
日刊鹿島アントラーズニュース
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2021年2月18日木曜日
◆「鹿島になかなかいない選手だと思う」新加入MF須藤直輝が語った自負と野望(ゲキサカ)

鹿島アントラーズMF須藤直輝は17日にオンラインで行われた新加入選手発表会見で、高らかに宣言した。「自分のプレーでたくさんのファン・サポーターの方々を魅了できればと思っている」。高校サッカー界を盛り上げてきた世代屈指のテクニシャンは、勝利が義務づけられる常勝軍団でもサポーターの心も掴んでいくつもりだ。
影響を受けたという選手は元ブラジル代表FWのロナウジーニョ。中学時代の全国大会では緊迫したゴール前の局面でヒールリフトを披露するなど、「サッカーだけに限らず、フットサル、ストリートサッカー、フリースタイルフットボールなどいろいろな競技をしていて、いろんな選手を見て育った」(須藤)ことで培われた遊び心は、ピッチ上でも一目でわかる存在感を放つ。
そうした自らが積み上げてきたものへの自負は、言葉の端々からうかがえる。この日の会見でも「今季は試合数が多いということで、自分たちが試合に関われる可能性が大いにあると思う。日々の練習から先輩方に追いつけるように努力しながらも、鹿島になかなかいない選手だと思うので、自分のスタイルを貫きながらしっかりフィットできるようにやっていきたい」と力強く語っていた。
もっとも、単なるエゴイスティックな選手というわけではない。技巧派集団として知られる昌平高では背番号10とキャプテンの大役を兼務。ともに鹿島に加入したMF小川優介らとともにチームをまとめて全国高校選手権出場を果たすと、1回戦では一時2点ビハインドの窮地から後半ラストプレーの決勝ゴールにつながるパスを出すなど、チームを高みへ導くための勝負強さでも違いを見せてきた。
「プロサッカー選手はファン・サポーターを勝利やプレーで魅了するのが仕事だと思っている」。そうも語ったように、鹿島アントラーズという常勝軍団のサポーターを魅了するためには、勝利が必要になることはしっかりと理解している。
そんな須藤はまず、プロの舞台で必要とされる基礎固めに取り組んでいく構えだ。
キャンプを通じて「プロのサッカー選手は基礎がしっかりしていて、自分はしっかりとした基礎がないなと実感した」「強度は高校とは比にならないくらい高い」と自身の現状を見つめたという須藤は「通用しないわけではないので、通用する部分は継続しつつ、通用しない部分を日々の練習で補っていけたら」と今後のテーマを語る。
またキャンプの練習後にはMF三竿健斗ら先輩にの中心選手にもアドバイスを求めるなど、積極的にチームに溶け込みつつ、プロのレベルで求められるスキルを身に付けようとしている様子。むしろ、そうした積み重ねの中に「サッカーの楽しさ」を見いだそうとしているようだ。
「足りないところが多いのをマイナスに捉えるかプラスに捉えるかが大事だと思っていて、できないことがたくさんあるからこそ課題を克服すればするほどいい選手に近づくと思う。マイナスに捉えずにプラスに捉えて、先輩方からのアドバイスを受けてやっていたら、楽しいなと思えてきた。日々の練習でサッカーを楽しむことが大事だと思うので、楽しみながら成長していければと思っている」。
憧れのロナウジーニョも華のあるプレーでファンを魅了しつつ、W杯や欧州CLといったタイトル獲得に貢献してきた選手。「あんな風に試合を楽しみながらも勝ち切るだったり、ドリブルで魅せる選手は他にいない。自分はそこにサッカーの魅力を感じたので、彼のようにサッカーを楽しみながらファン・サポーターの方々を魅了できる選手になりたいと思っている」。その野望が現実になる日が来れば、常勝軍団のまた新たな歴史が紡がれているはずだ。
(取材・文 竹内達也)
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