みついたとか、それなら分かりやすいよね。でも、今回はある意味、「言った・言わない」が問題になっているから、判別しにくいのは理解できる。
 
 誤解を恐れずに言えば、「臭い」という言葉自体、差別的な発言とは言い切れない。でも、シチュエーションによっては差別を表わすこともある。そこが今回の論点のひとつだと思うけど、うやむやなまま、決着がつきそうな気配だね。
 
 処分は森脇だけに下されたけど、それだけでいいのかという考えもある。ガンバサポーターによる不適切なフラッグ問題について、ガンバには制裁金200万円が科されたけど、レッズには何のペナルティもないのかな。
 
 森脇はレッズに所属しているよね。問題を起こした選手を雇っているクラブにも責任はあると思うし、Jリーグではなく、むしろクラブが森脇を罰してもおかしくはない。
 
 レッズにもブラジル人選手はいる。ラファエル・シルバがゴールを決めれば、みんな抱き合って喜んでいるよね。それなのに、今回のような問題が起こること自体、残念な気がしてならないよ。

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=25600

◆ゾンビの魔の手からカシマを救い出せ! スタジアム×謎解きゲームの魅力とは?(Sportsnavi)


ファン感謝デーの最中に「非常事態」が発生!

凶暴なゾンビと化した元日本代表DF。あまりの迫力に参加者は逃げまどっていた

「緊急速報をお伝えします。宇宙からきた謎の生命体により、スタジアム内の人々が凶暴なゾンビと化し……」

 茨城県立カシマサッカースタジアムの大型ビジョンからアナウンサーの声が響きわたる。ゴールデンウイークの真っ最中である5月3日、鹿島アントラーズのホームスタジアムで行われた前代未聞のホラーイベント『ゾンビパンデミックwith鹿島アントラーズ カシマゾンビスタジアム〜スタジアムに隠された謎を解き生還せよ!〜』に参加した。

 数々のホラーイベントを手掛ける方南町お化け屋敷オバケンと株式会社タイトーとの共同で行われた本イベントは、全面解放されたスタジアムの中に隠された謎を解き、ゾンビの追跡をくぐり抜けながらクリアを目指すというもの。つまり、謎解きゲームとお化け屋敷が組み合わさった新しいコンセプトのホラーイベントなのだ。

試合前の鹿島レジェンズとオバケンレジェンズの面々。この後にあのような「非常事態」が発生するとは……

 舞台となったのは中田浩二、名良橋晃、秋田豊ら鹿島OB選手が参加するファン感謝デー。どうやらファン感の一環として「鹿島レジェンズ」と「オバケンレジェンズ」の試合が行われるようだ。両チームの選手がピッチに登場し、いよいよ試合がスタート――と、その瞬間、突然オバケンの選手がうめき声を上げながらピッチに倒れ込んだ。

 不穏な空気に包まれたスタジアムの大型ビジョンに映し出されたのは『非常事態発生』の文字。冒頭のアナウンサーの言葉どおり、カシマはゾンビの巣窟と化してしまった! ここから、参加者はカシマをゾンビの魔の手から救い出す“救世主”となるべく、用意された4つのミッションに挑むこととなった。

何よりも恐ろしく厄介だった「ゾンビ」の存在

ミッションは全部で4つ。“素材集め”にはかなり苦労させられた

 謎解きゲームの経験はあるが、スタジアムで行う謎解きゲームへの参加はもちろん初めて。ワクワクしながら問題の書かれたガイドブックを受け取り、ミッションに取り掛かったが、これがなかなか難しい。問題自体の難易度もそうだが、何より“素材集め”に苦労させられた。

 例えば、ミッションBはコンコースに貼られたパネルをすべて発見し、ゾンビウイルスのワクチンの名前と番号を解読するというものだが、該当のパネルはなんと全部で27枚もある。ただでさえ広いコンコース内から、該当のパネルを探し出し、そのうえで謎を解かなければならない。なかなかハードで体力が必要だったことは間違いない。

いつもはコンコースで笑顔をふりまく愛らしいしかおくんもこんな姿に……

 また、何よりも厄介だったのが「ゾンビ」の存在だ。

 参加者はゲームスタート時に腰に2本のライフベルトを巻くよう指示される。ゾンビはこのライフベルトを狙って襲ってくるのだ。必死でパネルを探していても、気付くとゾンビが隣にいたりする。その動きも「本物」らしく、クネクネとした独特の動きでこちらに向かってくる。動きだけでなく、妙な音(声?)も発するため、驚いて何度も飛び上がってしまった。

 そんなゾンビ集団の中でも、特にインパクト絶大だったのが“名良橋ゾンビ”(冒頭の写真参照)。

 元日本代表DFは容赦なく小さい子供を追い掛け回す……あまりの恐ろしさに取材そっちのけで逃げてしまったが、イベント終了後に本人に話を聞くと、「中田CROがソフトなゾンビならば、僕はハードなゾンビになろうと思っていた。若い子が泣きながら『名良橋半端ねえ!』と言ってくれました」と満足そうに答えてくれた。その“完璧な”仕事ぶりには感動すら覚えた。

スタジアム「ならでは」の貴重な体験も!

今回は普段入ることのできないロッカールームや選手控え室に入ることができる

 結局、制限時間内にすべての謎を解くことはできず、イベント終了のアナウンスを聞くことになった。もちろん悔しい思いもあったが、不思議と感じたのは充実感だった。「楽しかった!」と声を上げている子供たちに「何が楽しかった?」と聞くとすぐに「ロッカー!」と返ってくる。

 そう、このイベントでは普段入ることのできない選手の使用するロッカールームや、トレーニングエリアに足を踏み入れることができるのだ。ロッカールーム内は参加者の「すごい! ホンモノだ」という驚嘆の声で溢れていた(もっともそんな和やかな雰囲気は口にライフベルトをくわえたゾンビの乱入ですぐに崩れ去ったが……)。

突如進入してきたゾンビをよく見ると、ライフベルトをくわえている。かなり凶暴な性格に間違いない

 普段入ることのできない「選手専用」のエリアを自由に移動することができる「特別感」に参加者は心躍ったはずだ。さらに、4つのミッションをクリアした参加者に与えられた特別ミッションの会場は、何とピッチの上! 快晴の空の下、目の前で繰り広げられるピッチ上でのゾンビと参加者の“全力の鬼ごっこ”はとても気持ちが良さそうだった(ゾンビは本気で追いかけてくるので、割とここでの脱落者は多かったように見えた)。

 特別ミッションが終わると、始まったのは解説タイム。出されたミッションで自分が「何をすればよかったのか」を問題の作成者が自ら解説してくれた。二重三重に仕掛けられた問題に思わずうなったが、これをクリアした人がこんなにいるのかと、目の前のピッチを見て驚く。普段22人のプレーヤー(と審判)しか立つことの許されない神聖な場所に大勢の人が立っている光景はとても新鮮なものだった。

参加者からよく聞かれた「次は」という言葉

最終ミッションに参加する参加者たちがピッチに。ミッションXはゾンビとの“鬼ごっこ”

 さて、無事にイベントが終了し、参加者やゾンビたちに話を聞こうと取材エリアに向かうと、エリアには仕事を終えたゾンビたちがぞろぞろ。手を洗おうとトイレに向かえば、隣でゾンビが手を乾かしているというなかなかシュールな光景が見られたが、聞けばこの「ゾンビ役」の方々は全員がボランティアだそう。

 ゾンビ役のボランティアに応募したという神栖市在住の女性2人組に話を聞くことができた。「小さい子が怖がっているのが可愛かった……」とイベントを振り返ってくれた彼女たちの目標は「次は参加者としてゲームを楽しむ」ことだという。

見事ミッションをクリアした女性2人組。カシマスタジアムをゾンビの魔の手から救った“救世主”に

 参加者に話を聞いても、よく聞かれたのがこの「次は」という言葉。謎が解けても解けなくても、参加者の大半が感じたであろう「悔しいけど楽しい」という感覚は「また参加したい」という意欲へと変わっていくようで、「次は絶対にクリアしたい」という“宣言”が至るところで聞かれた。

 また、オバケンのファンだという男性からは「普段入れないところに入ることができてうれしかった。次はスタジアムにサッカーを見にいきたい」という“観戦宣言”を聞くことができた。

中田CRO(中央)は今回のようなイベントが「サッカーに興味のない人が、興味を持つきっかけになってほしい」と話す

 この日スタジアムを訪れた参加者は約3,000名(1部が2,000人、2部が1,000人)だという。「スタジアムでホラーイベントを行う」という、クラブだけでなくJリーグとしても初の試みだったことを考えれば、まずまずの結果だろう。

 中田CROは「こうしたイベントを行うことでサッカーに興味のない人が、興味を持つきっかけになってほしい」と話していたが、その思いは参加者にも伝わっていたようだ。カシマスタジアムを試合日以外にもたくさんの人が訪れる場所にしたい――今回のイベントはそんなクラブの夢に近付く第一歩になったはずだ。

(文中敬称略、取材・文:木村郁未/スポーツナビ)

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201705100002-spnavi


◆鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸 5月14日(サンスポ)


 ・鹿島はJ1でのホーム戦直近8試合で2勝しかしていない(6敗)。この間、計4得点しか取れておらず、5試合は無得点で終えている。

 ・鹿島はJ1での神戸とのホーム戦3連敗中である。最後にホームで神戸に勝利したのは、2012年9月1日。

 ・神戸はJ1での前年覇者とのアウェイ戦通算19試合で1勝しかしていない(6分12敗)。唯一の1勝は、1999年の鹿島戦だった(1-0)。90分間での勝利は1度もない。

 ・鹿島が2014年シーズン以降に、J1の神戸戦で挙げた全7得点中3点は、遠藤康が直接関与している(1得点2アシスト)。

 ・神戸が今季のJ1で挙げた11得点は全て日本人選手が決めたものである。

 ・今季J1で、得点を記録していない選手の中で、最もシュートを放っている選手は渡邉千真(32本)。

 ・鹿島は今季リーグ戦で24回のスタメン変更を行っている。リーグで最も多い。

 ・今季のJ1で、鹿島は交代出場の選手が計5得点に直接関与している。FC東京と並び、リーグベストの数字。

 ・鹿島はJ1で通算998失点を許していて、通算1000失点まで2失点となっている。J1で通算1000失点以上を記録しているのは5チームしかない

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170512/jle17051212150004-n1.html

◆【鹿島vs神戸プレビュー】通算対戦成績では鹿島が神戸を圧倒…神戸はリーグ4戦勝ちなしから脱却できるか(サッカーキング)




■鹿島アントラーズ 直前のACLムアントンU戦では鈴木優磨や三竿雄斗ら「代役」選手が活躍

【プラス材料】
 直前の試合は、ACLムアントンU戦で2-1と勝利し、1次リーグ首位突破を決めた。負傷欠場した金崎夢生に代わって、2トップの一角に入った鈴木優磨が2得点と活躍。負傷で先発から外れた山本脩斗の代わりに出場した三竿雄斗も左サイドバックとして仕事を果たした。長いシーズン、すべての試合にベストメンバーでは臨める訳ではない。その中で「代役」と言われる選手が仕事をし、勝利すれば、チームは自然と良い方向に向くというもの。

 リーグ前節の浦和戦に1-0で勝利し、ACLも首位突破を決め、気が抜けがちな時期ではあるが、遠藤康は「神戸戦で勝たないと意味がない」といつも通り、目の前の試合で勝ち点3を奪いにいく。

【マイナス材料】
 ここに来て負傷者が相次いでいる。攻撃の要、金崎は古傷でもある右足首に痛みが広がり、山本は足を痛め、ムアントンU戦に続いて欠場が濃厚だ。さらに、守備の要、昌子源も左足首を痛めている。昌子は出場を志願しピッチに立つ予定だが、万全の状態ではない。加えて、ACLとの連戦で体力面の心配もある。特に遠藤、土居聖真の2列目コンビは試合出場が続いている。気候も春から夏に向っているため、試合日の気温も上昇してくるだろう。

 リーグ前節の浦和戦で勝利し、今季初めて首位に立って、ホームで迎え撃つ神戸戦。楽な展開にはならないだろうが、先制点を奪い、主導権を握りながら試合を進めたいところだ。

文:totoONE編集部

■ヴィッセル神戸 ボランチ藤田直之の離脱を松下佳貴がカバー

【プラス材料】
 10日のルヴァン杯甲府戦を逆転で勝利した神戸。4連勝でグループステージ(Bグループ)首位もキープし、チームの雰囲気は上々。20日開幕のU-20W杯の日本代表・藤谷壮が甲府戦で小林成豪の同点弾をアシストするなど、若い選手の台頭も見られたのは大きい。

 ボランチ藤田直之が離脱する中、松下佳貴の調子が上向き。甲府戦では点と線のパスを巧みに使い分け攻撃をクリエイトした。同じくボランチ高橋秀人も90分間出場したことでコンディションは上がるはず。藤田不在の懸案に一筋の光明が差したと言える。

 また、連戦続きの中、右SB高橋峻希やニウトンら主力を休ませられたのも鹿島戦に向けては好材料。

【マイナス材料】
 好調なルヴァン杯とは裏腹に、リーグ戦は4試合勝ち星なしで8位に。なかなか無失点で試合を終えられない中、ここ4試合で2得点と得点力不足にも悩まされている。多くの得点チャンスは作れているだけにもったいない。

 そんな中でジョーカー的な存在だったFW大槻周平が肉離れで戦線離脱。直近のルヴァン杯甲府戦でゴールを決めた小林はいるものの、渡邉千真と田中順也を軸にした2トップに変化をもたらすオプションカードの数が少ない。2列目は大森晃太郎、ウエスクレイ、中坂勇哉、小川慶治朗ら個性的なタレントを擁しているが…。守備力の高い鹿島が相手だと考えると、2トップの枚数不足はマイナス材料と言わざるを得ない。

文:totoONE編集部

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170512/586540.html?cx_cat=page1

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