日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2018年6月21日木曜日

◆W杯初出場の昌子源、コロンビア戦の勝利に安堵「最後まで集中できて良かった」(GOAL)



昌子源 ロシアW杯


コロンビアの迫力に押されたと語った昌子だが、1点で抑えられたことへの自信を掴めたようだ。


日本代表DFの昌子源は、数位的不利に陥ったコロンビア代表の迫力に押されはしたものの、勝利できたことに“ホッとした”と話した。

19日に行われたワールドカップのグループH初戦で日本代表はコロンビアと対戦。開始早々にコロンビア代表は退場者を出し、香川真司のPKで先制点を奪った日本代表が優位に試合を進めるが、前半のうちにFKから得点を許して同点に。しかし、後半に大迫勇也のゴールで勝ち越した日本代表が2-1でグループリーグ第1戦をものにした。

試合後、昌子は「精神的に疲れた」と強力攻撃陣を抑えた激闘を振り返った。

「相手の攻撃、相手がボールを持った時は本当に迫力があった。本当に相手は10人なのかなと思ってしまうくらい。前に出てくるスピードだったり、五分五分のこぼれ球が絶対相手の前にこぼれたりとか。そういうところで、端から見たらウチがボールを持っているように見えるけど、ウチが非常に精神的に疲れた試合だったのかなと思います」

初めてのワールドカップの舞台に立ったことについて「『アイツ緊張してるわ』とか、チームメートに伝染したら嫌だと思っていた。最初のトラップがいきなり浮いてしまったりとか、そういうのが心配されたらそれだけでチームにマイナスだから。そういうことがないように、いかに自分が『大丈夫、俺は』という雰囲気でやっていました。特にハメス(ロドリゲス)選手が出てきた時とかすごい歓声で、試合に出ている俺でも分かったくらい。そこに気を取れられてはダメだというのはずっと思っていたので、最後まで集中できて良かったと思います」と集中力を切らさずにプレーできたことに安堵したと語った。

いくつかの場面でラダメル・ファルカオに突破されたことへの反省を口にした昌子だが「前に行こうとしたら、急に裏に変えてきたり、前でクサビをもらって、全然当たっていないのに倒れたりとか。そういうのをするからホンマに気をつけないとと聞いていた。あとはピッチの中で感じ取ったとこをやればいいと言われていたので。(酒井)宏樹くんとか実際フランスでやっているし、(吉田)麻也くんとか色んな人に言われていたので。そういう情報を頭のなかで整理して、良い対応はできていたのかなと思います」と相手エースを抑えられたことで自信を掴めたようだ。

また、失点したFKの場面についての質問に「すっげー難しい質問」とするも、昌子は回答した。「ミーティングでボールの質を見て、できるだけつま先立ちでそんなにギリギリ高く飛ばんでいいって言っていたら、みんなハイジャンプやった。非常にもったいない失点だった」

そして、勝ち点3を手にして迎えるのはポーランド代表に勝利したセネガル代表との一戦。「試合前に日本にいるサポーターの手のひらを変えさせたいと言っていたけど、まだこんなとこ。次負けたら意味がない。目標はまず3つ勝つことやから、しっかり次に向けても切り替えて。今日は退場という運も味方してくれたし、次はウチが退場するかもしれない。どういう状況になっても最後まで勝ちたいと思います」


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


W杯初出場の昌子源、コロンビア戦の勝利に安堵「最後まで集中できて良かった」




Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事