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[4.10 J1第1ステージ第6節 鹿島4-1広島 カシマ]
鹿島アントラーズはホームでサンフレッチェ広島に4-1で快勝し、2試合ぶりの白星を挙げた。今季最多となる1試合4ゴール。4勝1分1敗の勝ち点13に伸ばすと、得失点差で浦和を上回り、首位・川崎Fと勝ち点1差の2位に浮上した。
鹿島は前半8分に今季初先発のFW土居聖真が先制点。ドリブルでPA内右に切れ込み、クロスを入れると、DFに当たったこぼれ球を土居が自ら拾って右足で蹴り込んだ。今季初ゴールの土居は前半20分にもポスト直撃のシュート。惜しくも追加点を逃すと、広島は前半38分、DF塩谷司のスルーパスに抜け出したFWピーター・ウタカが右足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いついた。
追いつかれた鹿島は後半開始からMF中村充孝に代えてMFカイオを投入。この交代策がハマった。後半12分、カイオの左クロスからMF柴崎岳がヘディングシュート。今季から10番を背負う柴崎の今季初ゴールで2-1と勝ち越しに成功した。直後の16分にはカイオがドリブルでPA内左に進入。縦に仕掛けて角度のない位置から左足を振り抜き、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。
3-1と2点差にリードを広げた鹿島はその後の広島の反撃も粘り強く跳ね返し、後半アディショナルタイムにはカイオが自身2点目となるゴールで4-1とダメを押した。広島はACLを含めて公式戦4連勝中だったが、今季ワーストタイの4失点で公式戦7試合ぶりの黒星。リーグ戦では開幕戦以来となる今季2敗目を喫した。