Jリーグは18日、横浜アリーナで「2018 Jリーグアウォーズ」を開催し、クラブW杯に参戦中の鹿島アントラーズからMF三竿健斗、FW鈴木優磨の2選手が出席した。欧州王者のレアル・マドリー戦を控えるチームに向け、「みんなが戦って、レアルに勝ってくれるはず」とエールを送った。
鹿島は今季、クラブ史上初めてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇。アジア王者として、UAEで行われているクラブW杯への出場権を獲得した。大会最優秀選手の鈴木、中盤の柱を担った三竿は負傷のためクラブW杯への参加を回避し、日本からチームの活躍を見守っている。
クラブW杯初戦のグアダラハラ戦は3-2で勝利。テレビで見ていたという三竿は「逆転して勝てたので嬉しかった」と素直に喜んだ。これでR・マドリーとの準決勝に進出。2年前の大会では開催国枠で参戦し、延長戦の末に2-4で惜しくも敗れた相手だ。鈴木は出場できないことを悔やみつつ、「そのぶんみんなが戦って、レアルに勝ってくれるはず」と期待を寄せた。
2人は一足早くシーズンを終え、すでに気持ちは来季へ向いている。鈴木は「もっと点が取れるように頑張る」、三竿は「もっと自分がリーダーシップを持って、もっとチームを勝たせられるように、一つでも多くのタイトルを鹿島が取れるように精一杯頑張る」と意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)
◆アジア王者・鹿島は2選手が晴れ舞台に…負傷中の鈴木優磨「レアルに勝ってくれるはず」(ゲキサカ)