日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年3月23日水曜日

◆【鹿島 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:左サイドバックの出場に意欲を燃やす三竿健斗(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00008891/

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!


東京ヴェルディから今季移籍加入した三竿健斗は、開幕戦にボランチで途中出場して1-0で勝利することに一役買った。しかし、そのあと試合に絡むことができていない。小笠原満男、柴崎岳というリーグ屈指のダブルボランチに、永木が加わったポジションで出場機会を得るのは至難の業。

そこで、今月に入ってから、紅白戦やサテライトリーグでは、ボランチと合わせて左SBでもプレーしてきた。
その三竿が、ヤマザキナビスコカップ初戦の甲府戦に左SBとして初先発を飾ることになりそうだ。本職とは違うポジションだが、取り組み始めた当初から、「チャンスは大きくなるし、そこでできれば試合に関わるチャンスも増えると思う。プラスに考えたい」と、このチャレンジを前向きに捉えてきた。

ボールに食らいつく速さが特長の三竿だが、最終ラインでのプレーにはボランチとの違いを感じている。
「最終ラインなので後ろに人がいない。今まで以上に人への行き方は変わって来ると思います」

始めの頃はちんちんにされることも多かったが、「最初よりはなんとなくうまくできるようになってきた」と手応えを感じている。なにしろ、練習で対峙するのは、リーグを代表するアタッカーであるカイオや、同い年で売り出し中の鈴木優磨。練習毎に経験値を高め、タイミングのよい攻撃参加まで見せるようになった。おっとりした喋り口からは想像もつかないが、ピッチに入れば一気に戦闘モードのスイッチが入る。
「攻撃するからには点に絡みたいです」
胸のうちには、鈴木優磨と同じく「やってやろう」という積極性が満ちていた。

文:田中滋(鹿島担当)


ヤマザキナビスコカップ 第1節
3月23日(水)19:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ヴァンフォーレ甲府

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