日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年5月29日日曜日

◆【甲府】守って守って最低でも勝ち点1!29日VS鹿島、カウンター警戒全員素早く戻れ(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160528-OHT1T50189.html

 J1ヴァンフォーレ甲府は29日、アウェーで鹿島と対戦する。チームは28日、韮崎中央公園で練習を行い、佐久間悟監督(52)は守備に戻る意識の徹底を植え付けた。リーグ戦は7試合勝利がなく、12試合連続失点している。全員帰陣で堅守を復活させ、最低でも勝ち点1を奪う。

 「ボールよりも早く帰陣しろ!」。佐久間監督の声が響いた。セットプレーの攻撃確認で、ボールを奪われた時だった。鹿島のカウンター攻撃を警戒し、素早く戻れと指示した。前日の紅白戦でも、守備に転じた際は全員で自陣の守備位置まで一気に下がり、迎撃態勢を整えることを求めた。

 佐久間監督は「帰陣は昨年言いまくりました。鹿島戦を含め第1ステージ残り4試合。守って、守って勝ち点を取る必要がある」と言う。13節を終え、勝ち点12の暫定14位。16位の鳥栖は勝ち点9だが、1試合少ない。降格圏落下が現実的になっている。ここまで16得点22失点。ボールを保持し、攻撃に出る意識が昨年より高くなった結果、リーグ最多タイの失点になった。

 DF山本英臣主将(35)は「守備をする時はクリスティアーノもチュカも戻る必要がある。意識としてマイナーチェンジしないといけない」と話した。無失点なら勝ち点1は確保できる。失点しても、むやみに攻め出ることはせず、一撃必殺のカウンターを狙う。(羽田 智之)

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