J1ベガルタ仙台MF野沢拓也(36)が29日、次戦10月1日のホーム・浦和戦(午後2時、ユアスタ)へ意気込みを語った。
この日、仙台市内で行われた紅白戦では、1トップで積極的に攻め上がった。浦和戦は4月に敵地で0―7で敗れているだけに「アウェーで大敗して悔しい思いをしている」と振り返り、「浦和は力があり、スキのないチームですが、自分たちのサッカーをやれば勝てる。出た時には自分の持ち味を出して、勝つために頑張るだけ」と、リベンジへ決意を新たにした。
精度の高いキックを武器に、セットプレーのキッカーを務める。「チームとしてもセットプレーの質が上がって、得点に結び付いている。タマ(三田)もそうですし、梁もいるし、キッカーはたくさんいる。相手にとってはセットプレーが脅威になる」と、自信を見せた。
前節23日のアウェー・C大阪戦(4〇1)では、途中出場で3―1の後半45分に今季初ゴールとなるダメ押し弾。チーム最年長は、鹿島時代の2004年からJ1リーグ戦14年連続、通算70点目となったが「記録のためではなく、チームのためにやれることをやっていくだけ」と、浦和戦勝利に集中していた。
【仙台】14年連続ゴールの野沢、浦和戦へ「勝つために頑張るだけ」