日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年9月19日木曜日

◆リオ五輪監督に手倉森氏 仙台監督は今季限り(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20130918-OHT1T00219.htm

 仙台の手倉森誠監督(45)が、2016年リオデジャネイロ五輪出場を目指す男子の日本代表監督に内定したことが18日、分かった。日本サッカー協会関係者によると、就任の意思を固め、同協会の原博実・技術委員長(54)に伝えたという。手倉森監督は6年務めた仙台の監督を今季限りで退任。来年1月のU―22アジア選手権(オマーン)からチームを率いる。

 手倉森監督はJ2に低迷していた仙台を09年の優勝でJ1に復帰させ、昨季は2位に躍進させた。選手育成にも定評があり、浦和のMF関口訓充(27)を仙台の生え抜きで初めて日本代表選手に育てた。

 日本協会は昨年末から就任を打診し、甲府・城福浩監督(52)ら複数の候補の中から一本化。今夏から本格的に交渉を進めていた。今月14日に原委員長が仙台―大分戦が行われたユアスタを訪れ、クラブ側から就任を了承されたという。契約を1年残しているが、今季限りで退任となる。クラブは来季の体制が固まる11月に発表する見通しだ。

 原委員長はこの日、都内で「Jリーグの人は慎重にやらないと迷惑がかかる」とし、次期五輪代表監督の条件について「(海外組の拘束力がなく)Jリーグの選手で戦わないといけない。(Jの)選手をよく知っている人がいい。前回と同じく代表のコーチをしながらやる方がいい」とフル代表との兼任案も明かした。

 仙台・白幡洋一社長(69)はこの日、仙台市内の球団事務所で「現時点でそういった打診はない」と明言を避けた。手倉森監督は練習前に「何も聞いてない。(14日に)原さんとは会えなかった。ただ、そういううわさが出るのは光栄」と前向きに語った。

 ◆手倉森 誠(てぐらもり・まこと)1967年11月14日、青森県五戸町生まれ。45歳。五戸高卒業後の86年に住友金属(現鹿島)入団。93年にNEC山形(現山形)に移籍、95年引退。山形、大分のコーチを経て04年に仙台のコーチに就任。08年から監督を務め、09年にはJ2優勝と天皇杯4強。仙台では07~10年に双子の弟・浩氏(現JFA復興支援特任コーチ)と兄弟指導者として注目された。172センチ、74キロ。家族は夫人と2女。

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