日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2016年9月24日土曜日
◆瀬戸内高FW安部裕葵が鹿島加入内定会見、椎本スカウト担当部長は「本山のようなタイプに」と期待(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?199293-199293-fl
瀬戸内高(広島)のFW安部裕葵(あべ・ひろき)の鹿島アントラーズ加入内定が決まり、23日に同校で記者会見が行われた。
1999年1月28日生まれ、東京都出身の安部は、城北アスカFC―STFCジュニアユースを経て瀬戸内高に進学。171cm、62kgと体格は小柄だが、持ち味の優れたボールスキルやドリブルを武器に、1年時に冬から徐々に頭角を現した。左アウトサイドやFWのほか、ボランチも務めるなどプレーの幅が広く、今年度の夏の全国総体ではベスト8進出に貢献し、大会優秀選手に選出されている。なお、瀬戸内高出身選手のJクラブ加入内定は初めてのこととなる。
この日、仮契約を済ませて会見に臨んだ安部は「小さい頃からサッカー選手になりたいと思っていて、夢が実現して安心しています」と笑顔で語った。一方で「でも、加入してからが本当の勝負。両親、兄、サッカー関係者の皆様、学校関係者の皆様に恩返しができるように、アントラーズで一所懸命頑張りたい」と表情を引き締め、「得点に絡むことができるのが自分の持ち味。結果にこだわっていきたい」とプロでの飛躍を誓っている。
瀬戸内高の安藤正晴監督は「もともと技術がしっかりしていて、運動量も体力もあるが、非常にドリブルが好きで、ボールを離さない選手だった。それが、2年生になってマークされ始めた頃から、強引にいくところと、簡単にパスをするところの判断ができるようになった。常に良いポジションを探すようになったのが成長したところ」とプロ入りへの道のりを語った。鹿島の椎本邦一スカウト担当部長は「得点力があり、技術がしっかりしていて、前線で攻撃の起点になれる。チャンスを作って得点も決める、本山(雅志、現北九州)のようなタイプになってもらいたい」と期待を込めている。
「柴崎岳選手は、自分が中学生のときに高校選手権でのプレーを見て、こうなりたいと思った選手。同じチームにいるので、たくさん見て、真似して、吸収していきたい」と目標の選手を挙げた安部は、高校生活最後の大舞台となる選手権に向けては「瀬戸内は選手権に出場したことがないので、自分たちの代で絶対に出る、という思いが強い。普段の練習から全国制覇をイメージしているので、自信はある」と力強く語った。
(取材・文 石倉利英)
Ads by Google
日刊鹿島
過去の記事
- ► 2024 (1107)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ▼ 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)