日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年4月13日月曜日

◆大迫絶妙スルーパスでアシスト!今季初先発の長沢が攻撃活性化(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/04/13/kiji/K20150413010162170.html

ブンデスリーガ第28節 ケルン3―2ホッフェンハイム (4月12日)



 2月27日のバイエルンM戦以来リーグ5試合ぶりに先発したケルンの大迫がアシストを記録した。1―0の後半9分に長沢からボールを受け、絶妙のスルーパス。裏に抜け出したウジャーのゴールを演出した。

 前半19分にはレーマンの先制点につながるPKを獲得。2トップの一角に入り2得点に絡んだ。後半27分から左MF、30分からは1トップでプレー。後半36分に交代する際にはサポーターからスタンディングオベーションを受けた。長沢は右MFで今季初先発。後半27分に交代するまで豊富な運動量で攻撃を活性化させた。

◆大迫1アシスト&PK獲得の活躍でケルンが勝利…長澤は今季初先発(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150413/301487.html


ホッフェンハイム戦に先発出場した大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第28節が12日に行われ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンとホッフェンハイムが対戦した。大迫と長澤はともに先発出場している。

 4試合ぶりの勝利を目指すケルンは、大迫が5試合ぶりの、長澤が今シーズン初の先発メンバー入りとなった。一方、ホッフェンハイムは前節のボルシアMG戦で大敗。ヨーロッパリーグ出場権圏内を目指すためにも、負けられない戦いとなる。

 試合は先発起用された大迫が攻撃を引っ張る。3分、ドリブルでペナルティエリア右に侵入すると、相手DFキム・ジンスが大迫を倒したが、ファウルとはならなかった。さらに直後の4分にも大迫が右足シュートを狙ったが、ゴール左に外れた。

 一方のホッフェンハイムも攻める。11分、右サイドをナディエム・アミリが駆け上がると、斜めのパスに走りこんだケヴィン・フォラントがキーパーと一対一に。しかし、ケルンGKティモ・ホルンがなんとか防いだ。

 迎えた20分、ホッフェンハイムのエルミン・ビチャクチッチが自陣ペナルティエリア付近でロングボールの処理を誤ると、大迫が見逃さなかった。身体を入れ替えてチャンスになりかけると、ビチャクチッチはたまらず大迫を倒し、ケルンにPKが与えられる。これをキッカーのマティアス・レーマンがしっかりと決めて先制に成功した。

 勢いに乗るケルンは、24分にも長澤がチャンスを迎えたが、相手DFのファウルすれすれのプレーに阻まれてしまう。その後も両チームともに相手ゴールへと迫ったが、スコアは動かず1-0で前半を折り返す。

 後半立ち上がり、先にゴールを決めたのはケルンだった。53分、中盤でボールを受けた長澤がゴール前でフリーになっていた大迫へパス。大迫はペナルティエリア右で動き出していたアンソニー・ウジャーを見逃さず、絶妙なスルーパス。ウジャーが冷静にキーパーとの一対一を制し、ケルンが日本人2人の活躍で追加点を決めた。

 ここまで優位に試合を運んでいたケルンだったが、一転ピンチを迎えることになる。70分、ホッフェンハイムのアントニー・モデストがキーパーと一対一となる。ここでケルンのパヴェウ・オルコフスキが後方からタックルを見舞い、ホッフェンハイムにPKが与えられる。オルコフスキはこのプレーで一発退場となった。これをオイゲン・ポランスキがしっかりと決めて、ホッフェンハイムが1点差に詰め寄る。

 72分、10人となったケルンは長澤を下げて、ミチョ・ブレチュコを投入した。

 ケルンにとっては嫌な流れが立ち込めたが、ここでスーパープレーが飛び出す。78分、左サイドのハーフウェーライン付近でボールを拾ったヨナス・ヘクターがドリブルを開始。ここから相手DF4人を次々とかわし、エリア内に持ち込むと、右足シュート。これが相手DFに当たりながらゴールに吸い込まれ、ケルンが貴重な追加点を手に入れた。直後の81分に大迫を下げてトーマス・ブレーカーを投入する。

 ホッフェンハイムは、88分のCKからモデストが得点し、再び1点差に詰め寄ったが、このまま試合は終了し、3-2でケルンが接戦を制した。なお、長澤は72分まで、大迫は81分までプレーしている。

 次節、ケルンはMF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦する。

【スコア】
ケルン 3-2 ホッフェンハイム

【得点者】
1-0 20分 マティアス・レーマン(PK)(ケルン)
2-0 53分 アンソニー・ウジャー(ケルン)
2-1 70分 オイゲン・ポランスキ(PK)(ホッフェンハイム)
3-1 78分 ヨナス・ヘクター(ケルン)
3-2 88分 アントニー・モデスト(ホッフェンハイム)

◆復帰した相棒との共闘を望む内田「ファルファンと一緒にプレーしたい」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150412/301283.html


ファルファン(右)とのプレーを望む内田(左)(写真は2012年のもの) [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第28節が11日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケはフライブルクと対戦し0-0のスコアレスドローに終わった。試合後、出場機会が無かった内田がインタビューに応じ、ブンデスリーガ日本語版公式HPがコメントを伝えている。

 15位フライブルク相手に大きなチャンスを作ることが出来ないまま、引き分けてしまったシャルケ。試合について内田は「相手のGKも当たっていましたからね。良い時はもっと決定的チャンスがあるんですが。押せ押せの時間がないのは、シャルケらしくないですね」と、苦しいチーム状況を明かした。

 シャルケは、シーズン中盤から負傷者が続出していたため、応急的に3バックを採用していた。主力の復帰にともない4バックの布陣に戻したが、これについては「元々このチームには4バックの方が合っていると思います。(ジェフェルソン・)ファルファンとユリアン(・ドラクスラー)の両ウイングがいますから」と話し、FWジェフェルソン・ファルファンとドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの復帰で、試合内容が向上することを願っている。

 内田は負傷のためになかなか試合に出場出来ない状況だ。これまで抜群のコンビネーションを見せてきたファルファンが戦列に復帰したことについて「試合を見ていると、やっぱりファルファンと一緒にプレーしたいとは思いますね。自分が立っていたら、と考える場面は多かったですけど、仕方がないですね。けがをしている自分が悪いですから」と試合に出られずに悔しい思いをしている様子。

 この試合での引き分けで、チャンピオンズリーグ出場権圏内の4位レヴァークーゼンとの勝ち点差は10に広がってしまった。内田は、加入からの5シーズンで4度のCL出場を果たしてきた。厳しい現状については「僕が来てからはずっと粘ってヨーロッパリーグ、CLは出ましたから。ELとCLはやっぱり違うので、是非CLに行きたいというのはあるんですけど、仕方がないですよ。ただ、行ける可能性が少なくなったからといって、手放すのはもったいないと思います」と、可能性がある限りCL出場を目指すと述べている。

 次節、シャルケは敵地でヴォルフスブルクと対戦する。

◆4戦連続出番なしの内田「怪我をしている自分が悪い」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?160763-160763-fl



[4.11 ブンデスリーガ第28節 シャルケ0-0フライブルク]

 日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは11日、ホームでフライブルクと対戦し、0-0で引き分けた。シャルケは4戦未勝利、3戦連続の無得点で、2戦連続のスコアレスドローとなった。

 右ひざに故障を抱える内田は、この日もベンチからのスタートになった。だが、最後まで出番は回ってこず、4戦連続の出場機会なしに終わった。

 ブンデスリーガ公式サイト日本語版によると、内田は「自分が立っていたら、と考える場面は多かったですけど、仕方がないです。怪我をしている自分が悪いですから」と、現状へのもどかしさを語った。

 また、勝ち点を伸ばせずにいるチームについては、「良い時はもっと決定的チャンスがある。押せ押せの時間がないのは、シャルケらしくない」と分析。「本来、自分たちで良いプレーやシュートで終わって引き寄せていかないといけない。自分はプレーしてないので、何とも言えませんけど」と話した。

 これで欧州CL出場圏内の4位レバークーゼンとの勝ち点差は「10」にまで広がった。内田は、「是非チャンピオンズリーグに行きたいというのはあるんですけど、仕方がないですよ」としながらも、「行ける可能性が少なくなったからといって、手放すのはもったいない」と諦めない姿勢を改めて示した。

◆[プレミアリーグEAST]市立船橋が札幌U-18を1-0撃破!:第1節2日目(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?160827-160827-fl

高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEAST

【プレミアリーグEAST第1節】(4月11日)
[味の素スタジアム西競技場]
JFAアカデミー福島U18 1-3 清水エスパルスユース
[J]冨田翼(53分)
[清]大野椋馬(45分+1)、福井悠陽2(63、65分)

柏レイソルU-18 0-0 大宮アルディージャユース

(4月12日)
[味の素スタジアム西競技場]
市立船橋高 1-0 コンサドーレ札幌U-18
[市]工藤友暉(67分)

{c|流通経済大柏高}} 1-2 {青森山田高
[流]本村武揚(48分)
[青]三上孝太(27分)、豊島祐希(50分)

[アミノバイタルフィールド]
FC東京U-18 0-1 鹿島アントラーズユース
[鹿]垣田裕暉(62分)

◆家本主審の判定にサポーターからブーイング飛ぶ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?160821-160821-fl



[4.12 J1第5節 鹿島1-1新潟 カシマ]

 鹿島アントラーズ対アルビレックス新潟の一戦は、1-1のドローに終わった。しかし勝敗よりも、家本政明主審の判定に対して、後味の悪さが残るゲームになってしまった。

 特に後半アディショナルタイムの場面が、議論を呼んでいる。新潟は左サイドからDF前野貴徳がクロスを上げてチャンスを作る。鹿島はGK曽ヶ端準が飛び出して処理をするが、キャッチミスをしてしまう。しかし、これを拾いにいったFW山崎亮平がDF山本脩斗に倒されたかのように見えたが、笛が鳴ることはなかった。

 そのプレーから1分も経たないうちに試合終了。ホイッスルと同時に新潟イレブンは家本主審に対して抗議を示す。この場面で家本主審は前野に対してイエローカードを提示し、事態の収束を図った。ただ、引き上げる審判団には、サポーターから強烈なブーイングが浴びせられていた。

◆鹿島・植田、同点呼んだロングボール「準備はできていた」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150413/jle15041305010003-n1.html

 明治安田J1第5節(12日、鹿島1-1新潟、カシマ)鹿島のU-22日本代表DF植田が同点弾の起点となった。負傷したDF黄錫鎬に代わって0-1の後半開始から投入されると、15秒後。植田のロングボールをFW高崎が胸で落とし、MF土居が押し込んだ。「急だったけど準備はできていた。試合に出ることが目標なので結果が出てよかった」。リオデジャネイロ五輪出場を目指す20歳のキックで、引き分けに持ち込んだ。

◆鹿島MF土居今季初ゴール「ヒロ君の近くを意識」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1460687.html

鹿島MF土居今季初ゴール「ヒロ君の近くを意識」

<J1:鹿島1-1新潟>◇第5節◇12日◇カシマ

 鹿島MF土居聖真(22)が今季リーグ戦初ゴールを挙げた。

 1点を追う後半開始15秒、ハーフタイムに投入されたU-22(22歳以下)日本代表DF植田が最終ラインからロングフィード。1トップの高崎が胸で落とし、そこに走り込んだ土居がダイレクトで左足を合わせた。ゴール左に蹴り込んで同点とすると「前半はヒロ君(高崎)が孤立していたので、ハーフタイムに近くでプレーすることを意識しよう、と話し合った。それが、すぐゴールという形につながったんじゃないかな」と話した。

 起点となった植田も「最初のプレーだったのでシンプルにやろうと思った。あのパターンが決まれば大きい」。先月末のリオデジャネイロ五輪アジア1次予選(マレーシア)に出場したこともあって開幕戦以来の出番だったが、ゴール演出とさっそく結果を残した。

◆ハーフタイムの指示実行!鹿島・土居 後半開始直後に同点弾(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/04/13/kiji/K20150413010161430.html

J1第1S第5節 鹿島1―1新潟 (4月12日 カシマ)



 鹿島は土居の今季初ゴールで追いついた。0―1の後半1分、植田のロングフィードに反応し落下点付近へ走ると、高崎が落としたボールにダイレクトで左足を合わせた。「前半は引きすぎていた。監督からは、もっと(高崎の)近くでプレーするように言われたので意識した」と明かした。ハーフタイムの指示をすぐさま実行し、同点弾につなげてみせた。

◆鹿島、勢い続かず セレーゾ監督「何人か本来のプレーできていない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150412/jle15041223030023-n1.html

 明治安田J1第5節(12日、鹿島1-1新潟、カシマ)鹿島は0-1の後半開始からわずか15秒ほどで土居が同点としたが、勢いは続かなかった。新潟と引き分けるのが精いっぱいで、セレーゾ監督は「何人かは本来のプレーができていなかった」と嘆いた。

 新潟のマンツーマン気味の守備を崩せず、好機は数えるほど。土居は「追加点を取れなかったのは課題。自分のところでマークをはがし、チャンスをつくれる選手にならないといけない」と満足しなかった。(共同)

◆新潟がR・シルバ弾で先制も、鹿島が後半ファーストプレーで追いつきドローに持ち込む(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?160819-160819-fl

[4.12 J1第5節 鹿島1-1新潟 カシマ]

 鹿島アントラーズとアルビレックス新潟の一戦は、1-1の引き分けに終わった。これでともにリーグ戦成績は1勝2分2敗の勝ち点12。鹿島は12位、新潟は14位となった。

 序盤から一進一退の攻防が続く中で、先制点は新潟に生まれた。前半41分、自陣で奪ったMFレオ・シルバが前線に大きくパス。FWラファエル・シルバがDFと競り合いながら走り込むと、前に出てきたGK曽ヶ端準をかわしてゴール方向に向かう。鹿島守備陣も懸命の戻りで対応するが、ラファエル・シルバが華麗なボールコントロールからゴールネットを揺らした。

 しかし鹿島も後半にファーストプレーで同点に追いつく。後半開始と同時に投入されたDF植田直通が前線にロングパス。FW高崎寛之が胸で落とすと、走り込んだMF土居聖真が左足で蹴り込む。後半開始わずか10秒での同点弾。ホームで負けるわけにいかない鹿島が、試合を振り出しに戻した。

 ただお互いに次のゴールを奪うことは出来なかった。新潟は後半30分にルーキーFW平松宗が負傷交代するアクシデントに見舞われる。代わってU-22日本代表のエースFW鈴木武蔵が投入されるが、1-1のまま、スコアが動くことはなかった。

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第5節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51552

J1 1st 第5節 vs 新潟

土居が同点弾も、逆転には至らず。鹿島、ホームで新潟と引き分け。



ホームで3連勝を果たすことはできなかった。鳥栖と広州恒大を破り、2連勝で4月の3戦目に臨んだ鹿島は、J1 1st 第5節で新潟と対戦。前半に先制を許し、後半開始早々に土居が同点弾を決めたが、逆転には至らず。1-1の引き分けに終わった。





4月に入って2連勝と上昇気流に乗りつつある鹿島が、ホーム3連戦を締めくくる一戦に臨んだ。「まだ何も成し遂げていない」と気を引き締めたトニーニョ セレーゾ監督は、広州恒大戦で劇的ゴールを決めた高崎を1トップに据え、カイオが出場停止の2列目には、金崎と土居、そして遠藤を並べた。ボランチから下は最近2試合と同じメンバーで、柴崎と梅鉢がボランチコンビを組み、最終ラインは右から西、ファンソッコ、昌子、山本が並ぶ。そしてゴールマウスには、曽ヶ端が立ちはだかる。





前日まで降り続けた雨は、試合日に合わせたかのように止んだ。好天に恵まれたカシマスタジアムで、19時に試合開始のホイッスルが鳴った。サポーターの声援を背に、鹿島は立ち上がりからチャンスを演出する。まずは4分、右サイドをオーバーラップした西がグラウンダーのクロスを蹴り込むと、土居がペナルティーエリア内でボールを収める。土居は巧みなトラップで前を向き、マークを振り切って右足シュートを放ったが、惜しくも枠の左へ逸れてしまった。





中盤で出足の早いプレスをかけてくる新潟に対し、鹿島はなかなか効果的な攻撃を仕掛けることができない。13分には、遠藤がこぼれ球を拾い、左足ミドルシュートを放ったものの、相手GKにキャッチされてしまった。激しいボディコンタクトを厭わない相手に、鹿島の選手たちも粘り強く応戦。ファウルをあまり取らない判定基準の下、拮抗した展開で、互いに決定機を迎えることなく時計の針は進んでいった。





一進一退の攻防のまま、スコアレスで前半が終わるかに思われたが、先制点は新潟のものだった。41分、最終ラインの背後へのパスを出されると、ペナルティーエリア外へ飛び出した曽ヶ端がクリア。しかしボールは、相手選手と競り合っていたファンソッコに当たって後方へ流れる。こぼれ球をラファエル シルバに拾われ、ドリブルで持ち込まれてシュートを決められてしまった。思いがけない形で先制を許し、鹿島は1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。





後半開始時から、セレーゾ監督はファン ソッコに代えて植田をピッチに送り出した。すると、ホイッスルから10数秒で、電光石火の同点弾が生まれる。キックオフから最終ラインに戻したボールを受けた植田が、持ち前のキック力を生かしてペナルティーエリア内へフィード。高崎が反応し、粘り強く競り合って胸でボールを落とすと、走り込んでいた土居が左足シュートを決めた。土居の今季リーグ戦初ゴールで、鹿島がスコアを1-1とした。



同点弾の勢いに乗って、鹿島はさらに畳みかける。51分には、柴崎が左サイドから蹴ったFKを山本がバックヘッドで合わせ、相手GKが弾いたところを植田が詰めてゴールネットを揺らしたが、その前にホイッスル。逆転弾は認められなかった。さらに58分にも、柴崎のインターセプトから、ペナルティーエリア内でパスを受けた高崎が強烈な左足シュートで枠を捉えたが、相手GKにセーブされてしまった。





60分以降は、前半同様に拮抗した展開となった。激しいボディコンタクトの応酬となり、決定機は少ないながらも、密度の濃い試合が繰り広げられた。セレーゾ監督は打開を図るべく、68分に中村を投入。攻撃陣の配置を変えて、逆転弾を目指した。山本が何度もオーバーラップして突破口を見出そうとしたが、なかなかチャンスを作り出すことができない。





終盤は新潟にゴールへ迫られる場面もあったが、スコアは動かず、1-1のままタイムアップ。鹿島はホームで3連勝とはならず、新潟と勝ち点1を分け合った。次戦は、16日に行われるJ1 1st 第6節の柏戦だ。中3日で迎えるアウェイゲームだが、総力戦で勝利を掴み、再び走り始めなければならない。





【この試合のトピックス】
・土居が今季のリーグ戦初ゴールを決めた。
・昌子がフル出場。J1通算50試合出場を達成した。
・高崎がJ1 1st 第4節の名古屋戦以来、2試合ぶりの先発出場を果たした。
・赤崎が、3月4日のAFCチャンピオンズリーグ グループステージ第2節FCソウル戦以来のベンチ入りを果たした。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・コンパクトな形を意識しつつ、セカンドボールをより自分たちのものにしていこう。
・もっと落ち着いてボールをつないでいこう。単調な攻撃は効果的ではない。
・難しいことはせず、まずはシンプルなプレーを徹底しよう。

アルビレックス新潟:柳下 正明
・守備はマークが決まったら責任を持って対応すること。集中を切らさない。
・攻撃はDFの背後を狙いながらスペースを効果的に使おう。
・ファイトしよう。球際に負けず残り45分を戦おう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(攻守の切り替えが若干遅かったが)さらに言えば、パスを4、5本すらつなぐことができなかった。ボールを奪取するために必死でやっていて、落ち着いてボールをグランダーでつなげればよかったと思う。ロングボールを入れることで、確かにシュートまでいき、得点を奪うこともできたけど、我々が目指しているものではない。原因はいろいろ考えられる。体力、精神的な疲労もあると思う。技術的にボールの当たりが悪い日もあるだろう。何人かの選手は本来のプレーが見せられていなかった。もう少し自分たちでボールを持つ時間を増やせればよかったと思う。
・最後の10分は相手の圧力があって、相手の方がスタンディングした状態でプレーし続けていた。しかし、90分を通してみれば、今日の結果は妥当だと思う。ただし、ホームでやっているチームは常に自分たちのリズムで戦わなくてはいけない。今日はGKからFWまで、落ち着きがなかった印象。アウェイでプレーしているようだった。
・(柴崎選手について)私の評価のなかで、柴崎はプロ意識の高い選手。クラブハウスにも一番にくる選手の一人だし、どんな練習でも、いやな顔せず一生懸命取り組んでいる。常に向上心を持ち、自分がレベルアップするための努力を惜しまない選手だ。技術レベルも高く、サッカーセンスもある。今では日本代表の一員にもなりつつある。選手の成熟度は年齢とは関係ない。今までは、自分がどこかへたどり着くための努力だったと思うが、キャプテンとなればチームの顔になるので組織全体を見て発言していかなくてはいけない。選手としてだけでなく、人間として成長するきっかけになると思う。

アルビレックス新潟:柳下 正明
後半の残り20分から25分の他はアントラーズの選手のボール際、マーキングが厳しく、選手たちが慌ててミスする場面が見られた。スタートから今までやってきたことが出し切れていないように感じた。アントラーズはサイドバックが攻撃のとき高い位置にくるので、そのサイドを突こうという狙い通り1点目を取ることができた。非常にいい形だったと思う。後半のキックオフ直後、うちのCB2人だけが眠っていたことが非常に残念。それでも選手たちは一生懸命やってくれた。

選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
マンマークで来る相手でガチガチの試合になったけど、どこかで1つマークを外せばチャンスを作れたと思う。内容通りの結果だと思う。チームとして、長いボールを蹴ることが多かった。パスをもらいに来る選手がもっと多くて良い。ロングボールに頼ってしまうと、うちの良さが出ない。

【植田 直通】
得点の場面は、最初に大きく蹴り出そうと思っただけ。時間帯を考えてもラッキーだったし、結果がついてきて良かった。やられているという感じはあまりなく、落ち着いてプレーできたけど、危ない場面もあった。まだまだ、改善しなければいけない。

【梅鉢 貴秀】
ホームで勝ち切りたかったけど、後半は流れも良くなかった。最後は危ない場面もあったし、引き分けで納得しなければいけない試合かなと思う。決して負け試合ではなかったと思うけど、勝ち切るだけの力がなかった。

土居選手と昌子選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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