日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年2月23日日曜日

◆J1鹿島、23日広島と開幕戦 連係高め、タイトル奪取へ勝利誓う(茨城新聞)



犬飼智也 Tomoya.Inukai


明治安田J1第1節最終日は23日、各地で4試合が行われ、4年ぶりの優勝を狙う鹿島はエディオンスタジアム広島で広島とぶつかる。キックオフは午後2時。

16日のYBCルヴァン・カップ初戦で名古屋に0-1で敗れ、先月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフに続き公式戦2連敗となった。試合後、ザーゴ監督は「これまでのやり方を変えたり、疑心暗鬼になったりする必要はない」と強調。「やっていることの精度、連係を良くしていく」と話した。

新戦術の浸透を図る鹿島が開幕戦で戦うのは広島。城福体制3年目で成熟しているチームだ。昨季は総失点数がリーグ2番目に少なかった。その堅守を土台に、前線の外国人選手を起点とする切れ味鋭いカウンター攻撃を繰り出してくる。

ザーゴ監督は「広島はわれわれよりもはるかに完成度が高い」と警戒。「相手の完成度を想定し、自分たちの対応を練習してきた」と、今週は攻守において3バックの相手を想定した練習に徹した。

守備では前線から積極的にプレスをかける模様だ。名古屋戦ではやや連動性を欠く時間帯があり、犬飼は「全部(プレスに)行くのは不可能。それは後ろがしゃべりたい」と後方から守備を統率するつもりだ。

攻撃の練習では犬飼、関川の間に三竿が下りて3人でビルドアップを開始していた。今週は三竿の相方は名古が務めており、元日の天皇杯全日本選手権決勝で負傷交代して以来の復帰戦となる可能性がある。名古は「攻守で中心を担う」と頼もしく話す。

リーグ戦が開幕する。犬飼は「ACLを逃しているので、他のタイトル、とくにリーグは取らないといけない」と闘志を燃やし、白星発進を誓った。(藤谷俊介)

■鹿島・ザーゴ監督 まず先制点を

これまでの試合でもチャンスは多くつくれている。それを決め切ることが理想。とくに先制点を取ることができればもう少し落ち着いてゲーム運びができる。


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