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<明治安田生命J1:鹿島1-0浦和>◇第30節◇1日◇カシマ
けが人が戻ってきた鹿島アントラーズは、別格の強さを見せつけた。
ともにハムストリング筋損傷で戦列を離れていたMF三竿、MFレオ・シルバのダブルボランチが先発復帰。ここ数試合停滞気味だった攻撃が回り始め、両サイドハーフとの見事な連係で幾度も好機をつくった。
後半途中まで得点こそ入らなかったものの、内容では圧倒。後半20分に同じく負傷明けのMFセルジーニョが入るとわずか7分後、持ち前の正確なシュートで試合を決めた。
昨夏鹿島に加入したセルジーニョは、この日のゴールで得点ランク4位タイに浮上。首位とは2ゴール差と、初の得点王が狙える位置にいる。しかし、クラブスタッフも「めっちゃいいやつ」と太鼓判を押す謙虚なブラジル人は「全員の合言葉は『タイトルを取ること』。その手助けとして得点王になれたらうれしいけど、タイトルへの気持ちが先行している」とリーグ制覇に照準を定めた。
◆鹿島セルジーニョV弾「合言葉はタイトルを取る」(ニッカン)