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ACLプレーオフ 鹿島0―1メルボルンV ( 2020年1月28日 カシマ )
4冠の夢が早くもついえた。鹿島は後半9分、昨季途中まで浦和でプレーしたFWナバウトのシュートがDF奈良に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。JクラブがACLプレーオフに参加するようになって以降、敗退は史上初の屈辱。ザーゴ監督は「2週間でチームをつくり上げるのはとても難しい」と準備期間の短さを嘆いた。
昨季最終戦は元日の天皇杯決勝。新シーズン初戦のACLはわずか27日後で、過密日程に苦しめられた。疲労を考慮し全選手がそろったのは16日になってからで、この日までに紅白戦は行えなかった。
新監督を招へいし、ボール保持率を高めて主導権を握る新たなスタイルの構築に着手している過程。新主将に就任したMF三竿は「これが今の自分たちの実力。目を背けてはいけないし、逃げずに最後に大きく成長した姿を見せたい」と雪辱を誓った。決して下を向くことなく、国内タイトルの奪還に力を注いでいく。
◆鹿島 ACLプレーオフ敗退…J初の屈辱にザーゴ新監督は過密日程“嘆き節”(スポニチ)