アジア杯決勝 日本―カタール ( 2019年2月1日 )
追加招集から、決勝の先発へ。遠藤の負傷により、ボランチは塩谷のスタメンが濃厚。「このチームで優勝したい」と話す30歳が頂点へ導く。
昨年12月22日、クラブW杯決勝で得点を決め、レアル・マドリードから公式戦で得点した史上2人目の日本人となった。ボランチを組む柴崎は、16年の同大会決勝でレアルから得点した史上初の日本人。唯一無二のペアで攻略する。
今大会、塩谷は攻守に大車輪の活躍を見せてきた。得点を奪い、1点差の最終盤を締める“クローザー”も全う。準決勝では緊急登板で、負傷した遠藤の穴を見事に埋めた。決勝の会場はレアルから得点したザイード・スポーツシティ・スタジアム。巡り合わせにも恵まれている。レアル戦ではFKからヘディングを、今大会のウズベキスタン戦ではミドルを決めたばかり。堅守のカタールの堅い壁をこじ開けるにはどちらも有効だ。打倒カタールの鍵を、攻守で握る。
◆塩谷、遠藤負傷で先発へ 柴崎と“レアル弾コンビ”でWボランチ(スポニチ)