日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月19日火曜日

◆鹿島安部カープVに刺激 リーグ連覇へ気引き締める(ニッカン)




 鹿島アントラーズの高卒新人FW安部裕葵(ひろき、18)が18日、プロ野球セ・リーグ連覇を達成した広島東洋カープに刺激を受け、さらなる活躍を誓った。

 広島は瀬戸内高時代の3年間を過ごした地。スタジアム観戦経験はないが、広島では同じ姓の安部友裕内野手も活躍し、昨年25年ぶりに優勝して広島市内を大盛況にした雰囲気は体験した。「カープは去年、優勝してすごいなと思った。アントラーズは常に優勝を狙うチーム。カープは去年久々に優勝して、今年も強い。Jリーグも常に上位にいられるわけではないという危機感を感じさせてくれた」。他チームを引き離して連覇した広島を見て、同じくリーグと天皇杯連覇に挑んでいる気持ちを引き締め直した。

 ルーキーながらジョーカーとしての役割を担っている。安倍晋三首相と同じ“アベ”姓で、大岩監督や、チームメート、サポーターの“支持率”は右肩上がりの状態。「試合の状況によって、求められるものは違う。点をとりにいくこと、勝っていれば全戦からの守備も。流れをみて」と冷静に分析。「世界を見れば18歳でA代表に入ったり、チームのエースとして活躍している人もたくさんいる。自分もそういうような選手でいなくてはいけないと思っている」と、まだまだ満足はしていない。20日には天皇杯4回戦浦和レッズ戦(熊谷陸)が控える。“アベノタメノ解散”と言われる首相と違い、チームのために攻守に奮闘し続けるつもりだ。

鹿島安部カープVに刺激 リーグ連覇へ気引き締める

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