日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2013年7月27日土曜日
◆大迫2発!初ゴール&V弾/東アジア杯(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20130726-1163132.html
<東アジア杯:日本3-2オーストラリア>◇25日◇韓国・華城競技場
日本代表FW大迫勇也(23=鹿島)が、抜群の決定力を見せつけた! オーストラリア戦で、勝ち越し点を含む2ゴールと大活躍した。21日の中国戦に続き、デビュー2戦目での初先発。勝利に貢献し、ザックジャパン生き残りへ猛アピールを見せた。
電光石火の勝ち越し弾だった。2-2と同点にされた直後の後半34分。チーム2点目を決めていた大迫が、再びゴールを奪った。中央のFW工藤が右に開いたFW豊田へパス。大迫は豊田の後ろから走り込んでボールを受けると、右足で地面をはう低いシュートをゴール左へ突き刺した。
流れがオーストラリアへ傾きかけていた場面での値千金の一撃。終盤にドローに持ち込まれた21日の中国戦の二の舞いは演じなかった。大迫は「あそこで点が取れて、チームとしても大きかった。豊田さんと良い関係でゴールに向かうことができました」と喜んだ。
本来、1トップが得意。豊田とはポジションがかぶるため、併用は難しいところだった。だが13日の柏-鹿島戦(国立)を観戦したザッケローニ監督には確信があった。ダビと2トップを組みながら、時に下がってボールを受ける様子を見て「大迫は裏へ抜けるより(低い位置に下がって)パスを受ける方が得意。セカンドトップでもいける」。豊田を1トップに、大迫を少し下げて配置する形を機能させた。
挫折を乗り越えたところに輝く瞬間が待っていた。ロンドン五輪へ向けた関塚ジャパンではアジア予選のレギュラー。当然、本大会でも主力として活躍が期待されていた。ところがまさかの最終メンバー落選。その後は、五輪について聞かれても「それはもういいでしょ」と口を閉ざす。
だが、そんな悪夢をA代表での活躍で払拭(ふっしょく)することを原動力に、この日を信じてやってきた。試合前には「ベンチに座るのはイヤ。やってやろうという感じだった」と言う。挫折を糧に一皮むけた期待のストライカー。ザックジャパンに、また新たなスター候補が誕生した。【千葉修宏】
Ads by Google
日刊鹿島
過去の記事
- ► 2024 (1107)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)
- ▼ 2013 (1411)