日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年3月19日日曜日

◆FW上田綺世が欧州1年目で得点王争いできる理由 特筆すべきは「シュートチャンスにむけてボール呼び込む技術」(zakzak)



上田綺世


第2次森保ジャパンの初陣となる「キリンチャレンジカップ」(24日・ウルグアイ戦=東京・国立競技場、28日・コロンビア戦=大阪・ヨドコウ桜)のメンバーにFW上田綺世(24)=セルクル・ブリュージュ=が入りましたね。

昨年7月にJ1鹿島からベルギー1部リーグへ完全移籍。4日の対セランで今季2度目となる1試合2ゴールを決めて、これで13ゴール目とし、トップと3差。欧州移籍1年目で得点王を狙える位置にいます。

センターFWは自ら打開していくタイプもいますが、彼の特筆すべきテクニックはシュートチャンスにむけてボールを呼び込むことができること。パスの出し手に「ここにくれ!」と認識させて、自分の考えをしっかり共有しているため、決定率が格段に上がっています。欧州移籍1年目であっさり2桁得点に乗せたのも、これが優れているからです。

シュートの引き出しをたくさん持っているのも大きい。パスの受け方とシュートがうまい。それだけで代表に招集されたわけではありません。サイドアタックからの攻撃にも順応できます。彼の武器のひとつに他の日本代表FWよりもかなり打点の高いヘディングがあるからです。

森保ジャパンのサイド攻撃といえば伊東純也(スタッド・ランス)、久保建英(レアル・ソシエダード)、そして堂安律(フライブルク)に三笘薫(ブライトン)。次のW杯へ、他国に引けを取らない布陣が自慢です。このサイドアタッカー陣も上田の良さを引き出すでしょう。

これからの4年間、上田が森保ジャパンのCFの大看板になるために、今月の2試合で必ずゴールを決めることが最初のミッションですね。 (元J1横浜監督・水沼貴史)





◆FW上田綺世が欧州1年目で得点王争いできる理由 特筆すべきは「シュートチャンスにむけてボール呼び込む技術」(zakzak)





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