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サッカー鹿島アントラーズの草創期に活躍したブラジル人のサントスさん(55)が10月29日、鹿嶋市神向寺のカシマサッカースタジアム内のミュージアムでトークショーを行った。サントスさんは久々にスタジアムを訪れ「感極まっている」と心境を語った。
サントスさんはブラジルのプロで活躍後、Jリーグが始まる前年の1992年に鹿島に加入。アマチュア上がりの日本人選手にプロ意識を植え付け、在籍した3年半で「鹿島の未来を示せた」とチームの土台づくりに尽力した。鹿島を離れた後もJリーグのクラブを渡り歩き、41歳までプレーし「鉄人」の異名を取った。長年サッカーを続けられた秘訣(ひけつ)を「人以上に練習するのが苦ではなかったので体が衰えなかった」と明かし、集まったファンの関心を引いた。
最後に鹿島の選手に向け「目標を最後までやり切る根性を持ってほしい」と、メッセージを送った。 (藤崎徹)