日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2024年5月24日金曜日

◆「アップの時に驚いた」 今季初出場の鹿島MF柴崎岳、敗戦後に先頭でゴール裏へ向かった訳(FOOTBALLZONE)



柴崎岳


鹿島はルヴァン杯1stラウンド3回戦で町田に0-2で敗戦


 鹿島アントラーズは5月22日に行われたルヴァンカップ1stラウンド3回戦でFC町田ゼルビアと対戦し、0-2で敗れて3回戦敗退となった。ボールを保持しても、なかなかシュートまでいけないもどかしい展開で、3月9日のリーグ戦に続いて町田に敗れた。

 ランコ・ポポヴィッチ監督が、「この試合で数少ないポジティブなこと」と話したのが、MF柴崎岳の復帰だ。チームのキャプテンであり、10番は後半19分からピッチに立ち、試合終了のホイッスルまでプレーした。

「今日、岳が試合終了までピッチに立ってくれたことはポジティブでした。岳が入った時間帯は、すでに(0-2と)リードされていた。なかなか難しい展開で入ったため、彼自身のすべてが見せられたわけではないし、試合からも長期間離れていた。皆さんも彼の能力、クオリティーはご存知だと思うが、大事なのはピッチに最後まで無事に立ち続けてくれたこと。もちろん、この試合にしっかり勝ち、彼の復帰戦を飾れたらそれ以上はなかったが、試合はまだまだこれからも続く。彼の力をしっかり見せてくれることを期待しています」

 柴崎も「個人的には試合に絡めて良かったなと思います。今シーズン初出場して、ある程度の時間プレーできたのは、個人的な感覚としては良かったかなと思います」と、復帰できたことに安堵。一方で、「チームとして疲労もありました。オープンな展開の中でやれることも限られた。チームとして、個人的にはこうしたかったというのがありますが、それはチーム全体でやらなきゃいけないことでもあるので。そこを統一するのは、あの時間帯、あの状況では至難の業だったかなと思います」と、流れを変え切れなかったことを悔しがった。

 この試合、鹿島のファン・サポーターはゴール裏を真っ赤に染めてホームのような雰囲気を作り上げた。そのなかで待望の今シーズン初出場となった柴崎だが、試合後にはタイトルを1つ落としたことで、チームメイトたちとともにブーイングを浴びることとなった。先頭に立ってゴール裏に向かった柴崎は、サポーターの声をしっかり聞かないといけないと、考えていたという。

「サポーターは本当に残念な思いをしたと思います。本当にたくさんの人が町田まで応援しに来てくれていました。アップの時に見て驚きましたし、そういった思いを勝利という形で届けられなかったことが本当に残念です。サポーターの声だったり、思いというものを受け止めるために、少し長く、時間を取って試合後にもゴール裏にいたつもりですし、そういった声を自分たちも受け止めて、これからのリーグ戦、天皇杯を含めて向かっていかないといけないかなと思っています。それは選手全員、同じ気持ちだと思います。負けていいと思っている選手なんていないですし、そこはチーム全員でやっていきたい」

 復帰戦を勝利で飾ることはできなかった柴崎だが、リーグで上位争いをしているチームにとっても、その復帰は大きいだろう。「チームでやるべきことを統一したい。これからやれることはたくさんあると思います。フィットネスの部分も上げていかないといけないし、徐々に出場機会を伸ばしてコンディションを上げていけばいい」と語った10番は、8年ぶりのタイトルをもたらすために戻ってきた。

(河合 拓 / Taku Kawai)





◆「アップの時に驚いた」 今季初出場の鹿島MF柴崎岳、敗戦後に先頭でゴール裏へ向かった訳(FOOTBALLZONE)





◆日本代表、「呼んでほしいが呼ばれたら驚き」な国内の5名(Qoly)






24日、2026年ワールドカップ・アジア2次予選に向けた日本代表の最新メンバーが発表される。

今回のシリーズでは、6月6日(木)にミャンマー代表と現地で戦い、その後日本に戻って11日(火)にシリア代表とエディオンピースウイング広島で対戦することが決まっている。

日本はすでに3次予選への進出を決めており、また23歳以下の選手はパリ五輪に向けた欧州での強化試合に招集される見込み。そのため、今回の2試合が新たな選手を試す数少ないチャンスとなる。

そこでここでは、今回の日本代表に呼んでほしい「現在J1リーグで絶好調な選手」をご紹介しよう。


鈴木優磨


所属クラブ:鹿島アントラーズ(日本)
年齢:28歳

彼の招集が実現した場合、X(旧Twitter)のトレンド入りは間違いないであろう。

昨シーズンは14得点5アシストを記録。今季は右頬骨の骨折で出遅れたものの、ここまで7得点2アシストと常勝・鹿島の復活を牽引している。

森保一監督も観戦した先日の広島戦でも勝利に大きく貢献し、塩谷司、川村拓夢という日本代表経験者に囲まれながら奪われない圧巻のボールキープは大きな話題にもなった。

日本代表には2018年に一度招集されたもののケガで辞退。以降一度も呼ばれておらず指揮官との確執を噂されて久しいが、そろそろ雪解けしてもいい頃だ。


知念慶





所属クラブ:鹿島アントラーズ(日本)
年齢:29歳

コンバートの成功例は数あれど、ここまですぐにフィットした選手はそうはいないだろう。

2017年に愛知学院大から川崎入りしたFWは、破壊力ある左足で大きな期待を寄せられた。ただなかなか殻を破れず、2023年に心機一転鹿島へと移籍した。

その2年目となった今年、ランコ・ポポヴィッチ新監督の提案でボランチへ。FWからボランチという大胆な転向だったが、これが見事にハマった。

今季からJリーグが公表している「デュエル勝利総数」「タックル総数」において全体でトップの数値を計測。ファンからは「ボラン知念」などと形容され、鹿島の躍進を支えている。

沖縄出身の29歳。もし日本代表に呼ばれれば、県内出身者としては我那覇和樹、田口泰士、野澤大志ブランドンに次いで4人目となる。




↓その他、宮代大聖、大橋祐紀、中島翔哉、各選手についてはこちら

◆【鹿島】ルーキーで4得点のSB濃野公人、キャプテン柴崎岳の復帰に「さらに強い団結力が生まれる」。日本代表への大抜擢はあるか!?(サカノワ)






札幌戦へサイドバックのプレスを鍵に挙げる。「逆サイドの(安西)幸輝くんとともに、しっかり相手をはがして前進できているのはチームとしてプラスに」


[J1 16節] 札幌 – 鹿島/2024年5月25日14:00/札幌ドーム

 J1リーグ鹿島アントラーズの濃野公人が5月23日、オンラインの取材に応じて、2日後のアウェーでの16節・北海道コンサドーレ札幌戦に向けて抱負を語った。

 ルーキーの濃野にとって、札幌とは初対戦になる。前節のヴィッセル神戸戦で決勝弾を決めたルーキーのサイドバックは、「自分たちの良さをどんどん出すことが大事になると思います。やるべきことをしっかり整理して臨めば、勝点3を取れると思います」と気合いを入れる。

 中2日で組まれるアウェーの連戦という過密日程で、濃野はルヴァンカップのFC町田ゼルビア戦の遠征をパス。このリーグ戦の札幌戦に集中する。

「(広島戦、神戸戦と)逆サイドの(安西)幸輝くんも、自分のところでも、しっかり相手をはがして前進できているのはチームとしてプラスに思います。それができると相手のラインを押し下げ、厚みのある攻撃につながったと思います。前からハメて来きたり、どんどんプレスに来たりする相手には、サイドバックが大事になり、そこは良いイメージを持って試合に入っていきたいです」

 そして神戸戦に続くゴールも期待されるところだが――。

「ディフェンダーなので、まず失点ゼロにしっかりこだわって試合に入り、得点やアシストという目に見えるところでチームに貢献できるように、そこは積極的に狙っていきたいです」

 そのように勝利に貢献するという一点に、濃野は集中していた。

 また、前日の0-2で敗れたルヴァンカップ3回戦の町田戦を客観的に見た感想について、次のようにも語った。

「90分を通して町田さんのハイプレスやブロックを組まれた時の粘り強い守備をなかなかこじ開けられず、Jリーグの試合と比べて、背後の動き出しやそこに合わせるパスが少なく、相手のラインを割って行く動きとそこへのロングボールが少なく、各駅停車のパスが増え、町田さんの強みである球際で押し込まれ、そこでショートカウンターを受けるシーンが多かったのかなと思います。

 チームとしてはワンタッチでつないだあとの背後への動きが、今のアントラーズの強みだと思います。そこが相手の嫌がるポイントで、昨日はそういったシーンが少なかったのかなという印象はありました」

 そういったなか、ケガから復帰した柴崎岳の今季初出場は朗報となった。鹿島のレジェンドとの”競演”、濃野も楽しみにしていた。

「練習を一緒にやっていてレベルが違うなと実感することがとても多くあります。目で見て感じるものも、ものすごくあります。チームとしても、キャプテンが帰ってきたことで、さらに強い団結力が生まれると思います。チームとしても、岳君がボールを持った時に積極的に動き出すことで、面白いサッカーになっていくと思います。そこは意識的に取り組んでいきたいです」

 そのように今シーズン級躍進を遂げる濃野は、柴崎が加わることでの相乗効果にも期待を寄せていた。

 また5月24日には北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の6月シリーズに臨む日本代表のメンバー発表がある。今回はすでに9月からのアジア最終予選(3次予選)進出が決まっていて、新戦力の発掘など突き上げがテーマの2試合になる。森保一監督のもと、まだ気が早いかもしれないが……タイミング的には、大抜擢もあるだろうか。期待したい!




◆【鹿島】ルーキーで4得点のSB濃野公人、キャプテン柴崎岳の復帰に「さらに強い団結力が生まれる」。日本代表への大抜擢はあるか!?(サカノワ)





◆ブライトンが日本ツアーを発表 三笘薫は離脱中も鹿島&東京V戦に向けて意欲示す(ニッカン)



鹿島アントラーズ


日本代表MF三笘薫(27)が所属するプレミアリーグのブライトンは23日、日本ツアーで7月24日に鹿島アントラーズ、7月28日に東京ヴェルディと国立競技場で対戦することを発表した。ブライトンは公式サイトで三笘のコメントを掲載。三笘は「日本でプレーするために準備をする」と復帰への意欲を示した。

三笘は今年2月、腰の負傷で長期離脱し、今季絶望と発表されていた。公式戦に復帰しないまま19日の最終節を迎え「走ってはいるが、今すぐ試合ができる状況ではない」と現状を明らかにしていた。その中で決まった日本ツアーに「母国をチームメートに見せるのが楽しみだし、負傷後、初めての試合になる。回復も順調だし、日本でいいプレーができるように準備している」とコメントしている。

今回の日本ツアーに「まず、こんな機会はめったにありません。この2試合、たくさんの人に、生で見てもらいたいと思っています。プレシーズンの一部を日本で過ごし、新シーズンの準備をすることをとても楽しみにしています。ブライトンに来てから、プレミアリーグを見るようになったファンがたくさんいる。もちろん、以前からプレミアリーグを見ているファンは多かったが、ブライトンの人気は最も注目されているチームのひとつとして高まっている。新しいクラブにファンがついてきて、他の国からサッカーを見たり、追いかけたりするのは素晴らしいことだと思う。日本のサッカー文化の発展にも役立っている。選手にとってもクラブにとっても、日本という国、そして日本がどんなに素晴らしい国であるかを知ることは、素晴らしい経験になると思います」とした。





◆ブライトンが日本ツアーを発表 三笘薫は離脱中も鹿島&東京V戦に向けて意欲示す(ニッカン)


Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事