日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年1月20日水曜日

◆鹿島アントラーズ、1.3億円で獲得したMFカイキとの契約年数は3年か!年俸は…(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは先日、サウジアラビアのアル・シャバブFCからMFアルトゥール・カイキが完全移籍により獲得したが、同選手の契約内容についてブラジルメディア『globe.com』が17日に報じている。

 カイキは2010年にイラチSCでプロデビューを飾った後、2012年にロンドリーナECに加入。その後、数度のレンタル移籍等をへて2018年8月にサウジアラビアのアル・シャバブFCへ完全移籍。そして昨年8月にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロへレンタル移籍により加わると公式戦27試合に出場し4ゴール1アシストをあげていた。

 カイキの去就を巡っては、クルゼイロが昨年10月以降、給与未払いの状態が続いていたことにくわえて保有元のアル・シャバブFCに対して鹿島アントラーズが100万ユーロ(約1億2500万円)を支払って獲得する意向を示したこともあり、クルゼイロはレンタル移籍期間が2021年1月末に満了を迎える同選手の獲得を断念していた。

 なお、ブラジルの複数メディアが伝えるところによると、鹿島アントラーズはカイキと3年契約でサインを交わした模様。年俸については具体的な数字を明記していないものの、ブラジル国内の大半のクラブが払うことのできないほど高額であるようだ。




◆鹿島アントラーズ、1.3億円で獲得したMFカイキとの契約年数は3年か!年俸は…(FOOTBALL TRIBE)


◆柴崎岳、28歳スペイン4季目「自分のなりたい選手像に近づいている」(報知)






 スペイン2部レガネスの日本代表MF柴崎岳(28)が現地でスポーツ報知のインタビューに応じ、スペインに来てからの4シーズンを振り返り、2022年カタールW杯では8強進出を思い描いた。現状を「自分のなりたい選手像に近づいている」とし、「完成度が高まってくるのはこれから」と手応えを口にした。新型コロナウイルス禍でさまざまなことが制限される中、森保ジャパンの司令塔の今に迫った。(聞き手・豊福 晋、構成・内田 知宏)

 スペインで4シーズン目を戦っているMF柴崎は、同リーグ4クラブ目となる2部レガネスでプレーしている。今季は20節を終えて17試合に出場し、チームは6位。これまで出場機会や、チーム状況の問題を抱える時間が多かったことを考えれば、個人としても、チームとしても決して悪くない状況で新年を迎えることができた。

 「シーズンの半ばを迎えて、レガネスは自分がイメージしていた位置にいるわけではないけど、そこまで悲観はしていない。まだシーズンは長いので1部昇格を勝ち取れる位置ではあると思う」

 2017年1月、鹿島から2部テネリフェに移籍し、すぐさま結果を残した。半年後、1部に昇格するヘタフェに移籍し、試合にも出場。だが、2年目に構想外のような扱いを受け、出場機会が激減。次にプレーの場を求めた2部デポルティボでは、3部降格の結果が待っていた。前だけを見る柴崎が最も嫌う「停滞」に映ったが、そうではなかったという。

 「ヘタフェでは激しく縦に速いスタイルのチームで揉まれた。デポルティボでは主にボランチでやっていた。スペインでの4年間で経験を積む中で、MFとしてのトータル的な能力は上がっていると思う。それが今、レガネスで発揮できている。立ち止まっている感じはないかな。年々向上している部分はあるし、これから良くしていける部分もある」

 さらに強い言葉が出てきた。

 「日本にいた頃と比べると、より自分のなりたい選手像に近づいているところもある」

 まだ柴崎が鹿島にいた頃、「理想の選手像は?」と聞いたことがある。答えは「90分、1試合で一つもミスをしない選手。そんな選手はいないし、不可能だとは分かっていても」と返ってきた。あれから数年がたち、日本代表の柴崎の言葉から感じられるのは「チームを勝利に向かって動かす」という意識。自分がミスをしないのはもちろん、その上でチームを勝たせる。今の柴崎には、そんな理想が見えてきているのだろうか。

 「今は28歳。今後1年1年がより重みを増してくる年になってくる。ボランチとして、より完成度が高まってくるのはこれから。技術やフィジカルもそうだけど、より大きいのは戦術的にサッカーを理解できることや、知識としての部分。メンタル面もそう。それらは若い頃より成熟してくる。その意味でも、中盤でボランチとしてプレーすることでより伸びしろを感じられる」

 言葉通り、森保ジャパンでは昨年10、11月の国際親善試合4試合で存在感を見せた。チームとしても、コートジボワールなど強豪との対戦で、収穫と課題が明確になった。3月にはコロナ禍で中断していたカタールW杯アジア2次予選が再開され、突破を決めれば、9月には最終予選が開幕する。見据えるのは、W杯日韓大会(02年)、南アフリカ大会(10年)、ロシア大会(18年)の16強を超える過去最高の8強進出。司令塔への期待と責任は大きいが、それも柴崎の成長の源になるだろう。

 「カタールW杯での目標は、これまで日本代表が超えられなかったところを超えること。今では欧州のリーグでプレーする日本人選手も多くなり、それぞれのクラブで国際経験も積んでいる。まずは確実にW杯予選を勝ち抜く。コロナウイルスで代表の活動も限られるが、今年も緊張感を持ってしっかりとやっていきたい」

 ◆柴崎の海外挑戦歩み

 ▼2016年 鹿島でクラブW杯決勝に臨み、Rマドリード(スペイン1部)から2得点。試合は2―4で負けて準優勝。

 ▼2017年 クラブW杯での活躍を受け、1月31日にスペイン2部テネリフェへ移籍。環境への適応に苦しんだが3月19日にデビューし、5月28日に初得点。チームは昇格プレーオフで敗れ1部昇格を逃す。リーグ戦16試合2得点。7月17日に1部ヘタフェへ移籍。背番号10を任され、9月16日にはバルセロナ戦で初ゴールを決めるが、出場機会が徐々に減少。

 ▼2018年 17~18年シーズンのリーグ戦は22試合1得点。ロシアW杯でレギュラーとして活躍し、16強入りに貢献したが、クラブでの新シーズンは構想外に。前半戦は3試合の出場にとどまる。

 ▼2019年 ベンチ外が続き、18~19年シーズンはリーグ戦出場7試合無得点。19年7月14日に2部デポルティボへ完全移籍。

 ▼2020年 チームが3部に降格。リーグ戦26試合無得点。9月4日に2部レガネスへ完全移籍。開幕から主力としてプレー。

 ▼2021年 19日現在、リーグ戦20試合中17試合出場で1得点。チームは昇格プレーオフ圏内の6位。

 ◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年5月28日、青森・野辺地町生まれ。28歳。青森山田高から2011年に鹿島加入。17年1月にスペイン2部テネリフェに移籍し、1部ヘタフェ、2部デポルティボを経て、昨年夏から2部レガネス所属。国際Aマッチ通算49試合3得点。175センチ、62キロ。妻は女優の真野恵里菜。




◆柴崎岳、28歳スペイン4季目「自分のなりたい選手像に近づいている」(報知)





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