http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20140327-1276098.html
J2磐田は26日、アウェーでの栃木戦(30日)に向け調整した。チームは現在、得点10はリーグトップも、失点6は上位5チームの中ではワーストだ。対する栃木は失点はリーグトップの1。守備の立て直しが急務の中、ぎっくり腰で離脱していたDF伊野波雅彦(28)が完全合流した。「4日目には治って、もう大丈夫。練習も怖さはなかったし。ぶり返す感じがあったら(練習を)やってません」とキッパリ。
2-0のリードからドローに終わった前節について「毎回失点しているという意識を持って、もう1度チーム全体で守備を整備しないといけない」と振り返る。攻め疲れした瞬間にカウンターを浴びるケースも多かった。2勝1分け1敗の結果に「落としている勝ち点が5もあるということを考えないと」と指摘する。常にJ1昇格後を見据えており「自陣に引いて逆にカウンターを仕掛けるとか、話し合って考えながらやっていかないと。4-3のような試合はしたくない。そうしないと、いざ(J1に)上がった時に崩れる。その意識がないと上にはいけない」と引き締めた。4月には日本代表の国内組合宿も控えている。「いい相手がいる練習の中で、自分を高めていければ」と意欲を見せた。【岩田千代巳】