トッテナムは今夏に加入のミッキー・ファン・デ・フェンが11月6日のチェルシー戦で負傷離脱したことを受け、冬の移籍市場で日本代表DF町田浩樹獲得に興味を示しているという。イギリス『90min』電子版が伝えている。
アンジェ・ポステコグルー監督の下、シーズン開幕直後から好調をキープしていたトッテナムは、11節のチェルシー戦で今季初黒星を喫すると、続く12節のウルブス戦でも後半アディショナルタイムに決勝ゴールを献上し、ここに来てリーグ2連敗と最悪の形で代表ウィークを迎えることとなった。
今夏にダビンソン・サンチェスをガラタサライへ放出し、ジャフェット・タンガンガをアウクスブルグへレンタルさせていることもあり、とりわけCBの選手層は薄くなっており、冬の移籍市場ではCB獲得が最優先されるという。
補強候補として夏にも獲得を目指したというボーンマスのロイド・ケリー、エヴァートンのベン・ゴッドフリーの名前もあっがているというが、町田に対しても関心を強めているという。
町田は鹿島アントラーズの下部組織出身で、2016年にトップチームへの昇格を果たす。2022年1月には現所属のロイヤル・ユニオンへ期限付き移籍で加入を果たすと、今夏に完全移籍を勝ち取った。代表レベルでは2023年3月にA代表に初招集されると、9月の国際親善試合トルコ戦でA代表デビューを飾っている。
ポステコグルー監督はセルティック時代にも日本代表FW古橋亨梧、MF旗手怜央らを獲得するなど、かつて指揮したJリーグ出身の選手を高く評価しており、今冬に町田獲得に動く可能性も十分にありそうだ。
◆CB層薄のトッテナム、冬の移籍市場での日本代表DF町田浩樹獲得に興味示す(SPOTV)