2月28日、鹿島アントラーズのエヴェラウドが練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1開幕戦に勝利したものの、第2節はホームで敗れて連勝とはならなかった。3月2日にはカシマスタジアムでルヴァンカップグループステージ第2節のセレッソ大阪戦を迎える。
「チャンスをもらえれば、しっかりと物にしたい」
リーグ戦ではここまで2試合を戦って1勝1敗。第2節川崎F戦では2点を追う後半に攻勢に出たが得点を奪うことはできず、ホームで0-2と敗れた。3月6日の第3節柏戦を前に、チームは2日にルヴァンカップグループステージ第2節C大阪戦を戦う。2月23日に予定されていた第1節大分戦が延期となったため、鹿島にとっては今季のルヴァンカップ初戦となる。
「僕らは今シーズン、非常に高い目標を持っています。だから、負けた後にすぐに試合ができることは、その状況を変えるための一つのチャンスにもなる」
FWエヴェラウドは、そのようにルヴァンカップC大阪戦を位置づける。「質も能力もありながら、気持ちの部分で負けてしまった」というリーグ戦前節の川崎F戦から、ホームのカシマスタジアムでリスタートを切るための一戦となる。
「もう“次のステップに進もう”“次の試合に向かっていこう”という気持ちを全員が持っています。チーム全体として今、非常にいい状況、いい雰囲気になっているので、(J1リーグとは)違う大会ですが、ホームのサポーターの前で、“自分たちは変わったんだ”という姿を見せたい」
チームとして士気を高めるだけでなく、エヴェラウド自身もC大阪戦出場へ意欲を燃やす。今季はまだゴールを奪えていないだけに、ルヴァンカップで2022シーズンのファーストゴールを狙う。
「僕自身も個人的に競争したい、ピッチに立ちたい、試合をやりたいという気持ちが非常に強い。チャンスをもらえればしっかりと物にしたいです」
2015年大会(当時の大会名はナビスコカップ)以来となる聖杯を手にするため、そしてリーグ戦での復調につなげるために、エヴェラウドは自身のゴールで鹿島を勝利に導く。
◆【鹿島】ルヴァン杯初戦、敗北からのリスタート。エヴェラウド「状況を変えるためのチャンスになる」(サッカーマガジン)