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ジーコ氏が母国メディアで語った日本サッカー界「日本ではさほど重要視されていない」
Jリーグは現在、新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされているが、鹿島アントラーズでテクニカル・ディレクター(TD)を務めているジーコ氏は、母国メディアで日本サッカーについて言及。「日本では国内リーグの方がチャンピオンズリーグよりも価値がある」と取り上げている。
J1は2月21日〜23日に開幕戦を消化。鹿島は広島と対戦し、0-3で敗れていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、第2節以降のリーグ戦の中断が決定。再開予定は白紙となっていたが、Jリーグは7月に無観客試合での再開を検討中となっている。
現役時代は鹿島でプレーし、現在はTDを務めているジーコ氏は入国規制もあり、母国ブラジルに滞在しているが、スポーツ放送局「ESPN」ブラジル版は「ジーコによると、日本では国内リーグのほうがチャンピオンズリーグよりも価値がある」と見出しを打ち、母国のスーパースターのインタビューを敢行している。
記事では、「興味深いことに南米や欧州とは異なり、日本では国内リーグのほうが大陸のトーナメント、日本ならAFCチャンピオンズリーグ(ACL)よりも価値がある」と説明し、ジーコ氏のコメントを紹介している。
「欧州にとってのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、南米にとってのコパ・リベルタトーレスほど、日本では(ACLは)重要視されていない。経済的な面から見てもそうだ。例えば我々は(2018年に)ACLで優勝したが、記念のシャツさえ販売しなかった。もしJリーグを制すれば、あらゆるものを準備していただろう」
鹿島は全クラブ中最多となる8度のJリーグ制覇を達成しているが、2018年のACL優勝はクラブ初の偉業だった。それでも、ジーコ氏はJリーグのほうが日本国内での価値は高いと感じているようだ。
◆「日本では国内リーグのほうが…」 ジーコの“優先順位論”に海外注目「欧州や南米と異なり…」(FOOTBALLZONE)