日刊鹿島アントラーズニュース
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2013年10月19日土曜日
◆シャルケの内田、UCLでの野望を語る(UEFA)
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2014/matches/round=2000479/match=2011800/prematch/focus/index.html
日本人選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ準決勝でプレーした内田篤人は、今季も同じ舞台に立つことを目標に掲げている。
「あの時は(マヌエル・)ノイアーやラウール(・ゴンサレス)ら、引っ張ってくれる選手がいましたけど、今回はその二人の選手がいない状態で戦わなければいけない」と、内田は今季のUCLにおけるシャルケの可能性について語った。「それでも何人か新しい選手が入ってきましたし、チームとしてすごく成熟しているので、ぜひまたベスト4まで行きたいですね。その力がチームにはあると、僕は信じています」
内田はシャルケ在籍1年目の2010-11シーズン、チームのUCLベスト4進出に貢献。最終的にはマンチェスター・ユナイテッドFCに敗れてしまったが、日本サッカー界のパイオニアとしてUCLの歴史にその名を残している。
日本からドイツへ活躍の場を移すきっかけについて、内田は当時を振り返ってこう語った。「シャルケではもう4年目になりますけど、僕が日本のリーグで試合をしている時にフェリクス・マガト監督が声をかけてくれたんです。その前にも何人か日本の選手がドイツに渡っていて、そのなかで少しづつ僕の評価をしていただき、こっちに呼んでもらえたのには驚きました。すごく刺激のある挑戦だと思いましたね」
内田はこの冒険に足を踏み出し、2011年のドイツカップ優勝に貢献するなど期待に応えた。内田がドイツで着実に才能を開花させたことにより、日本ではブンデスリーガの人気が爆発。それはUCLも例外ではなかった。
「欧州でトップの戦いですし、僕も日本にいる時はチャンピオンズリーグをTVで見ていたので、こうやって試合に出させてもらえるのは幸せです」と内田は言う。「日本でもチャンピオンズリーグはすごく注目度が高くて、今でも出たいと思っている日本人選手は沢山いるといと思いますよ」
こうした日本人選手たちは、欧州の舞台で大きなインパクトを残す内田に刺激を受けているはずだ。自身三度目のUCLに出場し、FCステアウア・ブカレストを下した本拠地シュタディオン・ゲルゼンキルヘンでのグループステージ第1節で初得点を記録した内田は、もっと多くの喜びに包まれたいとの思いを打ち明けた。
「ホームであれだけのサポーターが自分たちを後押ししてくれるというのは心強いですし、何より一番疲れているときに自分たちの足を動かしてくれるのは彼らですからね」と内田。「この素晴らしい雰囲気のスタジアムと一緒に少しでも上に行けるように、少しでも沢山の勝利をつかめるように、一緒に笑えるように頑張ります」
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