日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年4月4日火曜日
◇シジマールだけじゃない! 「現役復帰」を果たしたサッカー選手たち(サッカーキング)
3月31日に発表された、Jリーグの登録選手追加。
負傷者が続出しているJ3の藤枝MYFCでは、54歳のGKシジマールが新規登録され、大きな話題となった。
Jリーグにおける最年長出場記録は横浜FCのFW三浦知良が持つ「50歳27日」。今後、シジマールに出場の機会が訪れれば、その記録が更新されることになる。
臨時でのGK登録ということでやや例外的ではあるが、それでも引退した選手が現役復帰するというのは珍しい。そこで今回は、そうしたケースを5つご紹介する。
■ランドン・ドノヴァン
生年月日:1982/03/04(35歳)
国籍:アメリカ
ポジション:MF/FW
現役復帰した際の年齢:34歳(2016年)
アメリカ代表の英雄にして、ロサンゼルス・ギャラクシーの真のレジェンドであるドノヴァン。2014年シーズン、MLS(メジャーリーグサッカー)制覇という形で引退し、有終の美を飾ったが、2016年9月に突如現役復帰を発表。LAギャラクシーが用意した手の込んだ映像も話題となった。2年のブランクがありながらも、復帰後2戦目となるスポーティング・カンザスシティ戦でいきなりゴールを記録。2016シーズン限りで再度ユニフォームを脱いだ。
■フアン・セバスティアン・ベロン
生年月日:1975/03/09(42歳)
国籍:アルゼンチン/イタリア
ポジション:MF
現役復帰した際の年齢:38歳、41歳(2013年、2016年)
ラツィオやインテルで活躍した後、30代から再び輝きを取り戻したベロン。エストゥディアンテスで南米王者に輝き、自身も2008年から2年連続で南米最優秀選手賞に選出されている。2011年10月に惜しまれながら引退し、翌年にはエストゥディアンテスのスポーツディレクターに就任。しかし2013年に選手として復帰すると、昨年末にはチームの「会長兼選手」として再びユニフォームに袖を通した。引退と復帰を二度ずつ経験したという珍しいキャリアを持つ。
■アドリアン・ムトゥ
生年月日:1979/01/08(38歳)
国籍:ルーマニア
ポジション:FW
現役復帰した際の年齢:36歳(2015年)
類稀なる才能を持ちながら、ドーピング問題を重ねたお騒がせFW。その破天荒ぶりは代表チームでも健在で、2011年の合宿中に夜遊びが発覚し、2013年には代表監督の顔をMr.ビーンに入れ替えた写真をSNSに投稿したことで二度目の追放となった。2015年1月、母国のペトロルル・プロイェシュティで引退したものの、一年後にインディアン・スーパーリーグのプネ・シティで現役に復帰した。
■加藤竜二
生年月日:1969/12/24(47歳)
国籍:日本
ポジション:GK
現役復帰した際の年齢:44歳(2014年)
2014年、当時44歳の加藤竜二はロアッソ熊本でGKコーチを務めていた。しかし、開幕直後の4月に畑実と永井建成の2人が負傷離脱したことから、急遽選手登録され7年ぶりの現役復帰となった。結局、4月20日に行われた第8節のモンテディオ山形戦でベンチ入りを果たしたものの、出場機会は訪れず。チームがベガルタ仙台からシュミット・ダニエルを期限付きで獲得し、ユースから八木大政を2種登録したため、加藤は25日付けで抹消となりGKコーチに戻った。
■中山雅史
生年月日:1967/09/23 (49歳)
国籍:日本
ポジション:FW
現役復帰した際の年齢:47歳(2015年)
中山に対して引退という言葉を使うのは、ひょっとしたら失礼にあたるのかもしれない。なぜなら2012年にコンサドーレ札幌を退く際、中山自身は「第一線を退く」としただけで「引退」という言葉は使っていないからだ。それでも、その後はTVでの活躍が目立ち、日本代表戦では名コメンテーターぶりを随所で発揮している。しばらくプレー機会がなかったが、2015年にアスルクラロ沼津(当時JFL)への練習参加をきっかけに「第一線」に復帰。J3昇格となった今季はJリーグへの登録こそまだであるが、公式サイトの選手ページにはしっかりとその名が記されている。
(記事提供:Qoly)
https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20170403/571213.html?cx_cat=page1
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