日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年3月9日月曜日

◆加地&岩政の元代表コンビ先発の岡山が3発発進(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158468-158468-fl

[3.8 J2第1節 岡山3-0岐阜 Cスタ]

 ファジアーノ岡山はホームでFC岐阜に3-0で快勝し、コーチから今季昇格した長澤徹新監督の初陣を白星で飾った。

 今季加入したMF加地亮、DF岩政大樹の元日本代表コンビがそろって先発した岡山。前半21分、FW押谷祐樹の強烈な左足ミドルがクロスバーを直撃すると、同24分にFW片山瑛一の折り返しをMF田所諒が左足で押し込み、先制点を奪った。

 1点リードで前半を折り返すと、後半開始からFWレオミネイロを投入した岐阜も反撃に出るが、岡山は岩政を中心に粘り強く跳ね返す。すると後半27分、FW染矢一樹の右クロスを押谷がそらし、ファーサイドの片山が押し込んだ。同33分にもMF渡邊一仁の横パスから染矢が右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らすダメ押しゴール。3-0と突き放し、勝利を決定づけた。

◆内田「出るつもりなかった」 想定外出場も勝利貢献(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/09/kiji/K20150309009943520.html

ブンデスリーガ第24節 シャルケ3―1ホッフェンハイム (3月7日)

 シャルケのDF内田は前半35分から途中出場。味方選手が警告を受けたことによる交代で「出るつもりではなかった」と想定外だったようだが、それでも右MFとして攻守に安定したプレーで勝利に貢献。

 自身は右膝の痛みを抱えながらの試合が続く。次は中2日で欧州CLのRマドリード戦。「ホームで0―2と負けているし、厳しいと思うけど準備したい」と強豪との一戦を見据えた。

◆大迫が約半年ぶりのゴール!!途中出場で今季2得点目(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158510-158510-fl



[3.8 ブンデスリーガ第24節 ケルン4-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは8日、第24節3日目を行い、FW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンはホームでMF長谷部誠、MF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、4-2で勝った。4試合ぶりのベンチスタートとなった大迫だが、1-1の後半18分から途中出場すると、2-1の後半34分に追加点。約半年ぶりとなる今季2ゴール目を決めた。長澤はベンチ外。長谷部はボランチで先発し、後半30分からは長谷部に代わって乾が途中出場した。

 ケルンは前半28分、GKティモ・ホルンのロングキックからFWアンソニー・ウジャーが競り合ってゴール前にこぼれたボールにFWデイベルソンが反応。前に出てきたGKの頭上を越すループシュートでゴールネットを揺らした。今冬にベレネンセス(ポルトガル)から加入したブラジル人FWが移籍後初先発でブンデスリーガ初ゴールを決め、先制に成功した。

 1点ビハインドで後半に折り返したフランクフルトだが、徐々に攻勢を強めると、後半13分、左サイドからの折り返しをFWアレクサンダー・マイヤーがシュート。GKが弾いたこぼれ球をもう一度マイヤーが押し込み、1-1の同点に追いついた。

 ケルンは後半18分、デイベルソンに代えて大迫を投入。すると同27分にMFマルセル・リッセが左45度の位置から右足ミドルをゴール左隅にねじ込み、2-1と勝ち越しゴールを奪う。再び1点を追う展開となったフランクフルトは後半30分から長谷部に代わって乾がピッチに入ったが、試合を決定づけたのは大迫だった。

 後半34分、相手陣内でプレッシャーをかけたウジャーがボールを奪い、大迫にパスが渡る。中央をドリブルで独走した大迫はGKとの1対1から冷静に右足でゴールに流し込み、追加点。昨年8月30日のシュツットガルト戦(2-0)以来、22試合ぶりとなる今季2ゴール目が決まり、3-1と突き放した。後半36分にはウジャーのゴールで4-1。後半アディショナルタイム、マイヤーにPKを決められ、1点を返されたが、4-2で勝利をおさめ、1月31日のハンブルガーSV戦(2-0)以来、6試合ぶりの白星を飾った。

◆大迫が今季2ゴール目…4発決めたケルンはフランク下し6戦ぶりの勝利(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150309/288727.html


今シーズ2ゴール目を決めた大迫勇也(左から3人目) [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第24節が8日に行われ、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンと、日本代表のMF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトが対戦した。

 リーグ戦5試合勝利のないケルンに対して、前節ハンブルガーSVに2-1で勝利し2連勝を狙うフランクフルトの一戦。長谷部が先発出場で、大迫と乾がベンチスタート、長澤はメンバー外となった。

 試合は28分、ケルンの先制で動いた。エリア手前で相手DFと競り合ったアンソニー・ウジャーが潰れるとボールはそのままエリア内に。シウヴァ・デイヴェルソンがそのボールに反応し、落ち着いてループシュートを放つと、飛び出していたGKケヴィン・トラップの頭上を越えて、ゴールに吸い込まれた。

 さらにケルンは43分、味方のスルーパスでウジャーが抜け出してGKと1対1となり、シュートを放つが、トラップが好反応を見せてセーブした。前半はこのまま動かず、ケルンの1点リードで折り返す。

 後半に入って49分、フランクフルトは右サイドからのクロスに、アレクサンダー・マイアーが飛び込んで頭で合わせるが、枠を外す。すると58分、エリア内左に抜け出したルーカス・ピアソンが折り返しを入れると、中央でマイアーが合わせるが、GKティモ・ホルンがセーブ。しかしそのこぼれ球を、マイアーが自ら押し込んで、フランクフルトが同点に追いついた。

 試合を振り出しに戻されたケルンは直後の60分、味方の浮き球のパスでエリア内に抜け出したウジャーがフリーで右足を振り抜くが、シュートはクロスバー上に大きく外れた。63分には、先制弾のデイヴェルソンに代えて大迫をピッチに送り出す。

 すると72分、ケヴィン・フォクトの横パスを受けたマルセル・リッセが、エリア手前の左から右足を振り抜くと、ゴールのニアサイドを突いてネットを揺らし、ケルンが勝ち越しに成功した。

 再びリードを許したフランクフルトは75分、長谷部に代えて乾を投入。しかし79分、ウジャーのパスで抜け出した大迫がエリア内で、落ち着いてGKとの1対1を決めて追加点を挙げ、ケルンがリードを広げた。大迫は昨年8月30日に行われたリーグ戦第2節のシュトゥットガルト戦以来となる今シーズン2ゴール目となった。

 さらに81分に、味方が高い位置でボールをカットすると、こぼれ球を受けたウジャーがそのままエリア内右に持ち上がって右足を振り抜くと、ゴール左に決まり、ケルンのリードは3点となった。

 しかし、後半アディショナルタイムに入って、ケヴィン・ヴィマーがハリス・セフェロヴィッチにファールを犯し、ケルンはフランクフルトにPKを献上。ヴィマーはこのファールで一発退場となった。

 フランクフルトはマイアーがこのPKをゴール右隅に決めて1点を返すも、直後に試合終了のホイッスル。大迫のゴールを含む4得点で、ケルンがフランクフルトを下し、6試合ぶりの勝利を収めた。

 ケルンは次節、14日に日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと、フランクフルトは同日にパーダーボルンと対戦する。

【スコア】
ケルン 4-2 フランクフルト

【得点者】
1-0 28分 シウヴァ・デイヴェルソン(ケルン)
1-1 58分 アレクサンダー・マイアー(フランクフルト)
2-1 72分 マルセル・リッセ(ケルン)
3-1 79分 大迫勇也(ケルン)
4-1 81分 アンソニー・ウジャ―(ケルン)
4-2 90+3分 アレクサンダー・マイアー(フランクフルト)(PK)

◆鹿島DF昌子が左手手術で開幕戦欠場…(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158444-158444-fl



[故障者情報]
 鹿島アントラーズは8日、DF昌子源が左手の手術を受けたことを発表した。同日のJ1開幕戦・清水戦のメンバーからも外れている。

 2月14日のプレシーズンマッチ水戸戦でチームメイトと接触した際に左手を負傷した昌子。その後、開幕したACLでは2月25日のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦(1-3)、今月4日のFCソウル戦(0-1)といずれもフル出場していたが、左手舟状骨骨折のため、6日に都内の病院でチームドクターの執刀による経皮的骨接合術を受けた。

 クラブによると、今週中に練習に復帰できる予定だという。

◆鹿島の代表DF昌子源が左手骨折で手術…今週中に練習復帰の予定(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150308/288464.html


手術を受けた昌子 [写真]=Getty Images


 鹿島アントラーズは8日、日本代表DF昌子源が左手の手術を受けたことを発表した。

 昌子は、2月14日に行われた水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチでチームメートと接触した際に左手を負傷。受傷名は左手舟状骨骨折で、6日に東京都内の病院においてチームドクターの執刀による手術を受けた。

 なお、昌子は今週中に練習復帰する予定となっている。

◆鹿島・昌子が左手骨折で手術 今週中に練習復帰の見通し(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150308/jle15030813230013-n1.html

 J1鹿島は8日、日本代表DF昌子源(22)が都内の病院で6日に手術を受けたと発表した。2月14日のプレシーズンマッチ・水戸戦で味方選手と交錯した際に左手の舟状骨を骨折。手術は左手舟状骨骨折経皮的骨接合術と呼ばれる術式で行われた。

 この日に敵地で清水と激突したリーグ開幕戦は欠場したが、今週中には練習に復帰できる見込みという。クラブ幹部は「そこまで重傷ではない。手術も大事を取ってということ」と説明。14日に行われる第2節・湘南戦(ホーム)か、18日のアジア・チャンピオンズリーグ・広州恒大戦(中国、アウェー)での復帰を目指す。

◆鹿島、平均年齢24歳フレッシュ戦法実らず完敗(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1444081.html

鹿島、平均年齢24歳フレッシュ戦法実らず完敗

<J1:清水3-1鹿島>◇第1節◇8日◇アイスタ
 優勝候補に挙げられる鹿島の新シーズンは黒星で始まった。2連敗中のACLからメンバーを入れ替えて若手を登用。244試合連続フルタイム出場のJ1記録を更新していたGK曽ケ端をベンチスタートにし、28歳のGK佐藤が移籍後初先発。遠征に同行しなかったMF小笠原の代役には22歳の梅鉢が選ばれた。

 先発11人の平均年齢は24・45歳に若返った。フレッシュさを前面に序盤は一進一退の攻防を繰り広げたが、前半40分に先制点を許す。自陣ゴール前でクリアがもたついたところを奪われ、フリーで抜けられた清水FW大前に、右足でゴール右に決められた。

 1点ビハインドで迎えた後半に1度は追いついた。24分、MF柴崎が浮き球パスを縦に送り、抜け出したMF遠藤が右足でシュート。これがGKの手をはじいてゴールラインを割ったと判定された。

 そのまま逆転して世代交代を成功させたいところだったが、5分後に勝ち越される。右クロスから元鹿島のMF本田に決勝点を献上。さらにロスタイム1分、大前にこの日2点目を許した。

 ACLも含め今季の公式戦3連敗。曽ケ端らの起用について聞かれたトニーニョ・セレーゾ監督は「ベテランを外してはいけないルールがあるのか。自分の中には、そんなものはない。彼らは若くない。1年間、ケガなくプレーさせることが大事なんだ」とまくし立てていた。

◆鹿島セレーゾ監督、小笠原&曽ケ端のスタメン落ちに「もう10代ではない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150308/jle15030819310023-n1.html



 明治安田J1第1ステージ第1節最終日(8日、清水3-1鹿島、アイスタ)鹿島はアジア・チャンピオンズリーグを含め公式戦3連敗となった。35歳の小笠原とGK曽ケ端を先発から外したセレーゾ監督は「彼らはもう10代ではない」と、体調面や世代交代を考慮したことを明らかにした。

 小笠原の代役を務めた梅鉢はクロスバー直撃のロングシュートを放ったが、前半40分にボールを奪われて失点のきっかけとなり「慌ててしまった。責任を感じる」と肩を落とした。先発最年長だった29歳の山本は「(小笠原)満男さんがいなくても、いつも通りのサッカーができないと」と反省した。(共同)

◆鹿島GK曽ヶ端が開幕戦で先発外れる…連続フル出場記録は244試合でストップ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158452-158452-fl



 鹿島アントラーズのGK曽ヶ端準が8日に行われたJ1第1ステージ第1節・清水戦(アイスタ)で先発から外れ、07年10月から続いていた連続フルタイム出場記録が244試合でストップした。

 曽ヶ端は07年10月20日の磐田戦からフル出場を続け、昨年4月12日の新潟戦で217試合連続フル出場のJ1記録を樹立。その後も最終節までフル出場を続け、記録を244試合にまで伸ばしていた。

 すでに開幕しているACLでは2月25日のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦(1-3)、今月4日のFCソウル戦(0-1)といずれも曽ヶ端がゴールを守ったが、この日のJ1開幕戦はGK佐藤昭大が先発。10年に広島から鹿島に加入後、リーグ戦初出場となった。

◆鹿島、曽ケ端外し実らず公式戦3連敗 連続出場ストップの荒療治も(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/09/kiji/K20150309009943290.html

J1第1ステージ第1節 鹿島1―3清水 (3月8日 アイスタ)



 荒療治は勝利につながらなかった。鹿島は4日のACL・FCソウル戦から先発を4人変更。左手舟状骨骨折で手術した日本代表DF昌子だけでなく、MF小笠原とGK曽ケ端の両ベテランまで外したが、清水に敗れて公式戦3連敗となった。

 トニーニョ・セレーゾ監督は「(曽ケ端は)今年で36歳。世代交代の準備を進めていかないといけない。小笠原も今年36歳でACLの連戦をした。試合のタフさを考えないと。1年間、選手がケガなくできないといけない」と意図を説明した。07年10月20日の磐田戦からJ1最多の244試合連続フル出場を記録していた守護神を代えてまで勝利を欲したが、結果はついてこなかった。

 逆風もあった。1―2の後半37分にペナルティーエリア内でMF金崎が放ったシュートは相手DFの左腕に当たったかのように見えたが、PK判定はなし。指揮官は「審判もプロなら危機感、責任を持って笛を吹いてほしい」と訴え、クラブはJリーグに意見書を提出する方針だ。タイトル奪回が至上命令のシーズンで、鹿島の苦闘が続く。

◆鹿島GK曽ケ端サブ…J1記録244試合でストップ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1443938.html

鹿島GK曽ケ端サブ…J1記録244試合でストップ

 鹿島GK曽ケ端準(35)の大記録が途切れた。今季開幕となる8日のアウェー清水戦(アイスタ)でベンチスタートとなり、07年10月20日のアウェー磐田戦から続いていた連続フルタイム出場のJ1記録が「244試合」でストップ。代わって先発したGK佐藤昭大(28)が最後まで出場し、出番がなかった。

 曽ケ端は昨年4月6日のアウェーG大阪戦で216試合連続出場のJ1記録に到達。その後も順調に記録を更新していた。試合後、淡々とした口調で取材に応じ「記録のためにプレーしているわけじゃないので。起用に関しては監督が決めることで『自分を出せ』とは言えない。ただ、チームが苦しい状況なのに貢献できなかったことは悔しい」と冷静に受け止めていた。

◆【鹿島】疑惑の判定激怒!夢生シュート肘で防がれた(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150308-OHT1T50274.html



 ◆J1第1ステージ第1節 清水3―1鹿島(8日・IAIスタジアム日本平)

 鹿島が開幕から不可解判定に泣いた。1―2での後半36分。MF金崎のシュートをゴールライン上の清水DF犬飼が左肘でブロックしたが、佐藤主審から笛はなかった。PKに加え、退場相当の反則。トニーニョ・セレーゾ監督は「頭、胸、太もも、すね、足でクリアしていないように見えた。じゃあどこだ?」と言い放った。

 今季から2ステージ制となり、1ステージ17試合で優勝が争われる。これまでの34試合制より1試合当たりの重みが増した。その開幕戦で結果を左右するような不可解判定が起きたとなれば、指揮官の怒りも当然。鹿島は週明けにもJリーグに意見書を提出する。今季公式戦3連敗となったが、同監督は「カーペットの下にゴミを隠すのではなく、判定について議論してほしい」と訴えた。

◆鹿島・セレーゾ監督「審判もプロなら危機感と責任を持って」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150309/jle15030905010001-n1.html

 明治安田J1第1ステージ第1節最終日(8日、清水3-1鹿島、アイスタ)4日のACL・ソウル戦から4人を入れ替え、GK曽ケ端やMF小笠原らを外す策も実らず、失点を重ねた。不安定な判定もあり、後味の悪い試合。ラインを割っていないように見えたMF遠藤のシュートが得点と判定され、逆に後半36分にはMF金崎のシュートの相手ブロックがハンドというアピールは認められず。セレーゾ監督は「審判もプロなら危機感と責任を持って笛を吹いてほしい」と怒り、クラブはJリーグに意見書を出す方向だ。

◆昌子選手の手術について(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/47878

昌子 源選手が3月6日(金)、東京都内の病院においてチームドクターの執刀による手術を受けましたのでお知らせいたします。

受傷名:
左手舟状骨骨折

術式:
左手舟状骨骨折
経皮的骨接合術

全治等:
今週中に練習復帰予定

負傷状況:
2月14日(土)プレシーズンマッチ水戸戦でチームメイトと接触した際に負傷

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第1節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51512

J1 1st 第1節 vs 清水

鹿島、アウェイで3失点。清水に敗れ、リーグ戦開幕黒星スタート。



2015シーズン、J1の戦いがついに始まった。6年ぶりの王座奪回へ向け、清水との開幕戦に臨んだ鹿島は、前半に1点を先制されて迎えた後半、一時は遠藤のゴールで同点に追いついたものの、その後に2失点を喫して1-3で敗れた。





鹿島は、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第2節、FCソウル戦から中3日で清水戦を迎えた。決定機を生かせずに喫した2連敗を経て、アウェイでの連戦となる今節、トニーニョ セレーゾ監督は大胆なメンバー変更を断行。GKは曽ヶ端ではなく佐藤を抜擢し、センターバックの一角には植田、ボランチには小笠原ではなく梅鉢、左サイドハーフには金崎を起用した。FCソウル戦から4選手を入れ替え、リーグ戦の初陣に臨んだ。



春のような陽気のIAIスタジアム日本平でキックオフのホイッスルが鳴った。序盤から球際での競り合いが激しく、ファウルでプレーが止まる回数が多い内容となった。鹿島は3分、土居が中盤で前を向くと、思い切りよくロングシュート。相手DFにブロックされたが、ゴールへの意欲を示した。





互いに決定機を作れないまま、試合は推移していく。最初のチャンスは19分、自陣からのカウンターでカイオがいち早くボールに反応し、持ち前のスピードを生かして右サイドへ展開。金崎が敵陣深くまで持ち込んでクロスを上げると、自陣からのスプリントでゴール前へ進出していた柴崎と土居が飛び込んだが、惜しくも得点は決まらなかった。さらに20分には、中盤でのインターセプトから梅鉢が意表を突いたロングシュートを放つ。前へ出ていた相手GKの頭上を越えたボールは、クロスバーに阻まれてしまった。



前半の半ば以降は、球際でのコンタクトが激しさを増していった。鹿島は両サイドからの突破を中心に清水ゴールを目指したが、なかなか決定的なチャンスを作り出すことができない。39分には、山本のパスを受けた金崎が相手DFを1人かわし、ペナルティーエリア左角から強烈なミドルシュートを放ったが、相手GKに阻まれてしまった。



すると、鹿島は今日も先手を取られてしまった。40分、自陣ペナルティーエリア手前での競り合いからボールを奪われると、最後は大前に右足シュートを決められ、1点ビハインドでハーフタイムを迎えることとなった。



後半開始時、ピッチに現れた選手たちに対して、真っ赤に染まったゴール裏は「オイ!オイ!アントラーズ!」と声を枯らした。セットプレーなどのチャンスで多用されるチャントでキックオフを迎え、ゴールへの渇望をピッチへと届けた。鹿島はその後押しを受け、序盤からチャンスを作り出していく。後半からピッチに立った遠藤がサイドでボールを収めて起点となり、49分には右足でのクロスで金崎のダイビングヘッドを演出。シュートは惜しくも相手GKに横っ飛びで弾き出されたが、開始早々に決定機を作った。



「ロングボールが多すぎた」と山本が振り返る前半を経て、後半は本来のリズムを取り戻しつつあった鹿島は、両サイドを深く攻め込んで清水ゴールを脅かしていく。55分には梅鉢のクロスに金崎が反応し、打点の高いヘディングシュートを放ったものの、相手GKにキャッチされてしまった。



待望の同点弾は69分に生まれた。柴崎からの浮き球のパスに反応した遠藤が右足でシュートを放つと、相手GKの手を弾いたボールがゴール方向へ転がる。ゴールライン上での攻防となったが、主審の判定は、ゴール。2年連続となる遠藤の開幕戦ゴールで、スコアは1-1となった。



勢いに乗る鹿島は逆転を目指し、72分に梅鉢に代えて中村を投入する。攻撃的な選手を増やしたが、74分、次の1点を決めたのは清水だった。左サイドからクロスを上げられ、中央でフリーになっていた本田に押し込まれて1-2。鹿島は再びビハインドを負った。セレーゾ監督は81分に豊川を投入し、攻撃陣を活性化して試合終盤を迎えた。



その直後、金崎が放った強烈なミドルシュートはクロスバーを直撃してしまう。さらにこぼれ球を拾って二次攻撃を仕掛け、ペナルティーエリア内からの豊川のシュートは相手DFがブロック。そこに詰めていた金崎のシュートは、相手DFの手に当たったようにも見えたが、笛は鳴らなかった。波状攻撃だったが、最後の一線を割ることができなかった。



前掛かりになって清水ゴールを目指した鹿島は、後半アディショナルタイムにカウンターから3失点目を喫し、万事休す。1-3で敗れ、開幕黒星となった。AFCチャンピオンズリーグから3連敗と厳しい時間が続く。試合後、選手たちを迎えるゴール裏はブーイングをした後にチームコールを贈り、引き揚げる選手たちを見送った。ここから這い上がっていかなければならない。次戦は1週間後、14日に行われるJ1 1st 第2節の湘南戦だ。ホーム・カシマスタジアムでの今季最初のリーグ戦で勝利を収め、反撃に転じなければならない。



【この試合のトピックス】
・2010年途中から鹿島でプレーする佐藤が、加入後初のリーグ戦出場を果たした。J1での出場は、広島所属時の2009年以来、通算15試合目。
・加入3年目の植田、5年目の梅鉢が、初のリーグ開幕戦先発出場を果たした。
・今季加入した金崎が先発出場。J1での出場は、名古屋所属時の2012年以来だった。
・遠藤が、2年連続となるJ1開幕戦での得点を記録した。
・曽ヶ端のJ1連続試合出場記録が、244でストップした。昨年の第7節新潟戦で217試合連続出場を達成し、新記録を樹立。以降、昨年の最終節まで記録更新を続けていた。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・落ち着いて、より繊細にテンポよくボールをつないでいこう。
・何があっても足を止めるな。完全にプレーが切れるまで動き続けろ。
・球際とセカンドボールの勝負に勝てなければ試合には勝てない。もっと戦ってこい!

清水エスパルス:大榎 克己
・前半集中して良いプレーが出来ている。後半も続けていこう。
・球際で絶対に負けないこと。
・相手の背後をシンプルに狙おう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・チャンスを作れなかったかと言えば、そうではない。何回もチャンスは作れていた。ただ、そのチャンスを決めきれなかったことが勝敗を左右した。具体的に振り返ると、前半は非常に悪いサッカーをしていた。後ろから1本の長いボールを蹴ってしまっていた。それはウチらしくないし、中盤を経由しながら試合を組み立てていくのが我々の特長でもあり、売りでもある。それを修正したことで、後半の方が自分たちらしく、相手陣内に入って相手を揺さぶってチャンスを作ることができた。そういった部分で、前半は自分たちがやろうとしたことを全く出せなかった。後半はそれができた。そういう試合だった。

・この3試合を見てもらえればわかる。チャンスは作っている。それを決めていないのが、技術面の話。決めなければ、試合には負ける。

・今日の対戦相手にも敬意を払ったうえで言うが、3-1というスコアになるべき内容ではなかった。相手は少なかったチャンスをしっかりモノにしたということ。

清水エスパルス:大榎 克己
まず、昨年の最終戦も満員だったが、今日も満員にしてくれてサポーターに感謝している。試合に関しては、鹿島さんは試合巧者なので、90分間、集中力を切らさずにプレーすることが大事と伝えた。その中で前半は長いボールを入れてくる感じだったが、DFラインがしっかり弾き返せて、セカンドボールを中盤が拾えていた。それが良かったと思う。前線もプレッシャーがある程度かかったと思う。後半は前に行けなくなってラインが下がって、遠藤選手にマークが付ききれなかった。そこで起点を作られてやられてしまった。全体的には90分間、選手がハードワークをしてくれて、戦ってくれたと思う。DFラインの交代は予定外で、前の選手を使いたかったが。開幕戦で勝てたのは非常に良いことで、自分がシーズンの最初からやり始めて、ここで1勝することは大きい。大きな1勝だと思う。


選手コメント

[試合後]

【梅鉢 貴秀】
ACLで連敗しているという状況で、勝たなければいけない試合だった。勝たなければいけないという責任を自分が背負いきれなかったことが今日の結果だと思う。悔しい。しっかりと準備をして試合に臨むことができたが、勝てなかったことが全て。

【豊川 雄太】
(チャンスの場面で)シュートを決めたかった。チャンスはあった。悔しい。あのようなところで決めていかないと、自分は試合に絡めない。決めることができず、悔しい。

【山本 脩斗】
1、2失点目は自分たちのミスからやられている。3失点目は前掛かりになったところを突かれた。相手はホームでの開幕戦で、勢いがあることはわかっていた。入り方はそこまで悪くなかったと思う。前半はロングボールが多くなり過ぎた。後半はいつも通りのプレーができたが、前半は単調になった。どの選手が入っても、自分たちのサッカーをして勝たないといけない。

佐藤選手、西選手、遠藤選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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