日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年10月31日土曜日

◆ニューヒーロー&MVP同時受賞より「チームが勝つのが一番」…赤崎「全員で喜びたい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?175178-175178-fl



 ニューヒーロー賞を獲得した鹿島アントラーズのFW赤崎秀平が、“初タイトル”獲得へ向け、静かに闘志を燃やした。

 ニューヒーロー賞は大会開幕時に23歳以下の選手を対象とした賞で、報道関係者の投票をもとに、Jリーグチェアマンを含む選考委員会を経て選出される。今季の鹿島はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦したため、ナビスコ杯は決勝トーナメントからの登場となったが、赤崎は準々決勝、準決勝の全4試合に出場。2ゴール1アシストを記録し、存在感を発揮した。

 決勝戦の活躍次第では、過去に3人(田中達也、安田理大、米本拓司)が記録しているMVPとのW受賞にも注目が集まる。ただ本人は、個人賞の獲得を喜ぶも、「チームが勝つのが一番。MVPは誰でもいい」。14年に加入後、初のタイトル戦に臨むとあって、「まずは明日しっかり勝って、全員で喜びたい」と力を込めた。

 FW陣の活躍がポイントになることも自覚している。そして「出来ることはやってきた」と自信も見せる。「チームのスカウティングをしっかりやっている。相手のストロングポイントもウイークポイントも分かっているので、そこを突いていければいいなと思います」。

 筑波大から鳴り物入りで入団して2年目。前評判からすれば、やや出遅れた感は否めないが、それでも着実に成長の歩を進めている。「アントラーズは若い選手が多い。ここでタイトルが獲れれば、非常に大きな自信になる」。もう一段、上のステージに上がるべく、赤崎は史上4人目の快挙で弾みをつける。

(取材・文 児玉幸洋)

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