日本代表FW大迫勇也の所属するケルンの開幕イベントが6日に行われ、多くのファンが駆け付けたようだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えている。
昨シーズンのブンデスリーガで5位に入り、ヨーロッパリーグ出場権を獲得して、25年ぶりに欧州の舞台への復帰を果たしたケルン。イベントにはおよそ5万人のファンが詰めかけ、サイン会や写真撮影には何千人もの人々が訪れた。
ケルン出身で、かつてシャルケでもプレーしていたドイツ人MFマルコ・へーガーは「これは他とは比べようがないくらい素晴らしいものだよね」と胸を張り、特に今夏加入の新戦力はその規模の大きさに度肝を抜かれたようだ。
一方で長年にわたりケルンで指揮官を務めてきたペーター・シュテーガー監督は「正直に言って特に驚くようなことではないさ。天気にも恵まれたし、チームを祝福するならいつするんだという条件が揃っているからね」と自信たっぷりにコメントした。
なおこのイベントでは、7月31日に行われたボローニャとのテストマッチで右足首じん帯を損傷して離脱中の大迫の姿は見受けられなかったが、昨シーズン公式戦32試合に出場して9得点を挙げるなど、主力として活躍しただけに多くのファンが復活を待ち望み、エールを送った。
ケルンは12日にレーラーTS(ドイツ5部)とのDFBポカール杯1回戦が控えている。
ケルンの開幕イベントに約5万人が集結、ケガで不在の大迫にも声援