日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年10月19日日曜日

◆内田フル出場のシャルケ、新監督初戦は白星…細貝もフル、原口は途中出場(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20141019/243057.html?view=more


先発したヘルタ・ベルリンの細貝(左)とシャルケの内田(右)  [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第8節が18日に行われ、DF内田篤人が所属するシャルケと、FW原口元気とMF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンが対戦した。内田と細貝は先発し、原口はベンチスタートとなった。

 ロベルト・ディ・マッテオ新監督の初戦を迎える勝ち点8で11位のシャルケに対して、勝ち点はシャルケと同じく8だが得失点差で12位に位置するヘルタ・ベルリンとの対戦となった。

 最初のチャンスを得たのはホームのシャルケだった。8分に右サイドをオーバーラップしていた内田が中央からのパスを受けると、グラウンダーのクロスを相手GKとDFの間に入れる。するとGKが触ることができずファーサイドのまでボールが流れて、クラース・ヤン・フンテラールが押し込めばゴールとなっていた場面だったが、キックミスをしてしまい枠の左に逸れて絶好のチャンスを逃した。

 14分にヘルタ・ベルリンは、サロモン・カルーのパスでペナルティエリア内左に抜け出したペア・シュルブレットがシュート。これはシャルケのGKラルフ・フェールマンが弾くが、ファーサイドにいたぺテル・ペカリークが詰めて再度シュートを放つ。しかしこれもシャルケDFクリスティアン・フクスがブロックし枠を逸れた。

 シャルケは19分、エリック・マキシム・チュポ・モティングがペナルティエリア手前で粘り、左サイドのユリアン・ドラクスラーにパスをすると、中央に少し切り込みクロスを上げる。それにフンテラールがヘッドで合わせると、ボールはゴール右上に吸い込まれて、シャルケが先制に成功。ディ・マッテオ新体制での初ゴールとなった。

 ヘルタ・ベルリンは39分に、ペナルティエリア手前のゴール正面でパスを受けたシュルブレットがダイレクトで強烈なシュートを放つが、GKフェールマンの正面でゴールとはならなかった。前半は1-0でシャルケがリードしたまま折り返した。

 後半に入って53分、ヘルタ・ベルリンは右サイドでゴールを受けたアニス・ベン・ハティラが中に切り込んでミドルシュートを放つが、これはGKフェールマンがしっかりキャッチ。64分にシャルケは右サイドからのFKで、ファーサイドを走りこんでいたロマン・ノイシュテッターが追いつき、ヘッドで折り返すがGKトーマス・クラフトがキャッチした。

 すると65分、シャルケは高い位置でボールを奪うと、ペナルティエリア手前の正面でドラクスラーにボールが渡る。ドリブルで左サイドへスライドしたドラクスラーは左足を振り抜くと、DFにボールが当たるも枠の右隅に吸い込まれてゴール。シャルケが2-0とリードを広げた。

 反撃したいヘルタ・ベルリンは72分にヴァレンティン・シュトッカーに代えて原口を投入。原口は左サイドのポジションに入り、内田とのマッチアップとなった。77分にヘルタ・ベルリンは、左サイドのロイ・ベーレンスが自ら中に切り込んでシュート。シャルケDFのブロックに合い、ループのような弾道に変わったためGKの頭上を越えるかと思われたが、GKフェールマンは片手を伸ばしてかき出し、ゴールを割らせなかった。

 88分にヘルタ・ベルリンは、原口が中央から右サイドへパスを出すと、ペカリークはそのままマイナス気味のクロス。エリア内のゴール正面でフリーとなったベーレンスがボレーシュートを放つも、わずかにゴール左に逸れてチャンスを逃した。

 試合はそのまま終了し、シャルケがヘルタ・ベルリンを2-0で下してディ・マッテオ新監督の初戦を勝利で飾った。

 次節、シャルケは25日にアウェイでレヴァークーゼンと、ヘルタ・ベルリンは同日にホームでハンブルガーSVと対戦する。

【スコア】
シャルケ 2-0 ヘルタ・ベルリン

【得点者】
1-0 19分 クラース・ヤン・フンテラール(シャルケ)
2-0 65分 ユリアン・ドラクスラー(シャルケ)

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