日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年9月29日木曜日
◆大迫の起用法を語るケルン指揮官、成功の理由は“新ポジション”ではない?(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?199704-199704-fl
ケルンFW大迫勇也は加入3年目の今シーズン、2試合連続ゴールをマークするなど好調なスタートを切っている。2トップの一角として起用されていることが活躍の要因だと話すアタッカーだが、ペーター・シュテーガー監督によれば、ポジションより大切な理由が存在するという。
大迫は昨シーズン、公式戦27試合に出場しながらも開幕節の1ゴールにとどまり、冬にはケルンサポーターの一部からブーイングを浴びることもあった。シュテーガー監督は当時について、「我々のファンの間で彼が信用を失くしていたと感じていたんだ」と振り返り、ホームで何度か大迫を起用しなかった判断について説明している。
だが、ここに来て大迫はファンのハートをしっかりとつかんだ模様。ホームのRBライプツィヒ戦で見事なゴールを決め、ピッチを退く際にはスタンディングオベーションが送られた。選手本人は試合後、「やはり2トップで出ることが僕としてはすごく大きいですね」と好調の理由を語っていた。
その一方で、シュテーガー監督は少しばかり異なる見解を示している。昨季まではトップ下や右サイドに配置した大迫の起用法について次のように語っている。ドイツ『ケルニシェ・ルンドシャウ』がコメントを伝えた。
「彼を複数のポジションで起用したのは、彼がそれぞれをこなせるからだ。だが、彼にとって最も理想的な居場所は攻撃の中心だよ。彼がより上手くできるのは10番のポジションだと考えている。彼が(アントニー・)モデストとともに2トップとしてプレーしていると思っているのなら、そう思わせるさ。一番大切なのは彼が自信を持つことだからね」
数週間前に大迫を今季からは「センター」で起用すると明言していた指揮官と、それに対して「2トップ」の1人としてプレーしていると考える選手本人。おたがい固定観念にとらわれず、ポジションをより自由に解釈することが、同アタッカーの活躍につながったのかもしれない。
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