日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年11月3日金曜日
◆王手か、足踏みか。鹿島×浦和キックオフ! (ぴあ)
鹿島アントラーズが2年連続のリーグ優勝に王手をかけるのか、浦和レッズが待ったをかけるのか。『2017JリーグYBCルヴァンカップ』決勝が行われた翌日、『明治安田生命J1リーグ』優勝戦線の命運を握る一戦が開催される。
首位・鹿島は2位・川崎フロンターレに勝点4差をつける。残り3試合。浦和が『ACL』決勝に進出したため、鹿島は第32節を11月5日(日)に戦うが、本来は11月18日(土)開催。鹿島が浦和戦で勝利を奪い、川崎Fが次節・ガンバ大阪に敗れると、鹿島の2年連続9度目のリーグ優勝が決まる。それだけではない。鹿島の勝利によって、川崎FはG大阪に絶対に勝たなければいけないというプレッシャーに2週間もさらされる。川崎Fは3連勝が逆転Vの条件となるのだ。
ただ鹿島も磐石とは言えない。第28節にサガン鳥栖に主導権を握られたまま0-1で敗れたかと思えば、第30節は横浜F・マリノスを相手に2点差を追いつきながら、最後にゴールを許し2-3で黒星を喫した。第29節にサンフレッチェ広島、前節は北海道コンサドーレ札幌にキッチリ勝利し、連敗しないところはさすがだが、付け入る隙を見せているのは鹿島らしくない。直前のリーグ戦から8名先発を入れ替えたとはいえ、『天皇杯』準々決勝でヴィッセル神戸に延長、PK戦の末に敗れ去ったのも影を落とす。
一方、浦和はノープレッシャーで鹿島戦に臨めることだろう。浦和の最大のターゲットは11月18日(土)・25日(土)の『ACL』決勝・アル・ヒラル戦である。さらに10月31日の日本代表発表では浦和から5人が選出された。代表に定着しつつあるMF遠藤航、DF槙野智章はさておき、2年2か月ぶりの選出となるFW興梠慎三、初選出のMF長澤和輝、8か月ぶりに代表に復帰したGK西川周作はモチベーションが高いはず。ましてや鹿島戦だ。昨季、リーグ戦で勝点15をつけながら、『Jリーグチャンピオンシップ』決勝でアウェイゴールの差で優勝をさらわれた悔しさは忘れていない。しかも、『CS』後、『FUJI XEROX SUPER CUP 2017』、リーグ戦第10節、『天皇杯』4回戦と公式戦4連敗となっている。『CS』以前はリーグ戦直近10試合で7勝2分1敗、茨城県立カシマサッカースタジアムでは6戦負けなしと相性が良かったにもかかわらずだ。『CS』前と後の成績を見て、『CS』のトラウマと言うのは言い過ぎか。
鹿島が対浦和の公式戦連勝を5に伸ばし川崎Fにプレッシャーをかけるのか、浦和が『CS』の悪夢を払拭する勝利で川崎Fの逆転優勝の目を広げるのか。V戦線を左右する『明治安田J1』第32節・鹿島×浦和は11月5日(日)・カシマスタジアムにてキックオフ。チケット発売中。
王手か、足踏みか。鹿島×浦和キックオフ!
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