日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年1月30日月曜日

◆【2017シーズン始動!】鹿島:新体制発表会見でのコメント(J"s GOAL)




●井畑滋社長
「小田逸稀選手は身体能力が高く、対人の強さにも定評があるSBです。東福岡高校では2015年度にインターハイと全国高校選手権大会の2冠を制するなど、大舞台での経験を備えています。

安部裕葵選手は、基礎的な技術の水準が高く、キープ力と得点感覚を持ち合わせた攻撃的な選手です。瀬戸内高校では、2016年度インターハイで優秀選手賞に選ばれています。

新人選手については、積極的にチーム内の競争に加わり、1日も早くカシマスタジアムのピッチで活躍できるように日々努力を重ねていただきたいと思います

金森健志は、スピードとドリブルに定評があり、左右両足でゴールを狙っていくことができます。積極的かつ力強い姿勢を兼ね備えた選手です。

三竿雄斗は、センターバック、左ウイングバック、ボランチと複数のポジションをこなすことができる選手です。豊富な運動量で攻守に貢献し、サイドからのクロスやビルドアップに持定評があります。

レオ シルバは、2013年から新潟でプレーし、攻守に渡り大きな存在感を発揮してきたボランチです。鋭い読みとリーチの長さでボールを奪いきる高い守備力に加え、高い位置から攻撃の起点となる選手です。

ペドロ ジュニオールは、スピードとテクニック、そして決定力を兼ね備えたフォワードです。昨季11ゴールをあげたフィニッシュの精度の高さに加え、アシスト能力にも優れ攻撃を牽引していきます。

レアンドロは、昨年のブラジル全国選手権を制したサンパウロ州の名門クラブから加入した選手です。アンダーカテゴリーだけでなくブラジルA代表にも選出されています。個人で局面を打開できる攻撃の万能タイプであり、ゴールやチャンスメイクが期待できます。

クォン スンテは、現役韓国代表選手であり、2014年、15年、16年と3年連続で韓国Kリーグベストイレブンを受賞した韓国を代表するゴールキーパーの一人です。


《新加入選手挨拶》

●クォン スンテ選手
「はじめまして。2016年アジアチャンピオンの全北現代から来ましたクォン スンテです。よろしくお願いします。(日本語で)」

●レアンドロ選手
「みなさん、こんにちは。このユニフォームを着れるということは非常に光栄に思っていますし、チームメイトと共に、このチームの新たな歴史をもたらすことができればと思っています。よろしくお願いします」

●ペドロ ジュニオール選手
「ミナサン、コンニチハ。ずっと鹿島でプレーすることを夢見ていました。その夢を実現できて嬉しく思います。日本に来たときからその憧れがあって、それが実現に繋がりました。ここ数年、ヴィッセルで見せたパフォーマンス、あるいはそれ以上のパフォーマンスをアントラーズでもできればと思っています。また数多くのタイトルを手にできればと思っています」

●レオ シルバ選手
「ミナサン、コンニチハ。このアントラーズでプレーできることは非常に光栄に思っています。アントラーズというクラブから紹介されて嬉しく思っています。昨年度のJリーグチャンピオンとして多くの期待があると思います。自分がいままで見せてきたパフォーマンス、あるいはそれ以上のものをこのクラブにもたらして、日本に来てからいちばん良いシーズンと言えるような状況に、ピッチのなかで表現できればと思っていますし、タイトルを増やしていければと思っています」

●三竿雄斗選手
「湘南ベルマーレより加入することになりました。三竿です。まず、このようなすばらしいクラブに加入できるようになったことは光栄ですし、感謝しています。チームの目標だったり、タイトルを獲ることに自分の力を全部出して、チームに貢献したいと思いますので、みなさんよろしくお願いします」

●金森健志選手
「このたび、アビスパ福岡から完全移籍することになりました金森健志です。まずは、このすばらしい歴史のある鹿島アントラーズというクラブに入れたことを感謝して、その誇りを胸にプレーしていきたいと思います。そして、去年よりも必ず良い結果を残せるよう、自分の力をすべて出し切りたいと思うので、国内タイトルはもちろん、世界での戦い、ACL、クラブワールドカップすべてのタイトルを獲るために頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

●安部裕葵選手
「広島の瀬戸内高校から来ました安部裕葵です。チームとしてすべてのタイトルを獲るために、自分はすべての力を出そうと思っています。個人としては1年目から試合に出ることがいまのところの目標なので、少しでも早く試合に出て鹿島アントラーズの力になりたいと思います。よろしくお願いします。

●小田逸稀選手
「東福岡から来た小田逸稀です。このチームの一員になれたことをすごく光栄に思っています。チームの勝利のためにがんばるのでよろしくお願いします」


《質疑応答》

Q:すでにチームは始動してタイ遠征もありました。アントラーズの一員としてプレーした印象をお願いします。

●レアンドロ選手
「まだ数日というか日数が少ないんですけど、非常に強いチームで強いメンバーがいると思います。どの大会でもしっかり戦ってタイトルを狙えるメンバーがいるのではないかと思います」

●ペドロ ジュニオール選手
「アントラーズとは何度も対戦していて、よく知っているチームです。選手たちを見ても非常に質の高いメンバーがいます。今回、タイ遠征に行って、ピッチ内外でメンバーを見ることができました。非常に強いチームにすることができると思います。特に、我々新加入で即戦力として期待されている選手たちが、また新たな力を加えてアントラーズを強くすることができるのではないかと思っています」

●レオ シルバ選手
「新加入でクラブに入る際は、チームメイトの特徴を把握するのにすごく時間がかかるもののなのですが、ペドロが言ったように、我々は日本でプレーしていて、対戦もしています。チームメイトとなった仲間の特長は事前にわかっているので、サッカーの面では溶け込みやすいと思っています。もともと強かったチームに我々が加わって、もっと強くしないといけない義務があると思います。今後、いろんな大会がありますが、全員で力を合わせて、どんな大会でもタイトルを獲りにいくんだという強い気持ちをピッチで見せないといけないと思っています」

●金森健志選手
「自分も、鹿島の一員として初めてプレーしたんですけど、改めてこのチームでプレーしてすごくレベルが高い選手がたくさんいるなかで、いままで以上に良いパスも出てきますし、自分の良さを生かせる選手にならないといけないと思いますし、いままでいた選手とコミュニケーションを取って、自分の良さを出しつつ、鹿島が強くなっていけばいいと思います。もっともっとコミュニケーションを取って、自分から積極的にやっていきたいと思いました」

●三竿雄斗選手
「このチームの選手は一人ひとりがすごく個人のレベルが高くて、それは試合のなかでも感じたし、練習のなかでも感じました。自分がこのチームでポジションを奪うのは並大抵のことではないと思います。いままで以上に努力しないといけないと思いますけど、このチームには左利きのSBがいないので、自分のそういうアクセントだったり、勝つためのピースとしてうまくはまればいいかな、と思っています」

●安部裕葵選手
「この鹿島アントラーズで練習してみて、まわりのレベルがすごい高くて危機感もあり、やりがいも感じて練習していました。タイ遠征に行ったときは、そんな相手として練習していたチームメイトが、一緒のチームで試合するとなるとすごく安心感があって、すごい頼れたので、自分も試合に出るときはまわりの味方を安心させたり、心強いと思わせる選手になりたいと思いました」

●小田逸稀選手
「このチームでプレーして、プレーの質、スピード、強度がすごく高いと感じました。タイで同じチームとしてプレーして、自分を生かしてくれるのですごくプレーしやすいと感じて、自分もチームメイトを生かせるようにこれから頑張っていきたいと思います」


Q:アントラーズサポーターの印象、メッセージをお願いします。

●ペドロ ジュニオール選手
「非常に熱狂的なサポーターだったなというのが印象です。ホーム、アウェイ問わず必ず多くのサポーターが足を運んでいた印象もあります。今度は仲間として受け入れてもらっていままで以上に、アントラーズというクラブを励ましてくれたらと思います。どの大会もアントラーズにとっては重要な大会ですが、今年もまた週の半ばに重要な試合があるので、そういう試合に対しても熱狂的な応援や相手に威圧感を与えるような人数の方が、スタジアムに足を運んでもらって我々の手助けをしてくれればと思います。シーズンを通して、どの試合でも、どの大会でも全力を尽くしていきたいと思うので、声援をよろしくお願いします」

●レオ シルバ選手
「非常に良い印象を持っています。対戦時も非常にきれいだなと思っていました。今度は仲間となるわけなので、スタジアムを満員にしてもらえればなという強い気持ちを持っています。特に、昨年度のすばらしい結果を見れば、サポーターがいない、あるいは少ないということは絶対にあってはいけないと思います。あれだけの結果を出したクラブがサポートされてないということは良い意味ではとらえられません。我々のプライドを保つためにも多くのサポーターがスタジアムを満員にし、サポーターは選手に与える力が大きいということを認識していただきたい。我々はスタジアムがサポーターで埋まる状況でプレーする方が力が出ますし、励みにもなります。またサポーターを笑顔で帰したいという強い気持ちが働きます。多くのサポーターがスタジアムに足を運ぶことを願っています」

●金森健志選手
「自分は去年の1stステージに鹿島が優勝したときの対戦相手だったんですけど、そのときのスタジアムの雰囲気というか、選手とファン・サポーターのみなさんが一体になっているところを見てすごく良いクラブだなと思いました。自分も優勝して、ファンのみなさんと喜びを分かち合いたいと強く思うので、一日でも早くファン、サポーターのみなさんに認めてもらえるよう頑張りたいと思います」

●三竿雄斗選手
「鹿島アントラーズというのはすごく伝統のあるクラブで、日本でいちばんタイトルを獲っているチームで、選手やスタッフだけじゃなく、サポーターのみなさんもそういう伝統を引き継いで守っている印象はすごくあります。そういうチームに外部から自分が来て、信頼を得るには、なにたいていの努力では難しいと思うので、一日でも早く認めてもらえるようにやっていきたいと思っています」

●安部裕葵選手
「自分ができることはサポーターのみなさんを、プレーで、ピッチの上の振る舞いで感動させることだと思っているので、自分のプレーを見にぜひスタジアムに足を運んでもらえたらと思います」

●小田逸稀選手
「自分は華やかなプレーはできなくて、相手に負けない気持ちとか闘う気持ちを見せていけたらと思っているので、応援よろしくお願いします」

●クォン スンテ選手
「一日も早くフィールドで活躍して、サポーターの信頼を得て、みんなで優勝できるように頑張っていきたいと思っています」

●レアンドロ選手
「サポーターのみなさんにはスタジアムに足を運んでもらいたいというのが正直な気持ちです。我々選手と一緒にスタジアムで戦って、シーズン終了と共にタイトルの喜びを分かち合えればと思います」


Q:ACLで対戦したことがあると思いますが、アントラーズの印象をお願いします。

●クォン スンテ選手
「一人ひとりの能力が高くて、みんなが勝つためにどうすればいいのか考えながらプレーしていることを感じました。選手としてこういう良いチームは見たことがないので、そのなかで自分がプレーできることを嬉しく思っています」


Q:ペドロ選手にうかがいます。自分自身の売りがどういうもので、チームに新たにどんなものを与えられると思っていますか?具体的な目標などはありますか?

●ペドロ ジュニオール選手
「紹介された特長が自分の特長です。嘘偽りもないし、スピードとドリブル、そして決定力です。落ち着いてチャンスを決めることが自分の武器です。貢献する部分については、ヴィッセルではタイトルを獲れなかったので、ここでタイトルが獲れればというのがプラスαの部分になります。ただ、気持ちだけではなく、日々の練習が重要なのであって、どの選手も毎日の練習でもっとうまくなりたい、もっと決定力を高めたいという気持ちをもっていなければ成長はありません。また、試合で必要とされるとき、その技術が発揮できないので、努力を怠らず練習にしっかり取り組んでいきたいと思います」


Q:個人的な目標を教えてください。

●クォン スンテ選手
「チームの目標である優勝に貢献したいです。個人的なチャレンジとしては、鹿島アントラーズの守備力の強化です。今年度は最少失点数に抑えられるように、自分が率先して頑張って、守備で貢献できればと思っております」

●レアンドロ選手
「僕のチームの一員としての目標は、全タイトルを優勝することです。個人的には良いパフォーマンスをして、いつかまたブラジル代表に復帰できたらと思っています」

●ペドロ ジュニオール選手
「目標は全タイトルの獲得です。僕は、個人よりもチームが勝つことが重要だと思っています。いままでの日本サッカーでの僕の数字を見てもらえればそれが証明されていると思います。昨年度はチームメイトを得点王に導くことができました。アシストする状況であればそうしますし、自分が得点をしなければいけないときは決定力を上げて決める。ですから、日々の練習が非常に重要である。どの意識で練習に取り組むかによって、どのパフォーマンスがチームのために示せるかが正直に表れると思っています」

●レオ シルバ選手
「目標はクラブと変わらないです。みんなわかっているとおり優勝しか考えていません。ただ、僕は言葉で示すのではなく、姿勢で示していきたいと思います。数字とかどうこうというより、チームメイトのために汗をかいて、チームのために勝利をもたすという部分を日々の練習から努力し続けてやっていきたいです。自然体が一番であって、急に鹿島に来たからと言って、ああいうプレーをしたい、こういうプレーをしたい、ということは全く考えていないし、いままでやってきたことが評価されてここに呼ばれたので、いままでやってきたことの質をあげることは怠ってはいけないので、日々の練習で質や精度を高めていって、ピッチのなかで自分がやってきたことを自然にやっていく。良いパフォーマンスをしていれば自然と目立つようになるし、逆に目立って自分がなにかをしようというのは間違った判断です。自分がなにかをしようとするのではなく、チームが目立ってくれれば自然と自分が目立つような仕事を示せればと思います」

●金森健志選手
「個人的な目標としては、このカシマで全試合に出場すること、そしてタイトルを獲ることです。あとは鹿島の代表としてA代表に入ることです」

●三竿雄斗選手
「自分はいままで何ゴール、何アシストとかって目標を立ててきたんですけど、今年はそういうのを立てず、1日、1日のトレーニングをしっかり取り組んで、その前の準備やその後のケア、日頃の食事、居残りのトレーニングとかそういうところをしっかりやって、その結果試合に出させてもらうことができて、試合に出られたらチームの勝利のために自分のパフォーマンスをまず、というよりもチームが勝つためにプレーしたいという気持ちがあるので、そういうところをしっかりやりたいです」

●安部裕葵選手
「チームの目標としてはすべてのタイトルを獲るということで、個人的な目標もそれにかぶってくるんですけど、もちろん試合に出てチームが勝つことに自分の力を注がなきゃいけないので、まずメンバーの11人に入って、ピッチの上に立つことで、そうなって初めてチームに貢献できたと思うので、まずチームのなかで絶対にメンバーの11人に入ることがいまの目標です」

●小田逸稀選手
「個人的な目標としては1日でも早く試合に出ることで、その積み重ねとして1年目のうちにA契約になりたいと思っています。2020年の東京オリンピックのメンバーに入って、日本を優勝に導けるようになっていきたいと思います」


Q:クォン スンテ選手にお聞きします。現在、日本にほぼすべての韓国代表GKが揃ったと思います。その状況についてどう思っているのかと、他の選手からアドバイスがあれば教えてください。

●クォン スンテ選手
「特にアドバイスはもらっていません。自分やJリーグにいまいる選手が活躍することで、Jリーグ及びKリーグはもっと盛り上がり、サッカーの技術も向上していくと思うので、そのなかで自分たちがなにをどう頑張っていくかをプレーで示していきたいと思います」

以上
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